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心とカラダの 不健康記

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持病:気分変調性障害・アトピー性皮膚炎(ハウスダスト&カビアレルギー)/主な診療科、施療院:心療内科、皮膚科
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#気分変調性障害

お久しぶりです。
仕事の負担が思ったより重くて
終わったら寝込んでしまいました。
ドクターストップがかかったので
仕事は当面はおやすみです。
(携帯代くらいは稼いでたのに。無念)

というわけで、
しばらく更新できないかもしれません。
#うつ #気分変調症 #気分変調性障害

日々のおくすり(服薬ミス編 その2)

服薬ミス編 その1の続きです。

同じ薬を長期にわたって処方されるとうっかり飲み忘れたりなどして、薬が残ってしまうことがあるのは前回話したとおりです。

その残した薬を医師の指示どおりに手元に残していった結果、「受診一回に処方していただく分量まで残ってしまった」ことがあります。受診時に相談した結果、「一回処方を休み、手元の薬を服用する」ことになりました。

ところが、その次の受診の際に処方薬は前回

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日々のおくすり(服薬ミス編 その1)

慢性疾患になると、同じ薬を長期にわたって処方されることも多くなります。多くの薬には、毎食後、毎朝、毎晩などと、服薬の指示があるかと思います。

ところが、うつ病や気分変調性障害の人は生活リズムが乱れがちな人が多くいらっしゃると思います。昼まで寝てしまう、食欲がない、ベッドから出られないなどなどの都合で、飲む予定の薬を飲みそびれた、ということもあるかもしれません。あるいは、疲労感のなかで飲んだか飲み

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日々のおくすり(???編)

先生にもちゃんと説明してもらっているんですが、このお薬はどうして処方されてるのかな、と思うこともあります。

例えば、「こころの波を穏やかにするくすりです」と紹介されて、後で検索してみたら「二型双極性障害(いわゆる躁うつ病)に処方されることが多い薬」だったりして、あれっと思ったことがあります。私は気分変調性障害と診断書をもらっているので、双極性障害という言葉が出てきたことにびっくりしてしまって、躁

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おくすりは効いている!

相変わらず、過眠になったり不眠になったりです。気分の波もあって調子が良くなったり悪くなったりで、不安を感じることも多いです。

でも、ふと気がついたら「希死念慮」からは自由になっていたんです。3週間ごとの診察・問診ではいまいち手応えを感じていなかったのに、ちょっと長いスパンで見たら気がついたことでした。病院にかかるようになってから、「希死念慮」に飲み込まれることが決して少なくなかったので大きな違い

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嬉しいことも、悲しいことも

悲しいことがあれば、落ち込むのは当たり前。でも、嬉しいことがあっても落ち込むことがあるのが鬱病。よく昇進鬱なんていう例があげられますが。

私は、気分変調性障害と診断されているのでそれがあてはまるかは分かりませんが、実感としてはよく当てはまります。なんだか思い当たることもないのにやけに調子が悪いなあという時、会いたい人に会う予定が入ってたなんてこともあります。逆に絶不調だったのに、行きたかったライ

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重篤かつ継続

(今回はお仕事の話のバックグラウンド、私の病気の話です)

その手帳を受け取った時、とても不思議な気持ちになりました。その手帳とは、「自立支援医療 自己負担上限額管理表」という手帳でした。
その頃の私は、心療内科に通院しながらどうにかまだ会社員として働いていたのです。
医師から運動療法を勧められた私は、運動療法の受付で「自立支援医療の適応になるかもしれないので、先生に確認してみてはいかかですか」と

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眠れない夜

鬱病などの症状でも不眠はお馴染みですが、気分変調性障害でも不眠、あるいは過眠が症状としてよく現れるそうだ。

多分に漏れず私も睡眠障害に悩まされている。最近は昼間活動的になってきている比較的調子の良い日に一睡も出来ないことが多い。まるで遠足を前にした子どものように「明日」が気になって眠れなくなってしまう。明日のことは明日考えればよいと頭では分かっている。睡眠薬もしっかりと飲んでいる。我慢して30分

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日々のおくすり(薬局編)

産まれたときからアトピー性皮膚炎があったため、処方箋薬局とは長い付き合いである。アトピー性皮膚炎は軟膏を混ぜ合わせたものを処方されることが多いので、待たされる時間は長めである。でも、昔から薬剤師さんがテキパキと働いている姿を眺めている時間が嫌いではなかったりする。高圧的な皮膚科の医師に比べて薬剤師さんは優しく説明してくれたからかもしれない。心療内科には高圧的な人はいないけれども問診には相変わらず緊

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「大丈夫」ですか?

気分変調性障害は「否認の病」と呼ばれるらしい。本人が精神疾患であることをなかなか認めたがらないからである。しかも、気分変調性障害は一般に発症年齢が若い。発症が早いために抑うつ感を感じていても、自分の性格だろうと思い込んでしまう。

ところで、気軽な軽口として「大丈夫?」「無理してない?」と声をかけることがよくあるはずである。子ども時代から職場までよくある光景である。しかし、この病気の患者は気軽な軽

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拒食気味だったころ

気分変調性障害は、症状に過食・拒食、過眠・不眠などがあります。真逆なので不思議に思われるかもしれませんが、どれも気分変調性障害の症状です。

私は最近では太ってしまったので、すっかり忘れていたのですが、たまたま下書きを見てびっくり。拒食気味の時期があったようです。

以下、下書きより。

食欲が無い。
空腹も感じない…。
もう午後3時だけど、朝から全然動けない…。
………。
とりあえず、炭水化物だ

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日々のおくすり(問診編)

日々のおくすり(問診編)

お薬をもらうためには医師による処方箋が必要でありそれをいただくためには受診が必要となる。病気で寝込んでいることも多い私としては通院がなかなか難儀である。とはいえ、薬を切らすわけにもいかず、つらくても重い腰を上げて診療所に向かうことになる。

診察時には問診を受けることになるのだが、私は問診が苦手だ。診察は2〜3週ごとであるから、その間の体調を報告するのだが、正直、先週・先々週のことはあまり覚えてい

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日々のおくすり(処方薬編)

日々のおくすり(処方薬編)

精神科を受診するようになってから随分経つ。
その間、薬の処方は新しい薬が追加されたり、または量を増減されたり、薬を別の薬に切り替えされたりしてきた。もっとも一番多いのは「様子をみましょう」ということで、前回と同じ処方に落ちつくパターンであった。その積み重ねの結果、診療所にかかりはじめた頃に比べると薬の種類は増え、量も増えた。現在では、精神科の処方で8種類(と低用量ピル)を1日に飲んでいる。今新しく

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