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芸人新聞まとめ

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芸人新聞に関する記事をまとめています。 新聞は毎年3月末〜4月初旬頃に出来上がります。
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記事一覧

10年分の「説明が必要な名言」を振り返る

10年分の「説明が必要な名言」を振り返る

中学生の頃に書き始めた「芸人新聞」。
毎年一年間のお笑いニュースを新聞風にまとめてきました。

2023年度版で14号目。
過去には新聞を元にZINEを作ったり
銀シャリさんのラジオで取り上げていただいたこともありました。

そんな自分の自分による自分のための新聞に、2013年から10年続く「説明が必要な名言」というコーナーがあります。
その名の通り、背景を説明しないと細かすぎて伝わらない名言を毎

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人生迷子を未来に導くM-1王者

人生迷子を未来に導くM-1王者

これは一年間のお笑いニュースをまとめた「芸人新聞」2023年度版の内容である。

前回取り上げていただいてから10カ月。
何か変わったかことがあったかと聞かれれば特にない。
世間では色々あるけれど、私、お笑いが好き。この気持ちも変わっていない。

ただその変わらない状況に至るまでには非常に多くの葛藤があった。
この番組に取り上げられた昨年8月から「私は何がやりたいの?」「どうしたいの?」と人生迷子

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芸人新聞2023〜揺れるお笑い界 時代が動く音がする〜

芸人新聞2023〜揺れるお笑い界 時代が動く音がする〜

毎年お笑いのことを自分の視点でまとめた新聞を作っています。
今年(2023年分)も書き終えました。

これは崩壊の不協和音か、革新のファンファーレか。
松ちゃん問題、吉本鎖国、相次ぐ解散…お笑い界に暗いニュースが立ち込めている。一方でこの地殻変動により新たな世界が開ける予感もある。
劇場に行けば、TVをつければ、ラジオを聴けば、今日も変わらず笑いが溢れる。私はどんなことがあってもただ真っ直ぐにお笑

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【芸人新聞で振り返る】サルゴリラKOC優勝記念回顧録

【芸人新聞で振り返る】サルゴリラKOC優勝記念回顧録

昨晩は全ジューシーズファンが泣いたのではないでしょうか。
苦節20年、サルゴリラがコント王者という怪物、いや魚になりました。

好きな芸人さんが解散することはあっても
8年を経てチャンピオンになることがあるなんて…。

Xのタイムラインは2010年代にタイムスリップしたかのようなコメントで溢れ、私も一気に∞ホール大好き高校生に戻りました。

そして、こういうとき手に取るのが2010年から書いてきた

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中3から書き続けた「芸人新聞」がラジオの企画になりました

中3から書き続けた「芸人新聞」がラジオの企画になりました

「芸人新聞を元にした企画を考えている」

銀シャリさんのポッドキャスト番組「銀シャリのおトぎばなし」から、そのようなご依頼をいただいた時、私の心臓はバクバクでとても冷静でいられる状況ではなかった。

お笑い好きな私が、一年間の芸人ニュースをまとめた新聞を書き始めたのが中学3年生の頃。12年前。
その後、新聞をnoteにひっそり上げていたら、銀シャリの橋本さんがたまたま見つけてくださって、同番組で触

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自作芸人新聞の偏愛見出し20選

自作芸人新聞の偏愛見出し20選

noteをやっている方は、過去のことをまとめたり振り返ったりするのが好きな方が多いのではないでしょうか。

私は大好きです。

小学生の頃「IQサプリ」というクイズ番組が好きで、専用のノートを用意して毎週問題を解きながら観ていました。

その後、テレビと会話し始めた私を、母がルミネtheよしもと(新宿にある吉本の劇場)に連れて行ってくれました。行く度にライブの感想をルーズリーフに書くようになりまし

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芸人新聞2022〜この賞レース主義をどう生きるか〜

芸人新聞2022〜この賞レース主義をどう生きるか〜

私の中で毎年恒例の自作芸人新聞。
今年(2022年分)も書き終えました。

令和五年、結成16年目以上の漫才トーナメント「THE SECOND」、芸歴5年目以内のネタバトル「UNDER5 AWARD」の開催が発表された。
M-1という巨大賞レースはエントリー数が7千組を超え、完全に年末の風物詩となった。その決勝に残るのは至難の業。
賞レースは細分化し、年中何かしらの戦いが起こっている。数ある賞レー

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芸人新聞2021〜今、中心はTOKYOに〜

芸人新聞2021〜今、中心はTOKYOに〜

毎年お笑いのことを自分の視点でまとめた新聞を作っています。
今年(2021年分)も書き終えました。

東京オリンピックがあった2021年。
賞レースの中心も東に寄ってきた。M-1でここまで地下から決勝に集まったことがかつてあったか。ファイナルステージの過半数が東京勢なんて何年振りだ?(’08以来)しかも漫才協会から王者が生まれ、空前の浅草師匠ブームも巻き起こった。
神保町漫才劇場も注目だ。
昨年大

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継続は力なり、その通り

継続は力なり、その通り

とてもうれしいことがありました。
中高の友人からZINEを買わせていただきますという連絡が来まして、
そこに「ほんと昔から好きな新聞だから」と書かれていたのです。

私は、一年分のお笑いニュースをまとめた新聞を中3から書き始め、当時仲の良かった友達に見せたりしていました。
あくまで自己満足で始めたことでしたが
友人たちは皆“面白い”と言ってくれました。

今思えばZINEを作ろうと思ったのも、そう

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「ワラジン」vol.1のご紹介

「ワラジン」vol.1のご紹介

この夏初めて作ったZINEの紹介をします。

タイトル通り
笑う人(お笑い好き)に楽しんでもらいたい
笑わせる人(芸人さん)をテーマにしたZINEです。

これまで書いてきた自作お笑い新聞を元に、
2010年〜2020年のお笑い界を振り返っています。

毎年勝手に選んできた「今年の男」を
勝手に並べて勝手に分析してみたり

エッセイっぽいことを書いてみたり

色々詰まっております。

イラストはZ

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「好き」は報われることがある

「好き」は報われることがある

はじめまして。しらはと申します。 

私はお笑いが好きです。 
その好きが高じて、毎年自分の中でのお笑いニュースをまとめた新聞を書いています。 
中学生の頃から始めてもう気づいたら10年以上そんなことを続けています。 

この度、その新聞を元に自分目線で2010年〜2020年のお笑い界を振り返るZINEを作りました。 
(ZINE:ジン。個人やグループが自由なテーマで作る小冊子) 

そして、これ

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