10年分の「説明が必要な名言」を振り返る
中学生の頃に書き始めた「芸人新聞」。
毎年一年間のお笑いニュースを新聞風にまとめてきました。
2023年度版で14号目。
過去には新聞を元にZINEを作ったり
銀シャリさんのラジオで取り上げていただいたこともありました。
そんな自分の自分による自分のための新聞に、2013年から10年続く「説明が必要な名言」というコーナーがあります。
その名の通り、背景を説明しないと細かすぎて伝わらない名言を毎年4つ選出しています。
今回は10年間で選ばれた「説明が必要な名言」から特にお気に入りを一つずつ選び、記事と共に振り返りたいと思います。
当時の拙い説明もありますが、それもそのままに。
2013
説明
『出川と狩野』の街ブラロケにて、表札のお店でいろんな動物の形をした表札を見て、書いてある名前をレポートしてしまった狩野。
書いてあるのが全部「伊藤」と気づいたときの言い方が面白くて未だに思い出して笑ってしまいます。
2014
説明
『ミレニアムズ』にてザ・マンザイでの大吉先生の名言に反抗した言葉。あくまでハナワーンというキャラが言った冗談でございます、師匠!
大吉先生の「本当に面白い漫才師さんは劇場にいますんで皆さんぜひ劇場に足を運んでください」という素敵な言葉に対して、浅草の師匠を近くで見ている塙さんならではのお言葉。
ミレニアムズ今こそ見たい。(2000年デビュー組:オードリー、ナイツ、山ちゃん、ウーマン、流れ星の番組)
2015
説明
室内でツバを吐いていたという天然エピソードの真相を問われてこの答え。ゲームに集中しすぎてここは外やと勘違いした…レベル高い。
陣内さんがめちゃくちゃ天然だという事実はいつも忘れた頃にやってくる。
2016
説明
『向上委員会』にて。「芸人は幸せだとおもしろくない」と主張する中岡さん。お笑い怪獣が独りの家で排水口と話してると聞くと「ほら、めっちゃ不幸やん、おもろ~」
これ笑いの真意みたいでいい言葉です。
ご本人に面と向かってはっきり言う中岡さん。
2017
説明
日テレ恒例特番『誰も知らない明石家さんま』より、Q.弔辞を読んでもらいたい人は?という質問への答え。ファンへの神対応のところも素晴らしかったです。
そんな”不幸”なさんまさんの名言。
これは説明いらないですね。
2018
説明
M-1ファイナリスト発表会見にて、ラストイヤー武智の熱すぎる言葉。本当に熱い男です。熱いが故…ですね。この会見は和牛水田さんも漫才メンヘラ爆発してたし最高だったなぁ。
M-1メンヘラおじさん、Mおじの超名言。
私もM-1のある時代に生まれて良かったなぁ。
2019
説明
フジの平成→令和特番で司会をしたタモリさん。「まぁ私にとって平成といえばいいともでしたね」と振り返った上で、こう言い切った姿が素敵でなんだかほっとしました。
「んなこたぁない」の「ぁ」が入ってた。
いいシーンでした。
2020
説明
『和牛のモーモーラジオ』にて、♪いったいこのままいつまで1人でいるつもりだろう…という歌詞が思わぬ角度で刺さっていることを告白した小田さん。あいみょん凄い。
後に『ラヴィット!』でおだみょんとして歌ったり、『あいみょんのオールナイトニッポンGOLD』でご本人が一緒に歌ってくれる姿を見てロングコートダディ堂前さんが泣いちゃったり、思わぬ展開を見せました。
2021
説明
『向上委員会』にて前回フジモンと共演した際トラウマができてしまったと言うやす子。今回も執拗に絡んでくるフジモンに対して、元自衛官ゆえにこの一言。銃なくてよかった。
これは銃なくてよかったに尽きます。
文字にすると強い言葉ですが、言い方はタラちゃんみたいな柔らかさでした。
2022
説明
『向上委員会』にて誰も理解できない体験を語るマイルドさん。ちゃんと前置きしてくれてるけど分かんない分かんない!頭蓋骨の歪みって何?それを治したらどうなるの?大丈夫なやつなの?!
これなんか好きなんです。
マイルドさんがすごい正論みたいな感じで言ってて面白かったんです。
2023
『ナイツ ザ・ラジオショー』にて代打で出たともしげと井口。ともしげがメールアドレスなど全てを読み間違え、「ハロー神奈川」を「ハローケイスケ」と言っていた。CM明けから原稿読みは全て井口に。
銀シャリのオールナイトニッポンポッドキャストでも「こんなん明日にでも言えるで」と言われていた迷言。それまでずーっと噛み続けててポロッと「ハローケイスケ」が出たのがこの日の噛みの集大成みたいで笑ってしまったのでした。
振り返ると名言と言ってよいのか分からないものも多々ありますが、どれもよく覚えているものばかりです。
自分のために残しておきたい言葉たち。
これからも続けていきたいコーナーです。
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