マガジンのカバー画像

『綿帽子』

66
綿帽子というタイトルで書き綴っているエッセイです。 「親子とは何か?自分とは何か?」 永遠に答えが出なさそうで、案外知っていたりする事実をテーマに書き綴っております。自分の経験や…
無料記事に有料記事8本を含めた『綿帽子』第一部を纏めたマガジンです。
¥1,500
運営しているクリエイター

#家族

綿帽子 第四十六話

見学者がやって来た。 夫婦とその妹、子供が二人いて両親とも同居するらしい。 お袋と二人で…

sekirein
4か月前
11

綿帽子 第四十四話

過ぎゆく季節は早くも五月。 鯉のぼりの日はすでに終わった。 子供の頃の俺は鯉のぼりを見る…

300
sekirein
5か月前
8

綿帽子 第三十六話

季節が過ぎ行くのは早く、そして俺の歩みは遅い。 上手く伝えることはできないのだが、2月に…

sekirein
6か月前
14

綿帽子 第二十九話

『ピンチの後には必ずチャンスがやって来る』 それは多分短期間には訪れない。 長く訪れない…

sekirein
6か月前
10

綿帽子 第二十二話

昨夜お風呂に入ってみた。 最後に入ってから2週間以上は経っている。 夏なのでシャワーだけ…

sekirein
7か月前
9

綿帽子 第七話

また眠れない夜が明けた。 眠らない夜か。 眠ってしまったら、もう二度と朝を感じることも、…

sekirein
1年前
40

綿帽子第六話

「メロディ」 体調の悪さを感じ始めた頃に、俺とは全くの無縁だと思っていたメロディが、突如として頭に浮かんだ。 いわゆるJPOP調。 それも80年代から90年代に存在していたようなドラマのタイアップソングのようなものだ。 それまでの俺はR&BテイストやROCK、JAZZテイストの入った曲を書くことはあっても、自分なりの拘りからJPOPというカテゴリーに手を出すことはなかった。 だからといって俺の書いた曲が日の目を見たことはない。 ただ、何故だかこのメロディはちゃんと形

綿帽子 第五話

一向に回復の兆しが見えず、自分のメンタルがかなり弱っていることを自覚はしてはいたのだが、…

sekirein
1年前
25

綿帽子 第四話

別段、俺は病気自慢が趣味というわけではない。 毎日を平穏に過ごしたかっただけだ。 「嗚呼…

sekirein
1年前
35

綿帽子 第三話

こりゃあ親不孝の報いが来たかな。 絶体絶命の状況に置かれると、とかく人間というのはマイナ…

sekirein
1年前
33

綿帽子 第二話

現在の状態。 目、視力激減。 おそらく0.1くらいに落ちていると予測する。もっと悪いかもしれ…

sekirein
1年前
40

綿帽子 第一話

ああ、嫌な夢だった。 いや、果たして夢だったのであろうか。 皆んなが嘆き悲しんでいる。 皆…

sekirein
1年前
92