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部下、特に平社員へのリスペクトを体現する

組織の上層部になると、一般的に「偉い人」というイメージが付き纏いますし、実際に私もそのように言われることがあります。不本意ですが。

会社員として働いていて、ポジションの違いというのは「自由と責任の範囲」の違いに過ぎないのですが、理屈というよりも感覚的なものなのだと思います。


私が社会人として働き始めたときに、当時唯一尊敬している上司がいました。
その方に口を酸っぱくして言われたのが、

「お客様と直接触れ合っている現場が一番大事なんだよ」

ということでした。

事実、その方は私が何を言おうとも(トンチンカンなことも多かったと思いますが)、耳を傾けてくれて、理解しようと努めてくれていました。

未だにその時の刷り込みが強く私の中に根付いているようで、300人近い組織のトップになっても、「現場が一番大事」という気持ちがあるつもりです。

もちろん至らないところは多々ありますし、時間的制約で成し得ないこともたくさんありますが、可能な限り積極的に話を聞いて、問題があれば解決するように心がけています。


正直大変なこともあります。

私と平社員との中間管理職から見るとあまりいい顔はされませんし(そりゃそうだ)
現場の方が何を言いたいのかを意識的に引き出さなくてはならないし
現場の方の声以外にも解決しなければならないことは山のようにあるし

結局時間と自分の余裕の確保が大事なんですよね。

そのために可能な限り私自身の時間を確保するように努めています。
(私のオススメの方法は下の記事をご覧ください。)

その上で、より上位の人間からコミュニケーションを取りに行くというスタンスが求められます。


また現場で働く人って、かなり上層部の動きを見ています。

明るい表情しているのか、暗い表情しているのか
怒っているのか、笑っているのか
上層部同士の関係性は良いのか、悪いのか
自分はモノを申していいのか、悪いのか

あまり意識し過ぎても疲れてしまいますが、ネガティブな印象を持たれると、それだけで業務の効率性は下がりますので、ポジティブな雰囲気をキープするのも、リスペクトを体現する手法のひとつだと思います。


話し方にも工夫が必要です。
どれだけ忙しくても、平社員が自分に話しかけるというのはそれなりに心理的なプレッシャーを感じていることが多いはずです。

そのため顔だけその人の方を向けるのではなく、体全体を向けることも大事ですし、話が長くなりそうであれば椅子を勧めたり、内容が込み入っていそうであれば個室に誘導したりなど、可能な限りの敬意を払うべきだと考えています。


最後に、こういったことを常日頃やっていたとしても、見返りを求めないことが重要です。
彼らは通常の業務で手一杯なことが多いので、敬意を払って接していることに気づかないかもしれません。

ですが上述の通り、部下は上司を見てないようで見ています。

ポジティブな姿勢は簡単には広まりませんが、その逆は一気に拡散されます。

ですのでちょっとずつ貯金をするように、無理のない範囲でちょっとずつ信用を貯めていくのが良いのだと思います。


Shimeji & Oyaki

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