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2020年11月の記事一覧
11月に行ったライブ(go!go!vanillas/ハンブレッダーズ/NYAI×ハチマライザー)
11.13 go!go!vanillas 「ROAD TO AMAZING BUDOKAN TOUR 2020」@福岡サンパレス
初の武道館ライブへ向けた3か所ホールツアーの福岡公演。今年夏に大阪城ホールのイベントのトリで観たバニラズがとても良くて今回のツアーにも行くことに。節目としての武道館のため士気を高めるような、なおかつ久々のライブを謳歌するかのような幅広くセレクトされた豪華なセットリスト
11.25 a flood of circle「2020 LIVE」は渋滞に勝つ
通勤に使っている高速バスが渋滞に巻き込まれ、やり場のないイライラを少しでも軽減すべくこのライブを観ることにした。前方座席の背部についてる荷物掛け?手すり?にスマホをかますとちょうど視線と合ってめちゃ良い。そして結果、渋滞をかっ飛ばすくらいに気持ちの良いライブを食らうことが出来た。持ち運びができるロックンロール・ライブは万能だ。窓に頭をくっつけると振動で通常以上の揺れが全身に伝わってなんかアガッた。
もっとみる2020.11.23 RADWIMPS「15th Anniversary Special Concert 」@横浜アリーナという祝祭
RADWIMPSメジャーデビュー15周年を記念したライブの2日目を生配信で観た。春先のドームツアーが全部吹っ飛びその後予定されていたワールドツアーも消滅した後、久々の有観客ライブは地元であり思い入れも深いであろう横アリにて。サポートドラマーに森瑞希とEno Masafumiを迎えた5人体制。
2020年の都市の姿を捉えたオープニング映像が流れた後、スモークが焚かれ雲海のようなステージが出現。1曲
ズーカラデル、リュックと添い寝ごはん、Omoinotake......2020年下半期を賑わせそうな3ピースバンド[Real Sound寄稿記事]
Real Soundに29回目の寄稿をしました。今回は今年頭角を現した3ピースバンドの紹介記事です。ズーカラデルのリリース時期に書いてたのだけど色々あってアップが遅れた結果、リュックと添い寝ごはんとOmoinotakeのリリースタイミングに近づきました。こういうラッキーなこともあるもんですね。
こういうバンドに関してのこととか書くと、どうしても括り方がライブを観れる日のこと願う感じになってしまっ
テレビ、インターネット、ライブ 2005-2020/音楽の履歴書
とにかく自分語りをできない人間なので、もはや自分語りをしないという自分語りをしているのではないかという気もしてきたこの頃。自分語りにぴったりなタグを見つけたので乗っかりつつ自分なりの自分語りをする所存。
創世期:2005年(小6)小学校時代は基本的に任天堂ゲームとレゴブロックとボボボーボ・ボーボボに明け暮れた日々だったのだけど、2005年に小学校6年生ともなるとみんなプレステだし、少年ジャンプも
2020.11.18 曽我部恵一 ワンマン at 秘密
福岡のおしゃれ街道・大名に新しいライブハウスが「秘密」ができた。数年前に有吉ジャポンでマネーの虎じみたことをやっていた大谷社長が福岡の拠点として建ててくれた。このご時世、新しいベニューの誕生なんて喜ばしいにも程がある。こけら落とし公演は曽我部恵一の弾き語りワンマン、行くしか選択肢がなかった。当日、チケットを忘れるくらいには舞い上がってた。
ギラついた外観とは真逆な閑静な裏口から入ると、バンビ
[Real Sound寄稿記事]藤原さくら、eill、みゆな....気鋭アレンジャーとのタッグで開花させた新たな魅力
Real Soundに28回目の寄稿をしました。今回はシンプルめな新譜レビュー。シンガーソングライターがタッグを組むアレンジャーと共に作り出した新たな方向性、という括りで藤原さくら『SUPERMARKET』、eill『LOVE/LIKE/HATE』、みゆな『reply』を紹介してます。
https://realsound.jp/2020/11/post-656170.html
アレンジャーって
オンラインライブを観た㉓(11.15 佐藤千亜妃/11.05 Maison book girl/11.13 フジファブリック)
11.15 佐藤千亜妃スペシャルカバーライブ『VOICE4〜far and near〜』(アーカイブ11.17まで)
これずっと観てみたかった企画ライブで、正直オンライン配信ライブが始動しつつあった時に1番熱望してた。佐藤千亜妃が他アーティストの楽曲をカバーし披露するというシンプルな企画。彼女の声に惹かれてきのこ帝国を聴き始めた身としては別回路を通して歌声を聴けるこのうえなく贅沢なショー。
ソ
オンラインで演劇を観た③(10.24 シソンヌ「neuf」/11.12 大人計画「フリムンシスターズ」)
10.24 シソンヌ「neuf」(アーカイブ11.15まで)
本多劇場での単独ライブ。全公演を生配信するというよしもとの配信システム構築のスピードには驚くばかり。現地チケットは10000円だが配信は1000円という設定もありがたい。おかげで気軽にシソンヌ単独を初めて観れた。
オークラ(3人目のバナナマン、4人目の東京03と称される劇作家)が監修に入ってる時点で薄々気づいてはいたがやはりその構成
2020.11.11 Base Ball Bear「LIVE IN LIVE~(IN YOUR) HOME PARTY~」という企画力
Base Ball Bear、単独としては3度目となる配信ライブ。今回はメンバーがセレクトした楽曲のみで構築されたセットリスト。自分たちが今のベボベで鳴らしたい曲、という観点自体がとても興味深いものだし、この企画のセンスが素晴らしすぎる。結果としてライブ映像自体が貴重な曲ばかりとなった。
まずは関根史織(Ba)セレクト。いきなり「STAND BY ME」のカップリング「天空Loneluy Hea
[Real Sound寄稿記事] 私立恵比寿中学「仮契約のシンデレラ」、TikTokをきっかけに再注目 新規リスナーにも届く楽曲本来のポテンシャル
Real Soundに27回目の寄稿をしました。私立恵比寿中学のメジャーデビュー曲「仮契約のシンデレラ」のTikTokでバズっているとのことで、ブレイクまでの流れを追うような記事。今まで、ヒット解析みたいな記事は依頼あっても断ってきたんですが今回は愛してやまないエビ中の案件ということで挑戦の意味もあってトライしてみた。書ける文の幅は広いほうがいいだろうし。
で実際書いてみたけど結局最後はただのエ
オンラインライブを観た㉒(11.07 JAPAN ONLINE FESTIVAL/11.07 リーガルリリー)
11.07 JAPAN ONLINE FESTIVAL 2020-Day2-(アーカイブ11/12まで)
ロッキング・オン社主催のオンラインフェス。1組30分くらいの持ち時間なので、どうしようかと思っていたけど最終的に2日目のラインナップにオンラインライブを買い飛ばしたミュージシャンが多かったので2日目のみ購入。
このライブの推しポイント、巨大なLEDモニターをバックに演奏できるという部分らし
11.07 UNISON SQUARE GARDEN「USG 2020“LIVE (on the) SEAT”」@福岡サンパレスという柔軟性
UNISON SQUARE GARDEN、秋の全国ツアー福岡公演に行ってきた。会場は福岡サンパレス、昨年12月にユニゾンを観て以来の会場だ。前回はカップリング曲だけで構成する攻めたセトリのツアーだったが今回は着席鑑賞というコンセプトを設けた。コロナ禍の状況を逆手に取り、以前からやりたかったという“着席でロックバンドを見せる”ライブをやろうという発想。この柔軟さにはいつも感服してしまう。このライブを
もっとみる2020年9、10月に観た映画(チィファの手紙/TENET/スパイの妻/罪の声)
チィファの手紙
「ラストレター」を岩井俊二自らが中国で映画化したもの。年始の「ラストレター」と同じところでしっかりまた泣いてしまった。「ラストレター」と違って、夏から冬に舞台を切り替えたことで劇中の感傷が一層際立っていたように思う。現代上海の豪勢な摩天楼と、80年代の色褪せた街並みの差異が映す時代の流れとかも日本よりギャップを感じた。30年って長いんだよな。
「ラストレター」は全編に渡って松た