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「私たちは完璧ではないからこそ、助けあう。」~夜明けのすべて~
■今、感じていること
私たちが目にしているものは、果たしてそれがすべてなのだろうか。人は誰しも何かを抱えて生きている。私自身もその一人である。
noteの世界での自分。Instagramの世界での自分。Xの世界での自分。家族の中での自分。会社の中での自分。友達の中での自分。
これらはすべて本当の自分であり、それぞれの場面で無意識に使い分けられている。特に、誰かから見た自分と自分の内側まで知っている自分には、必ず違いがあるのは当然だ。
私たちは目に見えない感情というものを持っている。心の中の感情はずっと変化している。そして、残念ながら相手から自分の感情を100%理解してもらうことは難しいものなのだ。
常に感情というものは動き続けている。相手から理解されることは難しいし、自分自身も理解することは難しい。
自分の心にスポットライトを当てて、自分との対話を定期的にする時間が必要なのだろう。
前置きが長くなったが、先日見てきたこの映画について感じたことを書いていきたい。
※ネタバレする可能性あり
■映画を視聴して
PMSを抱えた女性とパニック障害を抱えた男性のストーリーである。他にも作品中には過去に何かがあって、心の中に傷を抱えて生きている人が登場する作品。
もし、今、心の中に何かを抱えてこんでいる人は、ぜひ見に行ってもらいたい作品だ。
この作品を見て、自分自身が一番感じたことは、人は誰しも何かを抱え、弱い生き物であり、助け合うことができると感じた。
目に見えない形のない心をコントロールすることは難しく、自分の心であるのに自分自身ではどうしようもできないことが起きてしまう。、
自分ではコントロールすることができなくても、誰か周りの人がサポートすることはできるし、「すべてを自分一人の力で解決しなくていい」と感じさせられた。
心があったまる作品であり、目に見えるものだけで判断せずに、生きていきたいと鑑賞後は強く感じた。
■改めて今、伝えたい想い
先日、映画を見た後にこちらのポッドキャストを聞いて、たくさん湧きあがってくるものがあった。
メンタルヘルスという心の病は、非常に厄介なものである。何が厄介かというと、擦り傷のように目に見えない傷であり、自分の心の傷を周りに伝えにくいところである。
私自身もここ数年、メンタルダウンすることがたびたびあった。
「なんで自分はこんなことになったのだろう」
「自分はメンタルが弱い」
「いつになれば治るのだろう」
「自分は何もすることができないし、価値がない」「周りの人はすごい人ばかり」
「人生が終わってしまった」
といったように、当時の自分はいろんな感情に苦しんでいた。一度なってしまえば、何か「あなたの人生は終わりだ」という烙印を押されるような感覚がある。
誰しもがいつなるかわからないことであり、いつなってしまってもおかしくない。私たちはよりメンタルヘルスに注目をし、心の病を抱えた人にとっても生きやすい世界になれば嬉しい。
そして、心の病を患わないためにも、今ある環境を改めて見つめなおし、サスティナブルに持続可能に生きていける世界観になってくれることを心から願っている。
本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!!!
【今日の格言】
その辛さや苦しみはいつかきっと、
幸せになってあなたの元に戻ってくる。
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