「ものすごいスピードで変わっていく世の中で、現状維持は衰退を意味する。」 この言葉は、私の心にグサッと刺さった。変わることを恐れるあまり、今にすがりついていないだろうか。そう自分自身に問いかけると、私は心のどこかで常に不変を求めていることに気づいた。このまま幸せに時間が過ぎていったら、どれだけ人生は楽だろうか。 「変わる=失敗する」という罠変わりたくないという願望がうまれる理由について考えてみた。それはおそらく、変わることで失敗したくないからだと思う。リスクを伴う変化に対し
100本以上のnoteを投稿したので、今回は改めて振り返ってみたい。 ものすごいスピードで変わっていく世の中で、現状維持は衰退を意味する。 この力強い言葉を紹介したのが、約3か月前。 それから私の中で変化はあったのだろうか。 保守的になっていないだろうか。 そう自分を見つめなおした時、もう1本の記事を思い出した。 未来を見つつ今を生きるバランスが求められる。 どうすることが将来や現在の幸せに繋がるのかは個々によって違い、正解がないからこそ人生は難しくて楽しい。 現在
他人との垣根が低い人になりたいとつくづく思う。 オーストラリア出身の知り合いは、私のことを家族のように扱ってくれる。 余った食べ物があれば分けてくれるし、夜遅くに帰宅する時は危ないからと車で迎えに来てくれる。 ゴキブリが出たときは、素手で退治してくれた(正直引いたが)。 「知り合い」程度なのに、まるでお父さんのようだ。 オーストラリアに来て間もない頃、右も左も分からなかった私にとって、それがどれだけ心の支えになっただろう。 そしてそのような人たちと関わる度に、私は不思議な
メルボルンのマーケットは、シドニーのそれと全く違った。 メルボルンの観光スポットとして有名なのが、クイーンヴィクトリアマーケットだ。 中心地からとても近く、敷地がとても広い。 新鮮な肉からお土産用のマグネットまで、何でもそろっている。 シドニーのマーケットは、基本的に手作り商品のみを扱っているため、品数が少なくがっかりしてしまう観光客もいるだろう。 だが、クイーンヴィクトリアマーケットでは、野菜一つとっても様々な種類があって面白い。 採れたての果物を売っている店の隣には、そ
今週は、雨の日が続いた。 シドニーでは珍しい。 晴れの日が1か月以上続くこともざらにあるのだ。 とは言え、雨が降って嬉しいかというと、そうでもない。 なぜなら、とても蒸し暑くなるからだ。 シドニーの気温は、数字だけを見るととても暑そうに感じるが実際はそうでもない。 普段は乾いているため、日陰に行くと心地よい風が吹いて涼しいのだ。 だが、雨の日となるとそうもいかない。 暑い上に湿度も高くなるため逃げ場がなく、エアコンなしでは耐えられない。 日本の夏と似ている。 シドニーに
機会があって、全豪オープンを観戦したことがある。 全豪オープンとは、テニスの世界4大大会の1つだ。 錦織圭選手や大坂なおみ選手をはじめ、テニス界トップの実力者たちが集まる。 今年は1月下旬から2月上旬まで、メルボルンで開催されている。 プロのテニス大会に行ったのは、これが初めてだった。 このたった1回は、私にとって強烈な印象が残っている体験だった。 それもそのはず、ナダル選手のプレーが目の前で繰り広げられたのだ。 ナダル選手と言えば、テニスにあまり興味のない人でも聞いたこと
大学時代、私は塾講師のバイトをしていた。 私にとって初めての仕事体験は、振り返るととても貴重だったと思う。 ほんの数ヶ月前まで生徒側にいた自分が、給料をもらって教える立場にいるのは不思議な気持ちだ。 少し前の自分を生徒に重ねることで、客観的に見つめることができる。 「高校生の自分なら、何をどうやって学びたいだろうか。」 そう考えるだけで、自然と講師をこなすことができた。 だが、生徒にもらう質問で一番聞かれたくなかったことがある。 「なんで勉強しなきゃいけないの」 答えるの
先日、ふと私のオーストラリア生活を振り返りたくなり、今まで行ったところを書き出してみた。 オペラハウスなどの定番スポットから、パルムビーチなどちょっとマイナーなところまで。 リストにすると、思った以上に自分が行動していたことが分かる。 ほぼ毎週末、新しい場所に行っていた。 定期的に、自分が何をしたかを思い出すのは大切なことだと思う。 無意識のうちに選んでいることであったり、自分の傾向を客観視できる。 例えば、Google mapで行った場所をピンでとめてみると、海辺の散歩
AIが、人間の仕事を奪う。 そんな話題を、今まで何度も耳にした。 高度に発達したAIが人間の技術を上回り始めている。 では、我々人間はどうすれば良いか。 この質問も、いろんなところで議論が交わされている。 今回は、そんな議論の1つで印象に残った記事を紹介したい。 人間の長所とは時間を味方につけること。 これが、質問に対する答えだった。 イマイチピンとこない。 時間を味方にすれば、なぜAIにも負けない存在になれると言うのか。 前提として、「あの人のサービス、モノを使いた
私が一人海外デビューしたのは、大学1年生の頃だ。 平凡な日常に飽きてきた時に、大学の生協で目に飛び込んできたのが、海外ボランティアの広告だった。 それまで海外に行ったことはあるものの、1人で行ったことはなかった。 そもそも、今と比較すると全く海外に興味がなかった。 ボランティアもしたことがなかった。 なんとなく、というのが海外ボランティアを選んだ理由だ。 もはや、理由とも言えないが。 ただ、非日常的なことがしてみたかった。 考えれば考える程わくわくしてきて、気付けば私は全
「先を見据えて行動しろ」 この言葉を、何回大人に言われただろう。 将来のために貯金しろ 良い会社に入るため良い大学に入れ 今勉強を頑張れば大学で遊べる 先を読んだ行動は数え切れない。 そしてそれらは、世間一般で推奨されている。 だが、果たして未来だけに重点を置く教育は万能なのだろうか。 未来に縛られすぎて、息苦しさを感じている人もいるのではないだろうか。 何一つ後悔のない人生確かに、今散財してしまったら、困るのは将来の自分だ。 高校生の時に遊び呆けてしまったら、困るのは
日本でもお馴染み、ユニクロ。 私自身、たくさんお世話になっている。 世界第3位とも言われる大手洋服店だけあり、海外でも様々な場所でユニクロを見かける。 安定の、ユニクロ。ユニクロへの信頼はあつい。 これは、日本人だけの傾向ではない。 オーストラリアに住む外国人も同じように感じていた。 安定の品質。コストパフォーマンスの良さ。 一回洗濯したら着れなくなるような服はない。 海外の服の基準ところで、私は海外で衣服を買う際に注意していることがある。 露出度、透明度、綺麗度だ。 ユ
先日、人生で初めてサーフィンをした。 サーフィンは今年の初めに掲げた目標の一つだったこともあり、達成感があった。 オーストラリアと言えば、サーファーが多く集まる場所。 そこで、今回はサーフィンの感想及びおすすめを紹介したい。 まず、初心者でも2時間ほどでサーフボードに立つことができるということを強調したい。 最初これを言われたとき、半信半疑だった。 バランス感覚もなく、海に入ることもほとんどない私が、はたして本当に立てるのだろうか。 正直、波に乗ることすらできるか怪しいと思
オーストラリアのお土産というと、UGGの靴を思い浮かべる人もいるのではないだろうか。 もこもこのブーツやサンダルなど、いかにも女性が好きそうな靴が揃っている。 シドニーでも、街を歩けばたくさんのUGG店を発見する。 ただ、それらの店の中には「偽物」もあることをご存知だろうか。 知らず知らずのうちに偽物を手に取っている?「偽物」というと違法なものを売っているように聞こえるが、そうではない。 お店自体は、ちゃんとしたところだ。 正確にいうと、私たち消費者の知識不足のせいで、知ら
私は寝つきが良い方だと思う。 でも、なかなか寝れない日だってある。 昼寝をしてしまった日、落ち込んだ日、続きの気になるドラマを観た日など。 寝ようと思えば思うほど寝れなくなる現象に、名前はあるのだろうか。 そんな寝つきの悪い日に行っているのが、睡眠用BGMの再生だ。 YouTubeで検索するとたくさん出てくる。 スパで流れていそうな心地よい音楽であったり、森林をイメージした音楽、オルゴールなど種類は様々だ。 自分に合った音楽を見つけられるだろう。 それでもダメなら、英語リス
シドニーには、ストラスフィールドという場所がある。 韓国人コミュニティとして有名な場所だ。 韓国BBQから韓国コスメまで、幅広いジャンルのお店が並んでいる。 しかもそのほとんどが韓国人経営で、客の大半も韓国人のため、味や品質も本場のようだ。 私はよくそこに行って韓国料理を味わう。 韓国レストランなのだから本場の味であることは当たり前じゃないか、と多くの人が思うだろう。 だが、実は当たり前ではない。 例えば、オーストラリアの日本食レストラン。 日本食なのに中国人・韓国人経営と