Shin

趣味で小説を書かせています。 よかったらみていってください。 コメントやフォローなど気軽にいただけると嬉しいです。 よろしくお願いします😎

Shin

趣味で小説を書かせています。 よかったらみていってください。 コメントやフォローなど気軽にいただけると嬉しいです。 よろしくお願いします😎

最近の記事

《2人の放課後》第7話: 嫉妬と誤解

外の空気はますます冷たくなり、 季節は冬へと移り変わっていた。 そんな中、夏樹の心もまた、 これまでに感じたことのない冷たさを感じ始めていた。 颯太が遥に対して抱く感情が、 夏樹にとって予想以上に重くのしかかっていたからだ。 授業中、夏樹は何度も颯太と遥の方に目をやった。 二人が笑顔で話している姿を見ていると、 胸の中で言いようのない不安が湧き上がってくる。 遥は颯太のことをどう思っているのだろう。 そんな想いが夏樹の心を揺さぶっていた。 放課後、夏樹はいつものよう

    • 《2人の放課後》第6話: 三角関係の始まり

      (ありがとう夏樹くん、 君のその優しさに本当に救われた。 ずっと辛かった。 あの日君に話せて、 今こうして君と仲良くなれて。 本当に嬉しいよ。) 秋の終わりが近づくにつれて、 学校の風景は少しずつ変わり始めていた。 校庭の木々も色づき、 落ち葉が風に舞う季節。 放課後、夏樹は遥と話す時間は日に日に増え、夏樹と遥の関係は着実に深まっていった。 あの話をした少し後で 遥の両親は離婚したみたいだ。 その話を聞いてからというもの、 遥は辛い表情をしてる感じはない。 むしろ

      • 《2人の放課後》第5話: 秘密の共有

        次の日、学校に向かう途中、 夏樹は昨日の出来事を何度も思い返していた。 遥が自分に家庭の事情を打ち明けてくれたことは、彼にとって大きな出来事だった。 あれほど皆に明るい顔を見せていた彼女が、 そんな苦しみを抱えていたなんて、 今まで気づかなかった。 自分が彼女にとって信頼できる存在になれたことが、嬉しく感じた。 しかし、同時に戸惑いもあった。 自分が本当に彼女の支えになれるのかという不安だ。 何をしてあげられるのだろう? どうやって彼女を支えられることができるのか

        • 《2人の放課後》第4話: 少しずつ近づく距離

          翌週、放課後の教室で、 夏樹はまた一人で座っていた。 窓の外では、夕焼けが校庭を染め、 秋の涼しい風が吹き込んでくる。 颯太はサッカー部の練習で、 他のクラスメイトたちも次々と教室を後にしていった。 すると教室の扉が開く音がして、 夏樹は空いた扉の方を見ると、遥だった。 彼女は微笑みながら夏樹の方に歩み寄ってきた。 「ねえ、夏樹君、今日もお話してもいい?」  「うん。もちろんだよ。」 遥は夏樹の隣の席に座り、 しばらくの間、下を見つめていた。 いつもと雰囲気が違

          《2人の放課後》第3話: 運命の放課後

          翌日、夏樹はいつもより少し早く学校に向かった。 昨夜は、遥との会話が何度も頭の中を巡り、 なかなか寝つけなかった。 彼女の泣いている姿や、 言葉に隠された孤独感が、 どうしても心に引っかかっていた。 「…今日もあの笑顔で過ごすのかな」 夏樹は、教室でのいつもの遥の姿を想像した。 昨日、あんなに辛そうな顔をしていたのに、 今日またクラスの皆の前でいつもの明るい表情を見せるのだろうか。 学校に着くと、 教室にはすでに数人の生徒が来ていた。 遥もすでにきていた。 遠くか

          《2人の放課後》第3話: 運命の放課後

          《2人の放課後》第2話:笑顔の裏側

          秋風が校舎の廊下を吹き抜ける昼休み。 教室の中は賑やかで、 友達同士が談笑したり、 昼食を広げたりしている。 そんな中で遥は今日も変わらず、 教室の中心にいた。 「ねえ、遥ちゃん。 放課後、また駅前のカフェ行こうよ!」  「いいね!行こう、行こう!」 明るい笑い声が教室に響く。 遥は、クラスメイトの女子たちに囲まれ、 楽しげに微笑んでいる。 誰もが彼女と一緒にいることを楽しんでいるようだ。 遥もその輪の中で、 いつものように明るく振る舞っていた。 だが、遠くから

          《2人の放課後》第2話:笑顔の裏側

          あれから数日

          おはようございます。 前回の投稿見た方はわかるとは思いますが、 少しバタバタとしておりました。 もちろん気が気じゃない感じもありますが、 いつまでも落ち込んでいても 悲しんでいても何も変わらないので、 新たに別の活動もしつつ小説も再開します。 2人の放課後第2話、今日の夜にあげます。 ぜひ見てください。 よろしくお願いします! よろしくお願いします。

          あれから数日

          令和6年10月30日。

          ただ自分が見返すために、 日記として残したかった。 ただの自己満足、自分自身のために。 字を書くと汚くて 父が読めないと思ったのと、 口で伝えてあげれなかったので。 とはいえSNS、 観る方もいらっしゃると思うので 軽く触れます。 令和6年10月30日 享年63にて 父が急逝いたしました。 肺がんで入院してました。 担当してくれていた看護師が言うには 朝4時頃はまだ寝ていて心拍数が 少しずつ下がっていたところに 看護師が駆けつけてくれて 寝ぼけながら看護師と少し会話し

          令和6年10月30日。

          《2人の放課後》第1話:静かに過ぎていた日常

          君に話をかけたあの日から 僕の中で全てが変わった。 そこから始まる【僕と君の運命の物語】 教室の窓から差し込む午後の陽射しは、 どこか柔らかく、穏やかだった。 季節は秋に差しかかり、 風が少しだけ冷たくなり始めている。 教室の中では、 生徒たちが各々に放課後の時間を楽しんでいた。 夏樹はその一角、 教室の隅にひっそりと座っていた。 彼の机には、 広げられたノートと数本のシャープペンシル。 だが、書かれている内容は大したものではなく、意識は遠く窓の外に向いている。

          《2人の放課後》第1話:静かに過ぎていた日常

          「二人の放課後」

          こんばんは。 気づきました。 小説を書いていて。 書き終えて、 俺、、、文章能力低くね?って。 でも仕方ないです。 とりあえず始めてしまったので。 これから頑張りますので 温かく見守ってください。 ニュアンスだけ伝わってくれればとりあえずいいです。笑 優しくしてね_(* ॑꒳ ॑*_ ) 、、、それではタイトル通り あらすじとキャラ紹介です。 明日1話投稿します。 よろしくお願いします!! あらすじ: 物語の舞台は、地方の静かな街にある高校。 主人公の「夏樹」は

          「二人の放課後」

          最終章: 「学園を守るために」(エピローグ)

          翔の攻撃は、まさに「運命的な一撃」だった。男はその力に圧倒され、異能力のバランスを崩し、力を失った。学園を狙った謎の敵は、その場で崩れ落ちた。 「バカな…こんな力が…。」 男は最後にそう呟き、闇の中へと消えていった。翔たちは学園を守り抜いたのだ。 その後、学園は日常を取り戻し、翔も一歩ずつ自信をつけていくことになる。彼の「運」は、単なる幸運ではなく、未来を切り開く力だった。そして、それを支えてくれた仲間たちとの絆が、彼をさらに強くしていく。 リナや斉藤、アヤカとの友情

          最終章: 「学園を守るために」(エピローグ)

          お知らせと今後の予定。

          こんにちわ! 最近雨は降らないですが、 曇っていてこの間すごく寒かったのに 今は涼しいに変わっております。 雨が降らない曇りは好きです。 切れ間に日が差した時すごく綺麗に見えるから。 イメージこんな感じです。 なぜか昔からこういうのが好きなんですよね。 まー前置きはこのくらいにして、 「お知らせと今後の予定」 今趣味もあり小説を創っています。 が今投稿している異能力者は次で最終章です。 初めての小説ということでうまく ストーリーが 考えられなかったので、、、 そ

          お知らせと今後の予定。

          第4章: 「失われた能力と翔の覚醒」

          男の力に圧倒されながら、翔は無力感に包まれていた。アヤカですら太刀打ちできない敵に、果たして自分はどう立ち向かえばいいのか。自分の「運の良さ」では、この強大な敵に勝つことはできない、と心の中で諦めかけていた。 その時、遠くから駆け寄る声が聞こえた。 「翔!アヤカ!」 それは、リナと斉藤直人だった。斉藤が氷の槍を作り出し、リナが風で攻撃を繰り出す。二人の異能力者が力を合わせて敵に立ち向かう。しかし、敵は微動だにせず、二人の攻撃を容易にかわしてしまう。 「無駄だ。お前たち

          第4章: 「失われた能力と翔の覚醒」

          何気ない投稿。

          こんにちは! 小説を書かせては載っけてだけだと 味気ないかなと思い。 普通の呟き感覚で乗っけてみようと思います。 昨日今日と肌寒い。 急に温度低くなって風邪ひきそうです。 それはそうとあまり視力がいい方じゃないので、 眼ではあんまり捉えられなかったけど 写真も撮るとこんなにも星があったこと。 驚きました。 写真とか普段撮らないので下手ですが、 きっとおそらく眼がいい方にはこういうふうに 見えてるんでしょうね! 視力がいいうちにいろんな景色を見ましょう!!笑 1日1日少

          何気ない投稿。

          第3章: 「謎の敵と学園の危機」

          翔とアヤカがペアを組んだ試験の勝利から数日が経ち、学園内での彼の評価は少しずつ変わり始めていた。周囲は彼の「運」の能力に注目し始め、彼自身も少しずつ自信を取り戻しつつあった。 しかし、学園内に不穏な空気が漂い始める。異能力者ばかりが集まる陽光学園は、その力を狙う外部の組織に常に目をつけられていた。そんな中、学園内で「能力吸収」を行う謎の敵が現れたとの噂が流れる。何人かの生徒が襲われ、彼らの能力が奪われたというのだ。 翔はその噂を耳にしても、まさか自分にそんな危険が降りかか

          第3章: 「謎の敵と学園の危機」

          第2章: 「新たな仲間と最初の試練」

          陽光学園での初めての授業が始まった。翔は、クラスメイトたちの中に座りながら、緊張でいっぱいだった。彼の周りには、それぞれ異なる異能力を持つ生徒たちが集まっている。斉藤直人も、その冷静な表情で一番前の席に座っていた。リナは翔の隣の席に座り、ニコニコと笑っていた。 「ようこそ、陽光学園へ!」 教師が教室に入ってきた。その姿は想像とはまったく違っていた。彼女は背が低く、どこか小学生のような外見だが、その目には知識と経験が詰まっているような鋭い光が宿っている。彼女の名前は、泉美先

          第2章: 「新たな仲間と最初の試練」