昨年度末は知床に行きました。医者や医大生って、何故か旅行やグルメ好きな人が多いです。 今までにも何回か北海道に行きましたが、知床は初めて。病院の友人が「北こぶし知床」という良いホテルを取ってくれて楽しみました。 ビュッフェスタイルで、どれを食べても絶品でした。是非また行きたいと思うのですが、知床は流石に遠いですね。 友人はサウナも好きなので、そっちも満足のようでした。(僕はカラスなのでお部屋でのんびり・・・) おまけに流氷と地元の海鮮丼も共有します。 個人的に肉より魚
こんにちは。 今日は夕方から当直ですが、昼間することもないので車のバッテリーを充電しました。前に充電したのが確か冬だったと思うので、最低でも半年は経っていると思います。普段は家と病院の往復(片道20分程度)が大半ですが、この距離で果たして充電できているのかわかりません。 使用した充電器はこちら↓ 「Deltran」というメーカーのもので、オートバイのハーレー界隈で有名なようです。 詳しくないのですが、取り敢えず端子にくっつけると黄色が点灯して充電開始。たった2時間ほどで
こんばんは。 8月にジャパントータルクラブ箱根に泊まってきました。(頭文字を取ってJTCとします) JTCは会員制ホテルで、家族で使っているのはいつも僕だけ。笑 JTC下田には何度か宿泊していますが、今回は初めて箱根に行ってみました。何となく疲労が溜まっている気がしたので、温泉で癒されるのが目的です。 車かロマンスカーか迷いましたが、箱根湯本でランチをしたいのと、箱根周辺の混雑を避けるために後者にしました。 土曜の朝スーパーハコネに乗り込み、何とか窓際を死守。厚木辺
当院では若手医師が外来処置室で点滴を取る。 頻度はケース・バイ・ケースだが、少なくても月2回、多いとほぼ毎日点滴を取るのだ。毎日のように10本以上の点滴を取っていた時期もあり、複雑な心境である・・・。 医師である以上、最低限点滴くらいは取れるべき。至極真っ当だが、頻繁になれば当然業務の妨害となってしまう。(中には全然点滴の経験がない人もいるようだが。) 中には早朝病棟患者の採血・点滴を全例任されて朝早く出勤せざるを得ない病院もあるが、実にしょうもないと思う。幸い当院はそこ
ワーファリンの調整のアルゴリズムについて調べてみたところ、あまり確立した基準はないようです。そこで様々なブログを参照して、個人的にやりやすい調整法を考えてみました。 基礎知識として、ワーファリンはビタミンKに拮抗することでVK依存性凝固因子であるⅡ,Ⅶ,Ⅸ,Ⅹ("肉納豆"と覚えましょう)を阻害することで抗凝固作用を発揮します。 抗凝固療法の適応となる病態は、心房細胞や塞栓性脳梗塞、静脈血栓などの静脈性ないしうっ滞性血栓です。動脈血栓は抗血小板療法の適応で厳密に区別されるの
こんばんは。 今日は医師の当直に関する話題です。 臨床を始めて知りましたが、病院の体制によって当直業務の内容は様々。僕の病院では内科当直医が病棟対応と救急対応両方とも行います。病棟対応では急変から転倒・点滴漏れ・処方切れなどが主な仕事。救急対応は文字通りですが、救急車やwalk-inの時間外患者を診察します。 大学病院や準ずる大病院に勤務する友人は各科当直といって、各診療科の病棟対応を行うようです。診療科にもよりますが、運が良いと寝当直もあるとかないとか・・・羨ましい!!
こんばんは。 実は医大時代に小児科を志していた時期がありました。最終的には内科医を選びましたが、もし迷っている人がいたら参考にしてみて下さい。 まず小児科のいい所から挙げてみます。 ①小児科って子供のすべてを診る総合診療医なので、飽き性の自分にぴったりだと思った。 ②小児は多くの場合基礎疾患がないので、病歴や検査値が明解で分かりやすい。実際に診療をしていると、成人と比較してデータの推移を綺麗に追うことが出来る。 ③単純にやりがいがある。子供はかわいい。 おそらくどれも
今日は医学の話題から逸れてよもやま話です。 僕は都内の大学に通っていたため、専ら車は必須ではなかったです。 趣味の釣りのため、釣行時には父の車を勝手に乗っていました。自分の車を欲しいと思ったことはありましたが夢の話でした。 当分買う予定はないと思っていましたが、たまたま駐車場を確保できたため卒業時にマイカーの購入を決めました。幸いにも医学生時代に貰っていた奨学金が僅かに残っていたため(大半は計画性なく使ってしまいました・・・)、新車は遠く手に及ばず中古を探しました。社会人
お久しぶりです! 最近流行りのマイコプラズマ(Mycoplasma pneumoniae)についての記事です。マイコプラズマは別名「歩く肺炎」とか「オリンピック肺炎」と言われていますが、今年もまさしくオリンピック年です。 記事にした理由は、単純に僕がマイコプラズマ好きだからです。特に理由があるわけではないのですが、微生物学を履修した時からなんとなく好きなのです。 マイコは細菌に分類されるのですが、細胞壁はありません。(故に細胞壁合成阻害で抗菌作用を発揮するβラクタム系は
こんにちは。 月も変わり、先月の外科からうって変わって、再び内科に戻ってきました。 ややハイパー寄りの内科なのですが、僕は血液検査を見たりカルテをポチポチしたりしています。やはり新しい診療科となると、気疲れしてしまうものです。とはいえ、内科的にしんみり考えるのは好きなので、性格的に糖尿病内科が向いているのではないかと考えています。 さて本題に。 僕は昔から釣りが趣味で、リフレッシュがてら休日に船釣りに行ってきました。本当は病院の友人と行きたかったのですが、時化予報で船酔
こんばんは。 救急外来をやっていると、腹痛+下痢を無意識に急性胃腸炎s/oで片してしまう。そんな経験はないでしょうか? 自戒も込めて、急性腸炎はしっかり鑑別しよう!という記事です。 好酸球性胃腸症や腸管ベーチェットのような比較的稀な疾患を除いて、炎症性腸疾患(IBD)、薬剤性腸炎、感染性腸炎、虚血性腸炎は鑑別する必要があると考えています。 もちろん確定診断は内視鏡初見が大切で、炎症期には穿孔リスクもあるため救急の現場で確定診断をつけることは難しいですが、予測は可能です
本夜はこのテーマを学びます! 僕も詳しいわけではないので、少し自論も入ってますが、ぜひ参考にしてみて下さい。 まず失神は、一過性に回復する意識消失発作のこと。これが遷延する意識障害との違いで、意識障害の鑑別はまずABC評価と低血糖の除外、そしてAIUEOTIPSでした。 失神で大事なことは、心原性か非心原性か。心原性であれば圧倒的に予後不良ですので、これをしっかり鑑別することが大切です。心原性は大きく機能性疾患である不整脈と、器質的疾患に大別されます。不整脈は心電図で捉え
こんばんは。 今回は、医学の家庭教師になる回です。 僕のCBTや国試の成績等に関しましては、以前の記事を参照ください!これまで培った知識やテクニックを活かして、基礎・臨床医学の定期試験、CBTや国試、またマッチング過去問対策など、様々な案件を応募しております。 具体的には、 Zoom等のオンライン媒体を用いる。 都心であれば、直接の指導も可。 時給は5000円~を検討。要相談。 基本は平日の19時~23時の時間帯で、1時間~2時間程度の授業を実施予定。 以上で考えてお
救急とは何か、広辞苑をひいてみました。 「事故や急病による傷病者に対して適切な医療行為を施行すること。」 医療者であれば当然の内容ですが、例えば心筋梗塞であればゴールデンタイム90分以内にカテーテルで再開通を目標、脳梗塞であれば4.5時間以内に(適応があれば)t-PAでの再開通を試みるわけです。これらの緊急疾患は時間経過とともに救命率が下がる(あるいは後遺症の頻度があがる)わけですから、適切かつ迅速な医療行為が必要なわけです。 しかし、僕が初期研修を経る中で、必ずしもこれ
おはようございます。 今日は強迫性障害について紹介させていただきます。 まず、強迫性障害とは「手を何回も洗わないと気が済まない」や「ドアを閉めたか不安になって何度も確認してしまう」といった症状を呈します。ただ、誰しも気がかりなことがあったり、不安な事があるのは当然なことで、人間としての性格と疾患とのボーダーがどこに存在するのかが肝心となります。特に日本人は、風水や六曜などの習慣・しきたりを重んじる風習があり、先程の境界を設定するのは難しいともいえますが、簡便な指標といえば
明けまして、おめでとうございます。 大変ご無沙汰しております。 今回は上のテーマについて書こうと思います。 まず簡単に略歴。 令和5年3月 都内私立医卒業 令和5年4月~都内市中病院で初期研修 僕の初期研修先は、所謂ハイポ寄り(ハイポではないが)ではあるが指導体制も確立されており、都内の割には高給取りの適度な病院という所です。 初期研修をしてみて、仕事面でも生活面でもいろいろと考えが変わり、参考になるかと思い記事にしてみます。 <生活に関すること> ・土曜勤務がないこと