Natasha in Venezia
アメリカ人夫と2013年にフランスで結婚。 転勤ばかりの研究員で、パリ→香港→ベルギー→そしてヴェネチアへ引っ越し。 その経験を語ります。
小学校2年生にして5ヶ国語目。 転勤ばかりで毎度現地校に通わせている娘の成長記録。
バイリンガルで育った自身の経験や、本当に身に付く英語の勉強法
いまさら感がありますが!自己紹介をします。 ヨーロッパを転々として丸10年。海外在住、国際結婚、起業、子育て、あらゆる経験を元に感じた「気付き」を言葉にしています。 2010年から2021年まで 東京からパリへ→ロンドン→ニューヨーク→パリ→ロンドン→パリ→香港→ベルギー→ヴェネチアへの合計10回のお引っ越し。 1984年、日本生まれ日本育ち。 関西人の父とエジプト人の母の元で育ち、日本の公立小・中・高(体育科)大学を出て日本で社会人として外資系海運会社で4年勤務した後
最初から読む場合はこちら 被験者4、フランス国: マリ・ロー・シャヴィエー 場所:パリ8区 Alma -Marcau駅を出るとエッフェル塔が片方にみえ、ダイアナ妃が亡くなったトンネルには大きな火の記念碑があり、生花が乗っていた。ル・モンド紙で働くジャン・ミシェルは学生時代の友達だ。同じ大学のプレパーで知り合った。同じように進学コースを二年終わらせ、私は大学で経済学を学んだが、彼は国際政治に進学し、そのままLe Monde社に入社した。こうやってみると経済省、新聞社、エリ
最初から読む場合はこちらから 被験者1、日本国: 森永 秀太郎 (チル) 場所:パリ 大竹明、との待ち合わせはノートルダム寺院の近くのカフェだった。シェイクスピア&Coという古本屋さんでカフェも併設されている。少し早くついたので中の本屋を覗いてみた。狭い階段を登ると二階にもぎっしりと本があり、学生らしきおしゃれな若者たちがポツポツと中のソファーに腰をかけて本を読んでいた。 住所を調べるときにWikipediaのページが出てきたので調べてみたら、本の販売だけじゃなく1
最初から読む場合はこちら 被験者2、フランス国: フィリップ・ブエ 場所:東京 到着して一週間が経つが、こんなに毎日が発見ばかりで新鮮に感じれるのであるのなら、もっと早く日本にくれば良かったと思うばかりだ。 東京は面白い、まず一階だけにレストランがあるわけではなく、2階にも3階にも、高層ビルの何十階にもレストランがある。それだけでパリにあるレストランより確実に数が多い。 そしてどこにいっても人が親切で、丁寧に対応してくれる。 昨日行ったバーはどこだったか忘
あらすじ 政府極秘調査「ソーシャル・エクスペリメント」で選ばれた最初のテスト国に選ばた日本とフランス。 ランダムに選択した被験者を5名を事前の説明は無しに、互いの国に送り、自分で衣食住を探しその記録を各国で交換し、パニックに陥った人の行動を予測する今後の研究に役立てようとしている。仕事もバックグラウンドもまるで違う5人がそれぞれ感じた日本での生活、フランスでの生活、そして政府の本当の目的とは? ソーシャルエクスペリメント ソーシャルエクスペリメントとは、人々がある状況
去年の暮れあたり、コンブが二酸化炭素の削減に効果的という話を聞いて、細々と発信しつつ、活動を続けてきました。この度縁あって「カーボンオフセット」の話し合いをするグループの長になりました。(パチパチ・・・自分で拍手) そのおかげで、生まれて初めてインタビューを受けました!これをTwitterで呟いたところ、英語わかんないから日本語訳して、という要望があったのでインタビューの要約をしました。興味がある方は英語でも聞いてみて下さい:) インタビューアーはAumlinkとい
前回の記事では、養殖をするに至ったいきさつをお話ししました。 今回の記事では「昆布ってこんなに効率的に二酸化炭素を減らすんだよ」と言うテーマで話したいと思います。 育つのが早い、手間がかからない コンブがCo2削減に効果的な理由は、育つのが早い、そして海中に入れたら勝手に育ってくれるので手間がかかりません。 これが最初の「タネ」の状態です。 4ヶ月後にはこのサイズになります!でかい!! 実際どれくらいの二酸化炭素を吸収できるか 昆布の二酸化炭素の吸収量を測った論文
前回の投稿からものすごく時間が空いてしまいましたが、皆様いかがお過ごしですか。 最近は音声での配信がメインになっていて、文章を書く方がおろそかになっていますが、アイディアをまとめたい時にはやっぱり書くのが大事だと思うので、「昆布の養殖を始める準備をしている」という日記を書きたいと思います。 そうです、あの昆布です。 いきさつFrekonomics(ヤバい経済学)という本が15年前に出版されたのですが、身近にある面白い現象を経済学的に調べるという内容の本で、なぜ麻薬の売人
アンドロイド機種だったので、クラブハウスの波が来て去った頃にクラブハウスの入会が出来たけれども、いまいちしっくりこない。 でも自分でもポッドキャストや、Voicy, Stand.fmで色々聴いてるので自分でも使ってみたいなと思い、ほそぼそと気づいたことを配信し始めて早数ヶ月。 個人的な感想としては「ブログに比べるとめちゃめちゃ楽」 ブログで色々と書くときは、内容を考え、構想を考え、書くのに時間がかかって、読まれるか分からないw でも音声配信って10分喋るだけでおしま
(2017年に書いた日記です、でも今でもたまに思うので) 最近燃え尽き症候群なのか、充実しててもなんとなく満たされていない、幸せなのに空しい気持ちになったりします。 なんでそんな気持ちになるのかこの週末、考えてみました。やり遂げた事もたくさんあるし、本も合間にたくさん読んだ、引っ越しも落ち着いて今からが楽しいはずなのになんか満たされない。 言葉にしてみたらちょっと心の整理がつくかなと思い、日記にしてみたいと思います。 ノマドライフ・自宅勤務なのに何が不満? 私たち夫婦
2010年、会社を辞めようと決意した時に、イギリスにワーホリに行く予定でした。イギリスのワーホリは2年。ビザ申請の数ヶ月前から現地の人材派遣会社に連絡を取ったり、Skypeで面接したり、着々と転職活動を続けていました。 ビザ申請も先着1000名の早いもの順。正月休み明けの1月4日に予約を取り、何度も念入りに調べたリストの書類を持って、イギリス領事館に向かいました。 そこで担当者に言われた事が「通帳のコピーに対して法廷翻訳が必要です」 ゆうちょの口座だったんですが、英文の
昔の同僚から連絡があって「旦那の転勤が香港になりそうなんだけど。香港ってどうなの?子育てしやすい?」って聞かれました。 香港には合計1年しか住んでませんが 香港大好きです。 香港の前はパリ・ロンドン・ニューヨークにもちょっと住んでたので 出産〜育児休暇〜子育てを知っている範囲でサクッとまとめてみました。 ++++出産++++ パリ(フランス) 出産は保険が聞くので、公立病院で出産する場合はタダ!先払いもなければ書類にサインするだけでさらっと退院。私の場合は出産予定
今日はヴェネチアのビジネスモデルについてちょっと気づいたことを書いてみたいと思います。 最近は音声配信も始めたので、noteより軽い感じで聞けます! 観光客向けのビジネスと、地元民向けのビジネス初めて来た時にはあまり気づかなかったんですけど 観光客メインのお店か、ローカルメインだけど観光客もウェルカムのお店があるな〜って気づきました。特にコロナで観光客が居ない今、閑古鳥が泣いているお店と、地元民で賑わうお店の差が激しいです。 お店によく通っていると、「地元民割引」をし
お国が変われば(ベルギー編)がなかなかの反響でしたので、フランス編も上げてみたいと思います! 6年住んだフランス。そのほとんどがパリでした。 住んでいるとフランス人はよぅ・・・と頭を抱えることも多かったんですが今となっては良い思い出。思い出せるだけ書いてみようと思います。今回はカテゴリーに分けて箇条書きになってます。 <日常生活>清潔面でカルチャーショック。手を洗う習慣が・・あまりない。パンはお皿なしにそのままテーブルに置く。みんなシャワーは毎日入らなくていいと思ってる
今年から、2つ音声配信を始めました。今まで何で始めなかったかというと、自分の声って変だよな、ってコンプレックスがあったんです。 でも、私自身がポッドキャスト聞くのが好きだし、ブログを読むより音声配信聞いている時間の方が多いよな、という理由で始めました。 1)海外でワーママのポッドキャスト これは主に対談をレコーディングしたものを、記事にもあげるし、ポッドキャストにも残す。長いインタビューです。Anchorウェブサイトから聞くか、どこのポッドキャストチャンネルでフォロー
私が初めてヨーロッパに住んだのは19歳の時。フランスに半年留学しました。 その時はフランス語も全く喋れなくて、語学学校のクラス分けテストは名前だけ書いて提出して一番下のクラスでした。 そんな私は、「フランスってコスメの国だから〜」といって日本の化粧品とか洗顔とか全く持ってかなくて身振り手振りで手に入れたと思ったジェル状の化粧水。 3日も使ったら肌がボロボロになりまして。 お母さんに泣きついて「日本から何か送って!」って言ったら 「ねぇ、ちゃんと説明書読んだの?」