見出し画像

不誠実な退職願いを突きつけられた時に、管理職がどのように判断、対応をすべきか

「突然ですが、今日限りで退職させて頂きたいと思います。」

なんの前触れもなくチャットにこのような連絡を受けたリーダーがいました。

そしてそのリーダーは大混乱

「私が何か対応を誤ったのではないか」
「つい先日まで元気に話していたのに..」
「今日は出勤なのに、無断欠勤をされている」
「そもそも二週間前には通達してもらわないといけないのに、急に退職なんて無理でしょ」
「電話でもなく、チャットで一方的に連絡して終わるのってどうなの?」
「きちんと話すべき?どうしたらいい?」

色々な考えが頭によぎったようで、始終あたふたして声をかけられました。

「Shimeji & Oyakiさん、私どうやって対応して行ったらいいと思いますか?チャットだけで連絡をされたことについてきちんと指摘して行くべきですか?」


突然自分の部下が一方的に退職通達をしてきたら、誰でもびっくりします。
増して、退職の気配を感じさせてこなかった方であれば、なおさらです。

「リーダーとして、あなたはどうしたいんですか?
引き止めたいのか、退職しても良いのか。」

このように問いかけました。

私の個人的な見解としては、話を聞く限り、その方に大きな不信感を感じてしまったので、速やかに退職してもらった方が会社にとっては良いと感じていました。

しかし、直接その人と仕事してきたのはそのリーダーなので、どうしたいのかを聞いてみたいと考えました。

「うーん、急だったのと、直接お話をしたわけでもないのに受理していいものかと考えていましたが、やっぱり経緯を考えるとご退職いただいた方が良いのではないかと思ってきました。」

「それであれば、まずは退職願を出してもらうことを最優先にしましょう。」


退職については、退職願を受理することで人事的プロセスが進めるようになっています。
逆に言うと、この届けを出すまでは、退職を覆される可能性があるということ。
それは避けたい。

ということで結果的にはスムーズにプロセスが完了しそうだな、というところで落ち着きました。


振り返ってみると、退職の言われ方がどうであれ(そのリーダーは大変ご立腹でした)、リーダーがその人の退職についてどういう方向性に持っていきたいのかを決断することが最重要なポイントとなります。

引き止めたい場合は時間をかけてゆっくりやれば良いのかも知れませんが、せっかく従業員(問題あり)が退職したいと言ってくれているのであれば、覆される前に出す物を出していただく手配をこれ以上ないくらい迅速に対応するのが良いでしょう。

従業員(問題あり)が退職の意向を示してくれるのは、大変にありがたいことです。
文句ばかり言って退職しようともしてくれない人の方が問題です。

今回は驚きがあったものの、比較的楽な対応になりそうでホッとしております。

Shimeji & Oyaki

━━━━━━━━━━━━━━━━━━
気に入ったらフォローお願いします♪
⭐︎Twitterもやってます!!
https://twitter.com/ShimejiO
━━━━━━━━━━━━━━━━━━

#日記 #エッセイ #毎日更新 #ビジネス #仕事 #人生 #部下
#上司 #上司と部下 #note #人生 #毎日投稿 #生き方 #note毎日更新
#教育 #将来 #勉強 #人間関係 #自己啓発 #起業 #企業 #働き方
#経済 #経営 #転職 #個人事業主 #成果主義 #サラリーマン #マーケティング #自分 #悩み #人生哲学 #哲学 #自己分析 #独立 #目標 #ビジネススキル
#これからの仕事術 #面接 #外資系 #キャリア #英語 #英会話 #私の仕事

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?