公的介護保険制度のしくみ
公的介護保険制度で
利用できるサービスのことを
介護サービスといいます。
介護保険の対象となる人
40歳以上の人は
公的介護保険に加入して
介護サービスを受けることができます。
公的介護保険の加入者は
年齢によって
第1号被保険者と
第2号被保険者に分けられ
それぞれ保険料の決定方法や納め方
サービスを利用できる条件が異なります。
介護サービスの利用料と自己負担
公的医療保険制度を利用して
介護サービスを利用する場合
1ヵ月あたり一定の限度額までは
利用料の一部だけで
サービスを受けることができます。
限度額は要介護度によって決まります。
公的介護保険の利用手続き
申請からサービス利用まで
公的介護保険のサービスを
利用するための申請から
サービス利用に至るまで
次のような段階を踏む必要があります。
ケアプランの作成とサービスの利用
公的介護保険のサービスの
利用の仕方について
自宅や高齢者住宅で
サービスを利用する場合と
介護付き施設等で
サービスを利用する場合の
2通りあります。
受けられる介護サービスの種類
公的介護保険で受けられる
サービスの種類について確認しておきます。
介護を受けるときに
どこに住んでいるかによって
受けられる介護サービスの内容は異なります。
▢ 居住サービス
介護サービスのうち
自宅や高齢者住宅に住みながら
受けるものを居宅サービスといいます。
居住サービスには
自宅に訪問してもらって受けるサービスと
介護事業所や施設に通って受けるサービスがあり
それらを組みあわせて
利用することもできます。
▢ 地域密着型サービス
地域密着型サービスとは
住み慣れた地域での生活を続けるために
住んでいる地域で提供される
地域の特性に応じたサービスのことです。
住んでいる地域によって
利用できるサービスは異なり
他の地域の住民は利用できません。
▢ 施設サービス
公的介護保険で
受けられるサービスの中には
介護保険施設に入所して
受ける施設サービスもあります。
介護保険施設には以下の種類があり
どの施設を利用するかは
利用者の状況や希望に応じて選択します。
自宅で介護を受けて暮らす
自治体や民間のサービスを利用する
介護保険のサービスとは別に
各自治体や民間企業が
高齢者向けに様々な
サービスを提供しています。
自分が住んでいる自治体には
どんなサービスがあるか
また民間のサービスには
どのようなものがあるか
確認して有効に利用しましょう。
デイサービス・ショートステイの利用
少ない人数で家族の介護をしている場合や
働きながら家族の介護をしている場合には
デイサービス(通所介護)や
ショートステイ(短期入所生活介護)を
利用することで
介護する人の負担を
減らすことができます。
▢ デイサービス
介護保険施設や事業所へ
送迎付きで通い
他の要介護者と一緒に
食事やレクリエーション等を
楽しむ介護サービスのこと。
▢ ショートステイ
介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)や
介護老人保健施設(老人保健施設)などに
短期間宿泊して生活する介護サービスのこと。
▢ レスバイトケア
自宅で介護する人が介護から
しばらく離れて休息したり
好きなことをしたりして
リフレッシュすること。
医療・介護の自己負担を減らす制度
公的医療保険と公的介護保険を
同時に利用している人は
少なくありません。
それらにかかる費用の
自己負担を減らす方法についてです。
高額医療・高額介護合算療養費制度
この制度を利用する上での世帯とは
同じ公的医療保険制度に
加入している人の世帯単位を
意味します。
まとめ
以上が公的介護保険制度の概要です。
細かい範囲で
受けとることのできるサービスなどは
各種様々に存在します。
ただし
各個人で
ケースバイケースで
該当する場合が多いのが
この制度の特徴でもあります。
必要な場面で対応するべき準備として
事前に取得すべき内容の基本事項として
【終活】の事前シミュレーションの一環として
ご理解いただければと思います。
【️終活アドバイザーつよし】
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