"下の人"に敬意を払い、"目上の人"とは対等と思って接するべし

個人的に、世の中上司であれば偉いという時代は終わったと思っています。

どれだけポジションが上で偉そうなことを言っていても、実際に手を動かしてくれる人がいなければ仕事は成り立ちません。
いつかAIや機械で置き換わることはあるのかもしれませんが、今はそこまで進んでいない業種もあります。

リーダー職、マネージャーにスキルがあることは当たり前として、それ以上に健全な人間関係の構築ができる能力が必要とされています。

"IQ"に対して"EQ"という表現で語られることもあると思いますが、今からでもこの考え方を学んで行かないと、マネージャーや上長として使い物にならなくなって来てしまうかもしれません。

未だにパワハラやセクハラ、差別的思考などが横行しているという話を聞くとびっくりしてしまいます。

なぜ上司というだけでパワハラやセクハラなどがOKだと考えられるのか。
なぜそのような環境下で我慢して働こうと思うのか。

日本の企業では未だにそれが当たり前のことなのかもしれませんが、少子高齢化とともにそんな力関係は崩れていくと見ています。

そもそも会社のポジションというのは、役割と責任範囲の違いで語るべきであって、人としての上下ではありません。

上司であっても間違った考え方をする人は無数にいます。
そういうものは然るべきところに報告をして、是正していかないといけません。

そこまで大袈裟な話にしなくても、上下関係を考えた上でアドバイスできることがあります。

それは、

自分の部下や、立場が下の人には最大限の敬意を払い、目上や上層部には忌憚のない意見を伝える

ということです。

多くの人は私が言ったことの逆をします。

自分の部下や、下請けの人に偉そうに出て、目上の方達にはペコペコします。
それの逆をやったら良いだけです。(もちろん失礼の無いように)

部下は、上司は大なり小なり偉そうだということを知っています。
自分の上長は、下の人たちにご機嫌を取られることに慣れていて、本当のことをなかなか話してこないことにストレスを感じています。

そこで私が言ったようにアプローチをすると、双方に大きなギャップを与えることができます。

それが凶と出るか吉と出るか、会社によるところもあるとは思いますが、それで会社に受け入れられないようであれば、転職を考えた方が良いと思います。

まともな経営判断ができる人であれば、そういうことができる人材は大事にするからです。

今の自社の問題点をストレートに伝えてくれる部下は超優秀ですから。。

Shimeji & Oyaki

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