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至高のヴァイオリンの音色_なんでG線で引くメロディはかくも綺麗なのか

みなさんこんにちは!
Shimeji & Oyakiです。
音大卒のサラリーマンです。


今日のお勧めの一曲

は、ピアノ曲ではありません。

パガニーニ: ヴァイオリン協奏曲1番

の一部です。


聴くべき部分

12:18-13:19

最初は高音部の旋律から入り、続いてG線のみの演奏となります。

G線と言うのは、ヴァイオリンの四つの弦のうち、一番太い(低い音が出る)弦で、基本的には低音部を演奏しますが、ここでは普通なら違う弦に移るべき部分をそのままG線で奏でます。

これがまた大変に切なく、裏声というか、テノールっぽいと言うか、すごーくロマンチックな音色になるんですよ!
めっちゃ好きです。ここ。

あまり分析をしたことはないのですが、なんか女性が語りかけて、それを受けて男性が返事をしているようにも聞こえます。


ヴァイオリンの技巧が詰まった一曲

そもそもパガニーニという作曲家は、ヴァイオリンの技巧の天才で、ありとあらゆるテクニックを開発した方です。

14:17-14:22では、
"フラジオ"とか"ハーモニクス"と呼ばれる技法が使われており、普通弦を指でしっかりと抑えて弾くところを、弦を軽く触るだけで倍音を共鳴させる技術です。

簡単に言えば通常よりも遥かに高音を鳴らすことができます。
一方でほんの少しでも場所がずれると、ヴァイオリン素人にありがちな、キーっという音になります。

あまり上手ではない方この部分を弾くと、、、どうなるか想像できますよね!


15:38-16:18では、
一台のヴァイオリンなのにあたかも二台で演奏しているように聞こえます。

普通ヴァイオリンでは一つの旋律しか扱わないところを二つ同時にコントロールするシーンなので、圧巻です。

前知識がない人が音だけ聞いたら一台で弾いているとは思わないと思います。


ヴァイオリン協奏曲ということで、もちろんヴァイオリンがメインの楽器でオーケストラが伴奏を受け持っていますが、あまりにもヴァイオリンに力を入れすぎていて、オーケストラが非常に単調なのが玉に瑕ですが、まぁそういう時代だったんでしょうね。(リスト、ショパンにも同様の傾向が..)


ぜひぜひお時間があれば聞いてみてくださいね!
では!

Shimeji & Oyaki

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