坂本九さんが愛した「鶏そば」
新橋と有楽町の間、旧電通通り沿いにある、北京料理「東興樓」にランチを食べに行って来た。
石倉三郎さん
BSのある番組で、俳優の石倉三郎さんが恩師である歌手の坂本九さんとの想い出をたどる番組で出て来た中華料理店。
坂本九さんはここの「鶏そば」が大好きだったそうで、番組内でも石倉さんが美味そうに「鶏そば」を食べていた。
会社からも徒歩15分くらいの所にある店なので、今日、ちょっと遠出して行ってみた。
年配の中国人女性が1人でやっている。
11:40位に着いたが、まだ誰もいなかった。
「鶏そば」と「酢豚」を頼む。
おばさんの接客は素晴らしい。
お店は大スターの歌手・坂本九さんが常連であったとは思えないほど、地味で質素な佇まいのお店だった。
「鶏そば」は細麺に青菜が載っており、鶏のスープが出汁に良く出ていて、とてもとても美味かった。
スープの温度が熱々では無くて、冷め気味なのも何故か良かった。
酢豚も適度な量でめちゃくちゃ満足して、幸せな気分になり、会社に戻って来た。
3月いっぱいで汐留にある会社を退職するので、1人でも新橋・銀座界隈のよく通った料理店に行ってみようと思う。
結構、この辺りにも美味しいお店があり、そこにはそれぞれ様々な人々とその店に通った記憶があるのだ。
それもまた、ぼくにとって、貴重な財産と言えるかも知れない。