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日常生活の些細なこと

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日常生活を送っていて、気になった事を書き記していきます。
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2025年1月の記事一覧

紳助のサルでもわかるニュース

紳助のサルでもわかるニュース

1994年3月、先輩プロデューサーの荻原武博さん(故人)と僕は緊張気味に、六本木の「全日空ホテル」の一階喫茶に向かっていた。

そこで待っていたのは島田紳助さん。

1994年3月に「EXテレビ」が終わって、次の新番組の打ち合わせだった。

僕たち2人は紳助さんに説明する「番組企画書」を3本持っており、喫茶コーナーで紳助さんを待った。

徐ろに現れ、僕たちの前に勢いよく座った島田紳助さんは僕たちの

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「ビーフン」と「バツァ」

「ビーフン」と「バツァ」

新橋駅前ビル1号館の2階にある台湾料理店で「ビーフン」が美味しい「東(あずま)」に行って来た。

「双極性障害」の病状がひどい時は、弁当やパンを買って来て、会社で食べる気力しか無かったが、昨日のランチは坂本九さんが足繁く通った「東興樓」、そして今日のランチは「東」に行けた。

嬉しい。

11:30に行ったが、すごい行列。人気を改めて思い知る。

ラッキーにも開店早々、席に着く事が出来た。

「蟹

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坂本九さんが愛した「鶏そば」

坂本九さんが愛した「鶏そば」

新橋と有楽町の間、旧電通通り沿いにある、北京料理「東興樓」にランチを食べに行って来た。

BSのある番組で、俳優の石倉三郎さんが恩師である歌手の坂本九さんとの想い出をたどる番組で出て来た中華料理店。

「アンコンビニエンス」が大切‼️

「アンコンビニエンス」が大切‼️

「マラソン」は何の為に42.195キロという途轍もなく長い距離を走るんだろう❓

「山」に人々は何故登るんだろう。あんなにシンドイのに。

もちろん「記録」や「達成感」もあるかも知れない。

でも、でも、「渇き」ではないか❓

「マラソン」にゴールして飲むビールや水の美味しさ。

「山」の頂きにたどり着いて食べるおにぎりやお菓子の美味しさ。

現代日本社会、どこに行っても「コンビニエンスストア(コ

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「007」の新作が公開されない理由

「007」の新作が公開されない理由

「007シリーズ」について書きたい。

原作者イアン・フレミングのところへ映画化権をもらいに来た男がいる。プロデューサーのアルバート・R・ブロッコリである。彼に原作者はこう言う。ハリー・サルツマンという男に映画化権は渡したので、彼と共同プロデューサーでやるならOKだと。

こうして、2人のプロデューサーにより、シリーズ第1作「007/ ドクターノオ」(1962)は生まれる。

2人のプロデューサー

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エキストラの反乱

エキストラの反乱

「エキストラが反乱を起こしています!すぐにスタジオに降りて来て下さい」

午前5時、スタジオの助監督からすがる様な電話がかかって来た。ドラマのスタッフルームにいた僕。

慌てて駆け降りると、スタジオでは大勢のエキストラが大騒ぎしていた。まず、その騒ぎを鎮める。

原因をよく聞くと、チーフ助監督の谷口和彦さんがこうエキストラに言ったとの事。

「もうすぐ朝が明けます。撮影が終わったら、皆さん電車で帰

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西田二郎は「ドリンクバー」

西田二郎は「ドリンクバー」

今日、西田二郎が会社に来た。二郎が会社に来る事が僕の喜び。

どれほど来ないのか(笑)

そうそう、西田二郎は「女性ファン」が多い。

2ヶ月に1回くらいの間隔で開かれる二郎主催の「Njカーニバル」でも女性の観客たちでいっぱい。彼女たちを2時間半、魅了する。

彼の発する言葉がまるで「貴重なお告げ」の如く、女性たちに崇められ、言葉が彼女たちを感化していくのだ。

でもでも、西田二郎の言っている事は

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「現代日本社会」を導く5人

「現代日本社会」を導く5人

今の世の中で気になる人物が5人いる。

1人目は一昨年亡くなられた脚本家の山田太一さん。
「家族」「弱者」をテレビドラマで生涯描き続けた。

現在、山田太一さんの一周忌にあたり、BSTBSで「岸辺のアルバム」「それぞれの秋」「沿線地図」三作品が立て続けに再放送されている。

それらのドラマは全く古びる事無く、僕の心に迫って来て、今の荒廃した日本社会に鋭い警鐘を鳴らしているのだ。

約50年前の作品

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TBS山本和夫さん

TBS山本和夫さん

山本和夫さんというディレクターがいた。故人。

TBSで、「東芝日曜劇場・石井ふく子プロデュース作品」の演出、「時間ですよ」のプロデューサー等を務めたドラマ界の大ベテランだった。

※ドラマデザイン社の山本和夫さんとは同姓同名の別人です。

大阪で「朝の連続ドラマ」をやっている時、フリーになった山本さんと出会った。50代半ば過ぎだっただろうか。

山本さんは当時、「女優を撮らせたら日本一」と言われ

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「1小節」が数えられなかったディレクター

「1小節」が数えられなかったディレクター

画面が突然「黄色い地球のマーク」になった。北海道から鹿児島まで放送している全国ネット生放送番組。

この年の夏、僕は「24時間テレビ」サブ回しのディレクターをやっていた。

「サブ回し」とは「中継車から送られて来た放送画面にスーパーテロップを出す事」「CMに入るボタン(このボタンを押すと、その番組を放送している全ての局にCMに入る情報が流れる)を押す事」が主な仕事だ。

番組は大阪野外音楽堂からの

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「男1人女2人」と「男2人女1人」

「男1人女2人」と「男2人女1人」

「女」は「惚れている男」「好きになった男」を中心に行動する。

どういう事かというと、「男2人、女1人」で「ごはん食べたり」「ドライブしたり」する場合、「女」は意識してか無意識かは分からないが、「好きな男」の気を惹こうとし、チャンスがあれば、「好きな男」と喋ろうと思う。

「好きでない男」は冷徹にほって置かれる訳である。

そこに「女の気遣い」は存在しない。

「男1人女2人」の場合はどうだろう。

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早稲田大学近くの定食屋

早稲田大学近くの定食屋

早稲田大学近くの、学生が入る格安定食屋で妻と「メンチカツ定食」と「納豆」と「瓶ビール」。

入って来るのは、男子大学生ばかり。
ごはん超大盛りにしている。

普段、こういう定食屋で節約して、女の子とデートする時は、お金を貯めて、高いレストランに行くんやろうなぁ〜。

女の子をこんな定食屋に連れて来たら、「デートに定食屋なんて信じられない‼️」と言われるかも。

デート(イメージ)

駿台予備校百万遍仮校舎の思い出

駿台予備校百万遍仮校舎の思い出

その夏、僕は京都・百万遍にあった駿台予備校の仮校舎に通っていた。

本校舎が建て直し中で、仮校舎はボーリング場を改装して、使っていたのだった。予備校に通うなら、駿台予備校か近畿予備校と言われた時代。

当時の僕は高3。阪急京都線の南茨木の自宅から電車とバスで通学していた。

予備校のフロアーにはいつも人がウヨウヨいた。女子高生も多かった。好みの子を見つけて、早めに行き、遠くから彼女を見つめていたが

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「情報」は自分で選ぶものだ‼️

「情報」は自分で選ぶものだ‼️

僕は本が好きだ。小学生の頃は転校生でいじめられていたから、「本の世界」に逃げ込んでいた。中学高校の頃は、往復2時間、電車通学する時間を読書に当てた。

小説を中心に様々な分野の本を読んだ。年間100冊に達していただろうか。10冊読んで、当たりは1〜2冊と言ったところ。
当たったら、その作家の他の作品を手当たり次第に読んだ。

吉川英治、司馬遼太郎、北杜夫、畑正憲、筒井康隆、エラリー・クィーン、都筑

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