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決断力を鍛えるにはとにかく経験値を増やしてレベルを上げるしかない

「どうしてそんなに速く物事決められるんですか?すごく頭いいですよね。」

たまにこんな風に言われます。大変ありがたいお言葉ですが..

タイトルの通り、頭がいいのではなくて経験値が豊富なだけだと感じます。


ちなみに「決断する」という行為はかなりのエネルギーを消耗します。
決断者には漏れなく責任も付いてきます。
無責任な決断をする人もいますが、そういうしようも無いパターンは今回は置いて置きます。

意見が割れたところでも自分の立ち位置を明確にして論理的に理由や根拠を説明しなくてはならないという点も大きなストレスです。

私もできることであれば自分以外の人が決めていってほしいという本音もありつつ、二つの理由により率先して決断することが多いです。

立場上: 自分のチームの最高決定責任者としてそうすべきなので。
心情: みんなが苦手なところ、やりたくないものに勝機を感じるタイプなので。


10年以上前、一番最初にマネージャーになったときに決断した時の気持ちをまだ覚えています。

販促資材か何かを自分のチームに配布するにあたり、
「自分の考えで配布数を決められる」
という事実に驚き、興奮したものです。

今から思えばあまりにもちっぽけなことではあるのですが、平社員として働いているときは、
「天(本社)にいる誰かが決めているのかなぁ」
なんて考えていたので、その決断者に自分がなったというところで大変感激したものです。(ほんと小さい話ですね。。)


その後、チームや組織のマネージャーとなってから、数多くの決断を繰り返してきました。

役職が上がれば上がるほど決断の頻度が増え、そして決断が及ぼす範囲が広がって行きました。

最近は特にCOVID絡みの難しい舵取りが多々求められる状況が続いてきましたが、今のところ致命的な状況になっていないのは、まさしく数多くの「責任の伴う決断」を経験してきたからなのかな、と感じています。

私は天才ではないので、経験を積むことでしか力を習得することはできません。
常に「Decision makerになってやろう!」みたいな形で強く意識してきたわけではありませんが、一つだけ心掛けてきたことがあります。それは、

「決断までのスピードをとにかく速くする」

ということです。

もちろん決断の規模感に合わせてスピード感も変わりますが、
決断が合っているにせよ、間違っているにせよ、誰かが物事を決めて、実際に走らせてみないと成果や効果はわからないものです。

ですので、
・決断に対しての材料が揃っていたら絶対に後伸ばしをしない
・不確定要素があったとしても、それを織り込み済みとして決断する
・特にネガティブな問題は直ちに対処する

という癖をつけて行くと、「決断者」として成長していけるのかな、と思います。


最初に言った通り、決断には大きなストレスが付き物です。
自分自身の心理的な負担を減らすために、

「この決断をしたことで、誰かの生き死にに関わったりするのだろうか。そうでなければ良しとしよう。」

という考え方を持っています。
誰も傷つけたりしない範囲のレベルであれば、大きな問題にはならないだろう、という考え方ですね。

幸い私が決断できる範囲というのはそのレベルには至らないので、大抵なことは「すぐ決めても問題ない」ものばかりなので、安心して決断できます。

(命に関する決断をしなければならないお仕事の方々には頭が上がりません。)

Shimeji & Oyaki

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