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いてくれて、ありがとう2
会社の違う部署で働く志保を良いなと思い始めたのは必然だったかもしれない。
家屋やビルに取り付ける配管を手配する大きいとはいえない会社で志保は営業として就職して来た。中規模企業であったこともあって、僕らの会社の若手社員は仲がいい。休日には一緒にハイキングに行ったり、皆で飲んだり、BBQをするなんてこともよくあった。
それなりに女性社員も多い会社であったが、志保を含めて5人ほど。その中で志保は気が
いてくれて、ありがとう
いるのが当たり前で空気みたいになってた。
友人との飲み会やレクリエーション行事で約束をすっぽかされることが多くなった。理解のある彼女でいたかったから、もう半年以上我慢していたけれど、自分の優先順位の低さに辛くなって、彼氏に別れを切り出したのは春、ゴールデンウィークの最終日だった。
1日ぐらいは私と遊びに行こう?とゴールデンウィーク前に約束していたのに、彼は会社の同僚とキャンプに行ってしまったの
脳内の化学バランスが崩れた時に役立つかもしれない、ちょっとしたヒント
今日の私を取り巻く状況は昨日とさほど変わっていないはずなのに、何故だか、昨日とは打って変わって先行きが不安でたまらなくなる時がある。
そういう時は、ひょっとすると意識してないだけで、何かものすごく気がかりなことがあるのかもしれないし、単に季節の変わり目の寒暖差に身体がついていけず体調が芳しくないだけかもしれない。時には単にお腹が空いてただけだったなんてこともある。
でも、そんな理由であろうとな