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演歌

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演歌風に書いてみました。
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#夜

【歌詞】可惜夜

【歌詞】可惜夜

あなたの肌に触れた夜
こんなにも幸せを感じたことはなかった
ちりじりになった雲を見つめた先には
ほら 三日月がより目を細めてる

心さえ奪っていいのよ 愛されてなくても
あなたに抱かれた優雅に照らされて

今宵 可惜夜

もう朝はいらない いらないって
思っても 結局 夜は明けるのね

深いくちづけをした夜
染み渡るときめきが身体中を駆け巡り
ありふれた解釈の付き合いじゃないこと
ほら 三日月もま

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【歌詞】梶の葉姫

【歌詞】梶の葉姫

やわらかい愛を知る姫は
心ごと いろはに託して
悩みなら 愛についてでも
運ばれる あなたへ導く

手をとって 名前を呼んで 夜の空は 寂しくて

星はチカチカ またたいていく
裸足になって 丘を駆けていく
空に届くかな? 届けばいいな
出逢った愛をきつく結ぶ仕草は
心にとって不可能はない

涙ぐむ愛も知る姫は
そのまんま いろはに尽して
叶うなら 愛をもたらして
あなたへと 色は鮮やかに

夢を

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【歌詞】ネオンライト

【歌詞】ネオンライト

清らかに映える 雨の夕暮れ
あんたの背中を 見送った切なさ

渡ったのは ひとつ大人になる道
この別れがきっとそうさせるのね

艶やかなうなじに 見え据えたウソばかり
本音を言えずにまた手を振る
夜に暮れてくから 私には雨ばかり
色艶は後から付いてくるものだという

浅はかだった愛 恋は孤児(みなしご)
いつそうなったか 誰も知らぬことで

濁ったのは 幼い私の瞳
見る目が変わっていく あんたのい

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【歌詞】あじさい

【歌詞】あじさい

雨がほろほろと 夜風に乗って
濡らす髪の毛を 揺らし去っていく
移り気に世は遊ぶ

私が知らないと思っていたなら
思い違いにも甚(はなは)だしい

あなたはふっと消える 誰かへのもとへと
私を置いたままで 朝を待つ
笑えてくるわ だって変わらないんだもの
あなたの遊びを あじさいは見ている

涙もほろほろ 流れてくると
好きなんだなって 思えてくるから
悔しさに裾を噛む

うらめしやの心 送ってあ

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【歌詞】風のうち

【歌詞】風のうち

憂いの片隅で 隣り合わせの夜
揺れる想いに心は裸になる

あなたとの恋はそよぐ風のうち
でしゃばりついでに吹かれてしまえば
この手から遠退く愛となる

部屋の片隅では 泣き声が響いて
恋しいあなたの影が目にチラつく

出食わせの恋はそよぐ風のうち
いくつか場面ではいろんな風が
2人に吹き荒ぶ愛となる

夢か幻か あなたの愛情が見当たらない

あなたとの恋はそよぐ風のうち
でしゃばりついでに吹かれて

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