オーストラリアでサーフィンしてみた
先日、人生で初めてサーフィンをした。
サーフィンは今年の初めに掲げた目標の一つだったこともあり、達成感があった。
オーストラリアと言えば、サーファーが多く集まる場所。
そこで、今回はサーフィンの感想及びおすすめを紹介したい。
まず、初心者でも2時間ほどでサーフボードに立つことができるということを強調したい。
最初これを言われたとき、半信半疑だった。
バランス感覚もなく、海に入ることもほとんどない私が、はたして本当に立てるのだろうか。
正直、波に乗ることすらできるか怪しいと思っていた。
だが、結論、できる。
1秒程度なら、という条件付きだが。
インストラクターからの説明はとてもシンプルだった。
ボードに寝そべり、波がきたら素早く立ち上がってバランスをとる。
ただそれだけ。
話を聞くよりも実践した方が早いということで、海辺で数回練習した後さっそく海に入る。
ここで、思ってもいなかったサーフィンの難しいポイントがあった。
ボードを持っていることもあり、波に流されがちなのでサーフィンできるスポットまで行くのが大変なのだ。
途中何度も海水を飲んだ。
体力もそこそこ奪われる。
やっとスポットに到着すると、インストラクターに支えられながらボード上にスタンバイ。
良い波がきたと同時にインストラクターが手を放すので、ここからが勝負だ。
練習を思い出しながら、必死に立ち上がろうとする。
そして、自分の2本の脚で小さなボードの上に立った瞬間、
海の上をすべる感覚
海風を全身で受け止める感覚
波に乗っている感覚
いろんな感覚が襲ってきて、何とも言えないくらい心地よかった。
「ああ、この一瞬の快感のために、サーファーは何時間もかけて海に来るんだろうな」
唐突に、そんな考えが頭をよぎった。
今まで、日焼けしてまでサーフィンすることの何が楽しいのだろうかと思っていた自分が消え去った。
誰かにとっては「たった2時間」かもしれないが、私の中では「されど2時間」、大きな発見のある有意義な体験だった。
ちなみに、サーフィン体験は有名な海ならやっているところが多いが、価格で言うとシドニーよりもゴールドコーストの方が安い。
時間があればやってみて損はないと思う。
今日の英文
I’m cooling out at the beach.
ビーチで涼んでるよ。