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『人生』は【物語】であり「生きかた」とは ≪物語のジャンルを決める≫ こと。そして「生きる」とは『物語を紡ぐ』ことなのです。
「ウチで一緒にご飯食べていかれませんか?」
最近『終活』のご指導をさせていただいている方に
頻繁にいただけるお誘いです。
最初の頃はほとんど全部お断りしていたんです。
お金をいただいていている立場として
人生の少し突っ込んだお話もさせていただくなかで
食事までご一緒させていただくことは
なにか違うなぁという思いが強く
「やってはいけないこと」という理解のもと
非常にありがたいお誘いなのですが
なにかと理由をつけて避けて通ってきました。
でもあるとき思ったんです。
たとえば
会社の飲み会で上司が
かつての自慢話を披露したりすることは
「いつまでも過去の栄光に縛られて
それを超える現在を作れていないんだなぁ」
と思っていましたし
今でもそう思っています。
だけどなんらかの理由で
その想い出に
浸りたくなるときがあるんですよね。
お酒も入ってますし。
またそれとは別に
たとえば
中学高校時代の友人と
久し振りにあったときなどに
みんなで居酒屋とかに集まって
その当時の想い出話で盛り上がるなんてことは
誰しもが経験されていることでしょう。
僕の『終活』のコンセプトは
『想い出』を整理し
その『想い出』が
今の自分の「生きかた」に
どのような影響を与えているのか
これから
どのような「生きかた」をするべきなのかを
導くために検討する資料として
お話を聴かせていただくところから始まります。
なかなか自発的に
「過去を振り返る」ということは
しんどいことでもありますので
僕と話をさせていただく
『終活』を機会に
自分の「生きかた」を
紐解いていくことで
客観的に見た新しい自分を発見することが
ひとつの「喜び」となることがあります。
想い出話に花が咲く
ということは
過去の経験を振り返り
それを共有することで
自己理解を深め
人生の意味を見出すことができます。
また
家族や友人との絆を強化し
世代間の繋がりを築く手段ともなります。
たとえば
これは実際にあった話なのですが
ある高齢者が若い頃に経験した旅行の話を
孫に語ることで
孫は祖父母の若かった頃の
冒険や価値観を知る機会を得ることができ
同じ場所を一緒に訪れ
「想い」を共有する時間を
過ごすこともありました。
このような交流は
家族のみならず
様々な歴史や伝統を
次世代に伝えることにも一役を担います。
『終活』は人生の終わりのための
準備としての側面も
大切な役割がありますが
それよりも
まだまだ続く
「生きる」日々のための
「人生の設計図」を
創ることであったり
明日からの「生きかた」を
見直すことの方が
大事なことだと考えています。
さらに
想い出話は
精神的な健康にも
良い影響を与えることが知られています。
過去のポジティブな経験を振り返ることで
幸福感を感じ
現在の生活にも
前向きな影響をもたらすことができます。
ネガティブな記憶であれば
それを覆すほどの
良い想い出を創る活力にもなり
悪い想い出から未来を切り開くことで
悪い想い出が良い想い出へと変化を遂げ
ココロの傷が消えてしまうこともあります。
そして
「想い出」を整理し
カタチとして遺すことは
遺される家族にとっても
故人を偲ぶ大切な記憶となります。
もちろん
僕が『終活』を指導させていただいている
お客様の『想い出』には
僕はいません。
そのため
すべてのお話に
100%共感することは
難しいことではありますが
人生の物語を聴かせていただくことは
聴かせていただいている側にとっては
大きな「学び」にもなります。
そして
僕に『想い出』を話しているということが
のちのちにその方の『想い出』になります。
ご飯を食べながら
少しお酒もいただきながら
目を輝かせて
『想い出』を語り
将来への希望を語られる姿は
「やっててよかったなぁ」
とココロから思います。
まぁあまり言葉にしたくないことや
考えたくないことも
考えないといけないので
イイことばかりではないとは思いますが...。
誰にも代えがたい
貴重な物語を語っていただき
それを聴かせていただくことで
物語の加筆・修正
添削作業をすることが
僕の役割です。
それでも
あくまでも
物語の主人公は
「ご本人様」であり
人生の物語というものは
その瞬間瞬間に織り成される
一つ一つの記憶や『想い出』から
成り立っていることを
覚えておいてください。
僕たちが過ごす日々は
未来への小さな足跡となり
やがて
大きな「人生の設計図」を
描き出します。
『終活』は
その設計図を見つめ直し
新たな「生きかた」の一歩を踏み出すための
とんでもなく重要で貴重な機会です。
「人生」という大きなステージの上で
最後の最期まで輝き続けていて欲しい。
そのために
ご飯をいただきながらお話をする時間も
僕にとっては貴重な時間となっています。
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