本を読むというより、言葉をさがしている
本を読んでいると、途中で「この本はnoteにUPできないかもしれない」と思いながら読んでいることがあります。
noteにUPできていない本は、結構あるのですが、読んだ本すべてをnoteに書くことは自分には難しいんです。
どうしても読むのが難解であったり、言葉・文体が合わなかったり、読後感が良くなかった本はUPできていません。(なので逆もしかり。ご紹介した本がみなさんに合わなかったりすることもあるのだと思います)
また、内容が圧倒的すぎて、どのように解釈していいのかまったくわからず、言葉が追いつかない本もあります。書き出しからまったく手が出ないのです。
上記のようなわけで、最近は読んだ本をUPできてない状況で、なかなか更新が進んでいないんです。
noteへUPすることとして考えている本は、まず自分が読んでよかったと感じることが一番で、あとは、この先考えないといけないことがある、記憶に留めたい言葉がある、本の中の言葉や内容や文体が伝わってきて、noteを読んでいただいた方に気持ちを伝えたい本であるということなんです。読んだ本の中でも考えた末に今回はUPしないでおこうと、下書きにしているものもあります。
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本屋に行って本を眺めていると「どんなに時間があっても、この量は読めないだろうな」って、考えながら本を見ています。
残りの人生で、この本屋にある本をどれだけ読むことができるのだろう?
どれだけ本と出逢うことができるのだろう?
そんなことを考えながら本を見ています。
本屋で本を見ているときに感じるのですが、本の内容や、あらすじや、タイトルとか見ていると、何か僕は言葉をさがしていたり、言葉を追い求めているのですね。
本の中の言葉を採りあげ、その言葉に勇気づけられたり、考えたり、日常に活かしたり、そして、noteにUPしてみなさんといっしょに考えたりしたいのかなぁって思ったんです。
物語やストーリーの中にも、やはり、言葉を求めています。
言葉は、予想以上に心を慰めてくれたり、力をあたえてくれます。
本当に辛いときには、本を読んでいても辛いことばかり考えてしまって読むことに集中できませんが、ちょっと心に隙間ができたときに、本を読むというよりは言葉をさがそうと読んでみると、そのときの気持ちの局面に応じた素適な言葉に出逢えることがあります。
その言葉にずっと励ましてもらい、人生を変える1冊になることがあるのです。