Appointment letterはしっかりと確認しよう

部署が変わったり、昇進したり、仕事内容が変わると、会社は基本的にAppointment letterという辞令を発行します。

ここに書かれている項目をよく確認しましょう。

特に、
・給与
・手当
・残業手当のあるなし
・その他条件

が想定と一致しているかを確認することが大変重要です。

給与について

一番わかりやすい部分となりますが、自分の理想だけでなく、市場価値も考えてみましょう。
サラリーマンは需要と供給が給与に直結しやすい働き方ではありません。
(そのおかげである程度の安定がある)
但し、自分がやろうとしているポジションに対して、自分以外にこれをやれる人がいるのか、いないのかによって若干の市場原理を給与交渉という形で持ち込むのはアリです。

もちろん同じ社内の人間なので、えげつない交渉をすべきではないと考えますが、丁寧に自分の気持ちを伝えることで検討してくれる余地は出てくるものです。

自分以外にも何人も候補がいるようなポジションでは難しいかもしれませんが、ある程度評価されていて、替えが効かないようなポジションに就こうとしている場合はチャンスですよね。
(言い方を悪くしてしまうと、「会社は自分以外の人材を見つけられるんですか？見つけられるにしても、時間とコストが大きく嵩んでしまうんじゃないでしょうか？というのが切り込む隙です。)

給与交渉は、この辞令のやり取りの後は一気に難しくなります。
それは、「この条件で契約成立しているのに、なんで今更契約の見直しを要求されるのか」というみられ方になるためです。

気をつけましょうね。

手当

手当もしっかりと見ましょう。
・家賃手当
・子供用の学校の手当
・ボーナス

様々な手当がありますが、今までもらえていたのに勝手に撤廃になっていたり、付けてもらえると言われていたものがなかったりなどしないかを何度も確認するべきです。

給与が上がっても手当が消えていたら意味がないこともありますからね。

残業手当のあるなし

これも手当に含まれますが、

・部下がつかないポジションであれば、残業代を基本的に発生させる必要がある

というポイントがあります。

給与レンジが上がったために残業代が付かなくなるよ、と言われることがあるかもしれませんが、結構会社的にはグレーなラインです。

私は法律の専門家でないので詳細わかりませんが、

「部下を持たないのに残業代も出ないと言われた」

という人がいれば、一度は専門家に話を聞いた方がいいかもしれませんy

とにかくAppointment letterを受け取ったら契約終結と見なされます。
あとから納得いかない点が出てこないように、しっかりと内容をチェックしてかサインするのが大事ですね！

Shimeji & Oyaki
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