コンソラ17

今日、何かがぷつんと切れた。 そして今日からこれまで毎日飲み込んでは忘れようとしてきた感情をこの世界に吐き出そうと決めた。 全ては今日から始まるのだ。

コンソラ17

今日、何かがぷつんと切れた。 そして今日からこれまで毎日飲み込んでは忘れようとしてきた感情をこの世界に吐き出そうと決めた。 全ては今日から始まるのだ。

最近の記事

四万十の風

何故かずっと気になっていた四万十川に会いに行ってきた 会いに行ったと言って過言ではないだろう 想像以上だった 感動と興奮、そして恐怖 まっすぐにのびる沈下橋 足を踏み入れるたび おへその下がキュンキュンする 前に進む自分の歩調と 右から左にかつて見たこともない水量が かつて見たこともない幅で流れ続け ノー味噌の理解が追い付かない ゆっくり前進しているのに体が右から押し流される しびれる 落ちても誰にも気づかれない 嵐の去った後のやや澄みかけた翡翠色の水 前からの車を橋の

    • ニャンニャンニャンニャーーーンの時

      22時22分  ただそれだけだ パソコンの右下の時計が ただ22時22分だっただけだ けれど猫はいない だけど何故か気になる22時22分 ひとつもいいことが無かった今日1日が終わろうとしながらも 最後に体の中心がふわりと軽くなる最後のチャンスタイム 偶然気づけた自分は もう少し大丈夫なのかな 日々後退する体に 現実を突きつけられながら 自分だけはいつまでも変わらず元気 だって元気だから でも体は正直で そろそろ子孫繁栄能力が消えうせようとしている その時 ただの人間に

      • 朝活のススメ

        夜型から無理矢理朝型に切り替え約一年 会社は都会のビルの8階で フリースペースだと言うのに毎日同じ窓側の席に座り ふと窓の外を見るとカメムシ… 飛んでくるには高すぎる 1階から地道に昇ってきとも思えない 更に上昇しながら窓を昇っている 見たくない腹側を見ながら細い足で上昇中 吸盤でもあるのかガラスに引っ掛かるところなんてあるのか どうやったら垂直に昇って行けるのか チラチラ気にしながらふと見ると居な~い… 飛んでいったのか滑り落ちたのか あの方々の神出鬼没に毎度驚かさ

        • 夏になるとかかる病

          ユニクロに行くとサザンが流れていて 懐かしい記憶があれやこれやと蘇る 何故この声は未来というより過去を思い出させるのか 夏というより夏の終わり まだ始まってもいない今年の夏が もうすぐ夏休みが終わるような気持ちになる 花火大会のフィナーレを見ているような気持になる 不便な世の中だった頃 それはそれで幸せだったのだ 想像することの楽しさと 想像しすぎてどん底から浮かび上がれないことと 想像以上の事が起こるとてつもなく涙がでるほどう嬉しかったあの頃が ユニクロに行くたびに再生さ

          隣と隣と隣の芝生がボウボウで

          落ちていく どんどんどんどん落ちていく 朝起きること 食べること 植物を気にかけること 食器を洗う事 掃除をすること トイレに行くこと 水を飲むこと 毎日してきたことが 今日は全然できなくて ただただ本の世界に逃げ込んだ 空をビュンビュン飛行機が飛んでって 全開の窓から轟音だけが響いてて それを見ると羨ましいから 本の世界に必死にとどまって 主人公の後ろを確保する どこに行きたいのか分からないくせに いつかいつかと 何十年 死ぬまでいつかと言っているのが目に浮かぶ 捨て

          隣と隣と隣の芝生がボウボウで

          今宵もまた過ぎていく

          美味しいモノを沢山ある時 食べきれないくらい沢山 どれだけ美味しくても やはり独りで味わうには なかなかな気力が必要だ ご近所さんが全ていなくなった今 誰を呼べるわけでもなく でも美味しいモノにも美味しい期限があり 美味しいモノに限って命は短く 誰を呼べるわけでもなく 結局独りで食べ始める とても美味しいけれど 今までに食べたことないくらい美味しいんだけれども 本当はもっと美味しいのだろう 誰かと美味しさを分け合う その大切さに今頃痛感 飲みたい気分でもないのにアルコールで紛

          今宵もまた過ぎていく

          存在理由

          全くこちらに興味がない という空気を感じたのは産まれてこのかた初めてで これまで何かと人から興味を持たれてきた人生 いかに一日半透明になっていられるか 今の課題はそれのみだ 世代の離れた方々に 煙たがられずウザがられず 自分をわきまえて 全く話しかけられない日々 自分に何も魅力がないのだと感じる毎日 これまで何して生きてきたのか もはや分からない でも確かにそうだ 逆の立場になったとき 同じことをしていた 別に嫌いでもなく好きでもなく ただただ興味がない 感情が無 聞く意味

          口は災いの・・

          これは私の一生のテーマである これまで何度同じ思いを繰り返しても 忘れたころにうっかり そして後々後悔の嵐 別に誰かを傷つけたいわけでないのに 照れ隠し 緊張からの自虐 変な空気を笑いに変えたくて むしろ相手を傷つけないために などなど・・・ ただただ良かれと思った発言が どこかのお偉いさんと同じく ただの失言 傷つきましたなんて言ってはくれない 静かに目の前から消えるのみ そして後から気付く もしやあれが傷つけてしまったのでは それともあれか? いやあれもか? いやあれもだ

          口は災いの・・

          生きるは厳しい時がある

          ご近所友が引っ越し はや一か月 今まで暇な休日の相手をしてもらってたことに 改めて気づかされる ひとり買い物をしていても ただただ自分の為だけに買う虚しさ 店の真ん中でハタと気づく キーーンと音が無くなり 一気に空間を感じる それでも生きねばならぬ 肩がちぎれそうなぐらい重い荷物を背負って 折りたたみ自転車で帰る 久々の自転車は爽快だったが いつの間にかできた自転車交通ルールがよくわからない ドキドキしながら走行 やっとたどり着いたが自転車を担いで階段上って死にかける ど

          生きるは厳しい時がある

          生きるは厳しい時がある

          こんなにも世界は美しいのに 人には越えねばならぬ日が何日もある 年越し バレンタイン ホワイトデー 母の日 父の日 ・ ・ ・ クリスマス そして誕生日・・・ なんて規模の小さい話をしているのか がしかしこれが結構精神的ダメージつよし これまでなんとか越えてきた 家族 友人 時に異性 時に映画 時に仕事 時に爆買い 時に・・・ なにかと用事をつくり 楽しい日だったとノー味噌に誤認 そして今回だ あえて独りで何もせずこの日を越えてみることにした 周りに悟られず 何事もない平

          生きるは厳しい時がある

          こんなにも世界は美しいのに

          満月の前後3日間は天気が悪い そうなる確立はかなり高い 昔の人はすごい 自然から情報を得 法則をみつけ 生活に生かし 力を借りる 動植物の生命力 習性 あやかりたい力をお守りに 身に着ける 家紋 トンボは前にしか進めない 引き返さない勇気 蝶が幼虫から蛹へ そして蝶になって飛び立つ 不死への憧れ 昔は人より動植物の生き方が尊敬されたのだろう 今の時代、誰がトンボを見てそう思う そこに強さを見出せる心が残っているだろうか 蝶にあこがれる人が何人いる そこに強さを感じていたその昔

          こんなにも世界は美しいのに

          こんなにも世界は美しいのに

          6時間ずっと笑顔で蔑まれてた 笑うしかなかった その場を崩したくないのと ひとつも否定できない自分がいて この人は何で私をこんなに落とすんだろうと思いながらも ヘラヘラ笑ってることしかできなかった 窓からは綺麗な夜景がみえるのに そのうち笑うのも疲れてきて 何か 疲れた 蔑まれることにここ暫く慣れすぎて ぶちギレて帰る勇気も無くなっていた もう行くのはやめよう これ以上打たれる元気がもはや無い 這い上がれるか? それが問題だ

          こんなにも世界は美しいのに

          こんなにも世界は美しいのに

          キラキラした人に会うとパワーをもらえる その後自分のキラキラしてなさにガッカリする パワーある人に会うとパワーをもらえた気がする その後パワー不足で横たわる それでも前に進まねばと首だけ起こして前を見る 細ーーーい道のりの先の先を 目を細めて見つけたいものがある 時間があるようでない 一瞬で人は死ぬんだと感じる日々 それでも生きていかねばならぬ 世界はこんなにも美しいのに 目の前10センチしか見えなくなる 周りはこんなにもキラキラしているのに まだまだ先には光がみえぬ 種火は

          こんなにも世界は美しいのに

          こんなにも世界は美しいのに

          この毎日不安定な感情はなんなのか 昨日は何か吹っ切れて 心も少し軽くなったのに 今日は撃沈 誰かの些細な行動に気づかなきゃいいのピンときて ノーミソがジーーンと圧迫される 一旦思考回路を止めたくなる これまでの我慢が 無意味に感じる時 人は何て露骨なんだろう 鈍感力 大至急それが欲しい 生きるって大変ですよね まだ先は長い(恐らく) 明日はまたいい日であってほしい 末吉の確率高いおみくじでいい 四季を感じながら生きていけたらすばらしい

          こんなにも世界は美しいのに

          こんなにも世界は美しいのに

          何故これまで本を読まなかったんだろう いや、小学生までは読んでいた 図書館の本全部読むぞーなんて でもいつの間にか読まなくなり 大人になるにつれて、人が作った話に全く興味がなくなり 強いて言えばノンフィクション、もしくはそれベースの映画を見るぐらいで 所詮誰かが考えた話に感動できます? この世に存在しない登場人物、ありもしないストーリーで泣けますかね 活字読めないし がしかし数年前 世界が強制的に我らを家に閉じ込めた日 テレビからは不安な情報しか流れず さすがに3カ月も閉じ込

          こんなにも世界は美しいのに

          こんなにも世界は美しいのに

          今日久々に月を見た気がした 新月の翌日か、その翌日か まだ明るさの残る西の空 空の切れ目か?と思うぐらい細くて 夕暮れ時にひっそり輝く月を、私の目が見つけられたのだ 以前は毎日見れてたのに 空を見上げることがとても久々だ 本当にこの世界はなんと美しいことが起こるのか きれいなものが多すぎる 昨日ここで色々吐き出したおかげか 今日は心も視界もノーミソも 3gぐらい軽い気がする やはり吐き出すことは大切だ 3gのぼやきで、5gの月を得た

          こんなにも世界は美しいのに