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北欧の教育から学びたいあれこれ

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大枠は教育の水準が高いと言われている北欧での教育についての記事をまとめています✳︎ (他国もあり)
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ノルウェーの気楽すぎる保育園行事&保護者面談

ノルウェーの気楽すぎる保育園行事&保護者面談

先週、1歳の子供が通う保育園で、サマーパーティーなる行事と保護者面談がありました。
「ほんと、気楽でいいよね」っていう結論です。

一大行事のサマーパーティー

子供の通う保育園では、年に数回、保護者を招いたイベントがあります。
今までは旅行のタイミング等が重なり不参加でしたが、今回初めて参加することに!

イベントの2週間前に、保育園の連絡アプリを通じて、招待状が届きました。

内容は、以下の通

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ヨーロッパと日本の小学校の違い

ヨーロッパと日本の小学校の違い

産まれてからすでに4カ国目の引っ越しをとげた我が家の7歳児。

小学校1年生はベルギー(オランダ語圏)

2年生でイタリアに引っ越してきました。



同じヨーロッパのなかでも、言葉も違えば勉強のスタイルも違います。



ざっくりと感想を言わせてもらうと、
ベルギーは北欧に近い、好きな事をさせるスタイル。逆にイタリアは日本と似た先生が教団に立って教える、スタイル(でも小学生は陽気でうるさい)とい

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フィンランドが幸福度ランキング3年連続世界1位のワケとは? これからを生き抜くためのフィンランド式生き方ガイド 『世界一しあわせなフィンランド人は、幸福を追い求めない』試し読み

フィンランドが幸福度ランキング3年連続世界1位のワケとは? これからを生き抜くためのフィンランド式生き方ガイド 『世界一しあわせなフィンランド人は、幸福を追い求めない』試し読み

3月22日、フィンランド出身で新進気鋭の哲学者がこれからの時代を生き抜くための『世界一しあわせなフィンランド人は、幸福を追い求めない』(フランク・マルテラ[著] 夏目大[訳])を刊行します。

ある朝起きて、あるいは夜遅くまで働いていて、ふと「人生は無意味だ」--そう感じたことが、誰もが一度はあるはず。人生を「意味のあるもの」「幸せ」と感じるにはどうすればいいのでしょう。本書ではフィンランド出身の

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まるで北欧絵本のような世界へ行こう!「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」をレポート

まるで北欧絵本のような世界へ行こう!「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」をレポート

近年、埼玉のインスタ映えスポットとして有名となった「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」。豊かさ自然のなかにあり、癒しのスポットでもあります。まるで絵本のような、非日常の世界は一度行くとやみつきになることでしょう。
今回は、この公園の魅力をたっぷり紹介していきたいと思います。

1、トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園とは?

場所は埼玉県の飯能市で、近くには自然豊かな名栗湖や宮沢湖がありま

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「遊具デザイン」を通じて世界を知る

「遊具デザイン」を通じて世界を知る

こんにちは。
私はベルリン郊外の遊具製造会社に属するデザインスタジオで、公園と遊具のデザイナーとして働いています。

公園といっても、「パーク」というよりは、遊具のある「プレイグラウンド」、「プレイエリア」の、遊具の配置や設置の方向、地面の材質の提案をしています。ドイツ国内や世界のいろいろな国のプロジェクトごとに、計画されているプレイグラウンドの敷地、テーマ、対象年齢、予算など、要望や条件によって

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0から1を生み出す北欧の3つのマインドーa quiet dayを読んで

0から1を生み出す北欧の3つのマインドーa quiet dayを読んで

北欧のデザインや創造性教育、スタートアップエコシステムなど、ゼロからイチを創造するという点において、北欧は世界から注目を集めています。

私がフィンランドでデザイン教育を受けて感じたのは、創造性のエッセンスの1つは北欧の人たちのマインドにあるということでした。

そのマインドセットを実際に北欧に行ったような感覚で感じることができる a quiet dayというマガジンが大好きで、帰国してから約1年

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