自作芸人新聞の偏愛見出し20選
noteをやっている方は、過去のことをまとめたり振り返ったりするのが好きな方が多いのではないでしょうか。
私は大好きです。
小学生の頃「IQサプリ」というクイズ番組が好きで、専用のノートを用意して毎週問題を解きながら観ていました。
その後、テレビと会話し始めた私を、母がルミネtheよしもと(新宿にある吉本の劇場)に連れて行ってくれました。行く度にライブの感想をルーズリーフに書くようになりました。
「毎日テレビ日記」と題してその日観たTV番組を記録した時期もありました。
また、「爆笑レッドシアター」というコント番組にハマった時は、これまた専用のノートを用意しコントの内容を書き記しました。
大学生になってからは日常の日記を書き始め、社会人に慣れた現在も続けています。
とにかく記録をするのが好きなのです。
そして振り返るのも好きなのです。
そんな私が中学3年から書き始めたのが「芸人新聞」(旧「芸人ちゃんニュース」)。
一年分のお笑いニュースをまとめた手書きの新聞のようなものを年に一回書いてきました。
10年分溜まった時、この新聞等をまとめたZINE(趣味で制作した冊子)も作りました。
新聞を書くとき、一年間で印象に残ったことを紙に羅列するのですが、出来事を書き出して見出しを考える作業がとても楽しいのです。
この作業がしたくて書いているようなものです。
今回は2010〜2022年の歴代349見出しの中から、思い出深い見出しを20個選びました。
当時の記事と、振り返ったコメントも載せてみます。
自己満足noteになりそうですが、お付き合いいただけたら幸いです。
1.河本染めた髪(2010)
とにかく当時の私は次長課長の河本さんの顔ファンで次長課長が大好きで。だから髪を染めたことがいちいち気になるどころか、年間の悲しかったニュース第2位になってしまったのです。若いです。
2.衝撃!バナナマン日村=タヌキ伝説(2011)
「笑っていいとも!」でアントニオ猪木に闘魂注入された日村さん。よろけた際、元いた場所に緑の葉っぱが落ちていて、周りが「タヌキ?」とざわつくも本人から特に否定はなかった。という出来事以来、私の中で日村さんはタヌキというか架空の動物のようなとても愛くるしい存在です。
3.週刊文笑(2011)
週刊誌風にまとめてます。
Hi-Hi岩崎さんがオールスター感謝祭のキャラクターに似てるということをどうしても書きたかったのだと思います。
そして私はパンサー向井さんのことをむーちゃんと呼ぶ青春時代を過ごしていたのだなと思います。
4.設楽統の勢いがノンストップ!(2012)
バナナマンが好きですよね。
ノンストップのフォントになるべく似せようとした跡が見えます。
設楽さん、10年前からTV出演本数ランキング1位だなんて凄いです。
5.千鳥ノブ「ノブ小池に改名しました」(2013)
大学受験の年だったのでテレビや劇場を我慢していた時期。よっぽど書くことがなかったのだろうと思います。
6.コカド「滑舌を良くする手術」失敗?!(2014)
2013年も大々的に書いてるのでお気づきかと思うのですが、ロッチのコカドさんがツボでして…。「コカドケンタロウ」というカタカナ表記が気になってしまうのです。
7.年末は衆議院解散禁止(2014)
THE MANZAIが選挙特番と重なるから衆議院は年末に解散しないでほしいという趣旨の記事ですが、今は選挙権もある大人なので、THE MANZAIを動かせばいいのではと冷静に思います。
そしてまたバナナマンを選んでいる。
8.「アメトーーク」がトーークしてない問題(2015)
この頃のアメトーークは「パクリたい-1」や「運動神経悪い芸人」などのビジュアル企画が増えて、トーク少なめの時期だったように思います。今はまたトークに回帰しているように感じます。
9.今年の漢字「米」(2016)
M-1は銀シャリ、キングオブコントはライスが制したところに、ピース綾部渡米という出来事が重なり、この年の漢字は「米」になりました。こんなに漢字一文字で表せる年はなかなかないので、この一回しかやっていません。
10.井上の人生が石田の人生ならば
ノンスタイルの人生は私の人生である(2016)
重い重い。
ノンスタは私をお笑いの深い沼へ誘った非常に大きな存在で、ファンであることも方々で言っているので、周囲からすごく心配されて…母から元気出してとマフラーをもらったり、とにかく色んな人に励ましてもらっていました。
今でも漫才を見られる度に幸せだと感じます。
11.深刻なシソンヌレギュラー化問題(2016)
当時毎週放送されていたNHKのコント番組「LIFE!」によく出ていたものの、レギュラーとは名言されていなかったシソンヌ。今やLIFEには欠かせない存在です。シーズン放送になった今でもじろうさんは皆勤賞。
12.フジのバラエティ滅ぼすなかれ(2017)
「めちゃイケ」と「とんねるずのみなさんのおかげでした」の終了が発表された年。「いいとも」も既に終わっていたので、フジテレビ大好きで育った自分にとって寂しい寂しい出来事でした。
現在はまた土8の遺伝子を継ぐ「新しいカギ」、若手発掘「深夜のハチミツ」などフジテレビ感のある番組を楽しく観ています。
13.平成生まれが賞レース席巻 さぁ時代はお笑い第7世代へ(2018)
「霜降り明星のだましうち」で「第7世代」という言葉が初めて出た時とてもワクワクしました。新聞もこれを大見出しで書きたいと思って、出来上がったのとほぼ同時に「ENGEIグランドスラム」が第7世代をガッツリ取り上げていて。あ、本当にそうなっていくんだろうなと思ったのを覚えています。
14.カウスボタンの域に達した劇場番長COWCOW(2018)
「ルミネtheよしもとに行ってみたい」と思っている方にはぜひCOWCOWのいる日をオススメしたいと思います。私も昔ルミネで観たCOWCOWに息できなくなるほど笑った思い出があります。
そして現在のCOWCOWはベテラン感+漫才楽しいと思わせてくれる素晴らしいステージで最高です。
15.#むかいの喋り方が生きづらい日々に刺さりまくる(2019)
「#むかいの喋り方」(CBCラジオ)は初回から隠れて聴いていて、確実に生活の支えになっているラジオです。怖いくらい自分の悩みや思ってることを面白く言語化してくれるのです。5年経とうとしている今もまだ刺さり続けています。
16.彼らは皇帝であり肯定だった(2020)
コウテイは解散してしまったけれど、この時のコウテイの無敵感は皇帝級でした(もっと上手いこと言いたい)。
17.大袈裟じゃなく霜降りと同じ時代に生まれて幸せだと思った朝5:00(2020)
「霜降り明星のオールナイトニッポン0」の神回と呼ばれる2時間ポケひみはリアルタイムで聴いていました。笑い続けて最後には涙が出る至高のラジオ体験でした。
18.史上最も泣けるM-1
史上最高と言われたキングオブコント 史上初!ABCの定説を崩す東京漫才
史上最も巻いたR-1(2021)
この年の賞レースは史上初や史上最高が多かったなかで、R-1は確実に史上最も巻いていました。
19.好きな芸人ランキング1位ニューヨークはさすがに嘘(2021)
左下にひっそり書いていますが、この年最初に書こうと思ったのがこの見出しでした。
20.好きな芸人ランキング2連続1位ニューヨークはさすがに本当にマジで嘘(2022)
今度は右下にひっそり書いてますが、この年まず最初に書こうと思ったのがこの見出しでした。
以上です。
中高生の頃に書いてるものはなかなか恥ずかしいものもありますが、イタさも拙さも全部自分だと開き直ってこのnoteを書いています。
同じように同時期のお笑いが好きな人でも全く違う見出しが出てくるんだろうなと思います。
もし何かにまとめてる方がいたら読んでみたい、なんて思ったりします。
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