時間を味方につける
AIが、人間の仕事を奪う。
そんな話題を、今まで何度も耳にした。
高度に発達したAIが人間の技術を上回り始めている。
では、我々人間はどうすれば良いか。
この質問も、いろんなところで議論が交わされている。
今回は、そんな議論の1つで印象に残った記事を紹介したい。
人間の長所とは
時間を味方につけること。
これが、質問に対する答えだった。
イマイチピンとこない。
時間を味方にすれば、なぜAIにも負けない存在になれると言うのか。
前提として、「あの人のサービス、モノを使いたい」と客に思ってもらうことが、AIにも負けない存在であるとする。
では、どのような時に人はそう思うのか。
〇〇を作れ
それは、その人に物語がある時だ。
AIが機能を追い求めるものであるならば、人間は意味を追い求める。
人間は、必ずしも合理的ではなく、感情的に物事を捉えることも往々にしてある。
その人にしかない物語があり、応援したいと思われたとき、その人にはファンがつく。
例えば、高校生男子バレー部を描いた「ハイキュー!!」という漫画。
主人公の日向は、身長がとても小さいというハンデを持ちながらも、部を引っ張るエースになろうと奮闘する。
そして、強敵との勝ち負けを繰り返して、弱小チームが全国大会に出場するまで成長するという物語だ。
青春漫画としてはべたな流れかもしれないが、それでも読者は引き込まれる。
登場人物の葛藤を知っているからこそ彼らに感情移入してしまい、いつの間にか自分も応援してしまうのだ。
では、応援したいと思うのはどんな人だろうか。
「思わず応援したくなる」のはどんな人?
それは、失敗も恐れずに立ち向かっていく人だ。
くじけそうになっても何度も諦めずに立ち上がる姿に、人は感動して思わず頑張れと叫ぶ。
挑戦して、失敗して、また挑戦して、失敗して。
たくさん時間はかかるが、挑戦し続けることに意味がある。
さあ、昨日と違う自分に挑戦して、自分だけの物語を作ろうか。
今日の英文
I’ve got you now!
もう逃げられないぞ!