生きるは厳しい時がある
こんなにも世界は美しいのに
人には越えねばならぬ日が何日もある
年越し
バレンタイン
ホワイトデー
母の日
父の日
・
・
・
クリスマス
そして誕生日・・・
なんて規模の小さい話をしているのか
がしかしこれが結構精神的ダメージつよし
これまでなんとか越えてきた
家族
友人
時に異性
時に映画
時に仕事
時に爆買い
時に・・・
なにかと用事をつくり
楽しい日だったとノー味噌に誤認
そして今回だ
あえて独りで何もせずこの日を越えてみることにした
周りに悟られず
何事もない平日のまま過ごそうと思っている時に限って
何故か誕生日の話題になる
優しい同僚が急遽プレゼントしてくれたり
ありがたい
ありがたいが
否応なく本日誕生日とノー味噌も認識
ありがたい反面、孤独の闇が急に現れる
謎に朝から左目が痙攣していたのは
深層心理、どこかに無理が?
今すぐ泣ける
涙もすぐにでる
それに気づかぬふりをする
どこかで我慢している
何を我慢する必要があるのか分からないが
でもこれが現実
これが独り
これが孤独
これまでの自分の生き方の結果がこれなのだ
誰にも必要とされない人間に
いてもいなくてもいい人間に
半透明な存在に
こんなにも世界に人があふれているのに
必要と思ってくれる人は
一人もいないのだ
それは逆もしかり
自分が誰かを求めてこなかったのだ
だから今日を独りで越えてみる
あえてノー味噌に現実をみせる
何かでごまかさず
来年は誰かと超える
誰かを必要とする
求められるまで待つのでなく
助けてと言える人間になる
まだ左目は痙攣している
むしろスピードは増している