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僕がフリーランスを辞めたいと強く感じる3つの瞬間
僕が会社を辞めてフリーランス作曲家になってから、2年半が経ちました。
もちろんフリーランスになって良かった、出来ることならもう会社員には戻りたくないとは思っていますが、
それでもフリーランスが嫌になるときや、もしまだ会社員を続けていれば…と思うことはあります。
この記事では、僕がそんな気持ちになってしまう場面を3つ紹介いたします。
①仕事の受注が途切れそうになったとき
有難いことに副業として作曲をしていたときから今までで仕事が途切れたことはないのですが、途切れそうになって不安になることはあります。
もちろん、もし仕事が途切れたら普段は出来ない新しいことを始めたり、大切な人と過ごしたり、スキルアップに時間を使ったりすれば良いということは分かっています。
それでも直近の収入がゼロになる可能性が頭をよぎると不安になってしまい、「会社員ならこんな不安を抱えることもあまりないんだろうな、自分が会社員のときは無かったな」と思ってしまいます。
また、会社員であれば、ちゃんとした会社に入っていれば仕事を失う可能性は低いと思います。
仮に今の会社を辞めたとしても、キャリアや経験を活かして転職することだってできます。
フリーランスは、仕事が来なくなるリスクと常に隣り合わせです。
転職活動の際、履歴書にフリーランス期間のことを書けないなんてことはありませんが、それでも大抵の会社名を書くよりも魅力としては低いと思います。
いつまでも作曲で生計を立てられるのだろうか?
近い将来、自分の上位互換のような競合やAIに仕事を全て取られるのではないだろうか?
転職するにしても、自分に市場価値はあるのだろうか?
こんな不安に常に晒されています。
もちろん会社員には倒産やリストラのリスクがあるため収入が100%保障されているわけではないことや、転職が上手くいかないケースがあることは分かっています。
不安を原動力にして目の前の仕事をこなしたり、将来に投資したりするようにしています。
②休日にだらだら過ごしている人を見たとき
殆どの会社員には、会社が定めた明確な休日があります。
休日に仕事をする必要はありませんし、むしろ仕事のことなんか忘れてリフレッシュすべきです。
しかし、フリーランスは休日と勤務日の境目が曖昧になることが多いです。
仕事をしようと決めていた日でも当日気分が乗らなくて休みにしてしまうことはあるでしょうし、
逆に休もうと決めていた日でも結局働いてしまうのだってよくある話です。
僕は休日を明確に定めているのですが、休日にお客さんから連絡が来たら返しますし、急ぎの仕事が来たら休日を返上して働きます。
誰からも連絡が無かったとしても、常に頭の片隅では仕事のことを考えています。
今月の収入は大丈夫か、来月は仕事があるのか、といったお金の心配も尽きません。
そんな生活をしているうちに、だんだん心が疲弊していきます。
気持ちの疲れを感じたら丸一日休んでリフレッシュしようとは努めるのですが、「休んでていいのだろうか、お客さんを待たせすぎではないだろうか、収入は大丈夫だろうか」などと考えてしまい、結局休まりません。
そんなとき、
「今日まで3連休でさ~ずっとゲームしてYoutube観てだらだら過ごしてたわ~」
なんて声を聞いてしまった日には、会社員いいなー!となります。
もちろん、会社員は休みたい時に自由に休めない、望まない残業がある等の苦労があることは分かっています。
自由にスケジュールを組めるメリットを活かして、仕事もプライベートも誰よりも充実させることを目標に過ごしています。
③有給休暇・ボーナスという言葉を聞いたとき
どちらもフリーランスには存在しないものなので、めちゃくちゃ羨ましいです。
もしフリーランスである僕が有給休暇を再現する(働いていない間も収入を発生させる)なら不労所得を作ることが当てはまると一瞬思ったのですが、そんなものは会社員にだって作れますから、それは有給休暇ではなくただの不労所得です。
ですので、フリーランスに有給休暇を再現することはできそうにありません。
もしフリーランスである僕がボーナスを再現する(数十万円単位のまとまったお金を受け取る)のであれば、治験のバイトをするのが最適解なのではないでしょうか。
しかし健康状態・年齢・遺伝子型等の関係で、望んだからといって必ずしも被験者になれるわけではありません。
そもそも、その「ボーナスもどき」を貰うために、日々の業務とは別で時間と労力を割いてしまっています。
ですので、日々の業務をこなすだけで安定して支給されるようなボーナスをフリーランスが再現することは難しいと思います。
もちろん有給休暇が自由に取れない会社があることや、ボーナスが無い、もしくは安定して支給されない会社があることは分かっています。
有給休暇やボーナスが無くとも満足に資産形成や消費活動が出来るよう、ある程度見通しを持って生活しています。
いかがでしたでしょうか。
ネガティブな内容の記事になってしまいましたが、もちろん僕はフリーランスになって良かったと強く思っています。
僕がフリーランスから逃げたくなるのはお金の問題に直面したときだけですので、お金以外の面では最高に幸せに過ごしています。
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また次の記事でお会いしましょう。
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