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良くも悪くも人が"何を"言うかよりも、"誰が"それを言うかの方が重視される

会社で働いている中では、知らず知らずのうちに大きなバイアス(偏向性)が働いています。

採用などで、男女や人種、学歴などを色眼鏡を使って見てしまう人も未だに多いと聞きますし、自分も無意識の内に何かしらのバイアスを持ってしまっていることと思います。

これは会議中のプレゼンテーションなどでも同じことが言えます。
それが今回のテーマの、"内容"よりも、"話している人"の方が重要視される傾向性についてです。


ある種の意外性(こんな人がこんな良いプレゼンを作ってきた!)を除くと、良くも悪くもほとんどの人がこの偏向性を持っています。

「僕が話しても伝わらないのに、上司に話してもらったらすんなりと稟議が通った。」

こんなご経験はありませんか?

もちろん上司の方が優秀で、同じことでも違う言い回しをすることで、通しやすくできることはあると思います。

しかし、「人が何を言うか」の前にはいくつかのフィルターがかかっています。

・地位
・信頼

こう言ったものです。

一般的に、上位の地位に立っている人からモノを言われると、内容がどうであれ、一定の影響力があるというのはわかっていただけるのではないかと思います。

では「信頼」はどうでしょうか。

今までこの人が持ってきた話は成果を出していたのか
言ったことを守ってきてくれたのか
今までのプレゼンで論理的に漏れていたことがあったか

聞いている人は無意識のうちにこういった要素を秤にかけて、信頼という言葉の元で一括りにします。

ですので、Aという人が同じ話を同じトーンで話してもダメでも、Bという人が話たらすんなり通る、ということが発生するのです。


もちろんこのバイアスは有利、不利の双方向に対して働きます。

今まで発話者が信頼を重ねてきたのであれば、稟議を通すのに労力は徐々にかからなくなってきますが、逆の場合は頭から疑われるので、しっかりとした準備が必要になってくるはずです。(いわゆる詰められる、という状態)


サラリーマン稼業を長く続けていると、全てに100%の力で挑むというのは合理的ではなくなってくるもの。
特に社内の調整などで毎回フルパワーで挑んでいると、本来必要なところで必要なパフォーマンスが発揮できなくなってしまうかもしれません。

ですので、この「信頼」というバイアスをうまく育めるように、力を入れるところと抜くところを調節して働いていくと良いと思いますよ。


Shimeji & Oyaki
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