部下が失敗できるように安全地帯を形成する
以前に投稿した記事の続きです。
部下を持ってマネジメントの仕事をするようになったら、誰しもが頭の片隅に置いておかないといけないことがあります。
それは、
"人は間違えるし、失敗するものである"
ということです。
どんなに優秀な人でも、注意深い人でも必ず間違えるし、失敗します。
その失敗を謙虚に受け止めて、学んでいくところに大きな成長があるわけです。
おそらくこの点については誰しもが同意して頂けるのではないかと思います。
ところが意外とではこのことが分かっていても、本当に失敗されると激怒するマネージャーが多いことに驚かされます。
そしてそれを知った部下は、失敗が目立たないように取り繕うか、失敗しないようにチャレンジをしなくなるのは当然のことです。
ここにマネジメントの妙があると思います。
マネージャーの場の作り方、環境の整え方によって失敗後の反応が変わってきます。
「失敗してしまいました。ですがこのことからXXを学んだので、再発しないように△△のように改善していきます。」
と言うのか、
「失敗してしまいました。ですがこれは◯◯の部署のXXさんがやれと言ったからやっただけので、私だけが叱られるのは違うと思います。」
と言うようになるのか。
もちろん本人自体の意識や考え方の問題もあるとは思いますが、マネージャーが大いに貢献できるところですね。
普段の行動、言動、リアクションが一番大事
どんなに強くマニフェストを打ち出しても、行動が伴っていなければ全く意味がありません。
マネージャーがすべきことは、
・部下が失敗を認めている以上、そこに対して怒ることはせず、何を学んだのか、どうすれば防げるのかを聞くこと
・どのような社内ルール、ガイドラインを作れば、安心して自分の失敗を話せるようになるのかを聞いて、皆で共有する
だと思います。
その前に一番大事なことはこちらです。
・まずは自分の失敗を受け入れること
・自分の失敗を隠さないこと、また改善策を共有すること
マネージャーになってから、失敗することはなくなりましたか?
それはもしかしたら失敗を避けてチャレンジをしていないだけか、自分が失敗に気づいていないだけかも知れませんよ。
絶対に大なり小なり失敗をしているはずなので、そこに謙虚に向き合う姿勢を皆に見せましょう。
これが一番大きな影響を持ちますし、信頼に繋がります。
またマネージャーになると、必要以上に肩に力を入れて仕事をする人が多いように見受けられます。それこそ、
「マネージャーになったのだから、失敗できない!」
と考える人が多いものです。
その考え方を捨てて、失敗を前提としたプロセスや勤務環境を作って行ってしまった方が、絶対にラクに楽しく働けるようになると思いますよ。
Shimeji & Oyaki
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