母国の影響を受ける英語たち。
■2024年世界最高の国ランク。
・最近のニュース、「『2024年世界最高の国ランク』、スイス首位、日本2位、米国3位、カナダ4位、オーストラリア5位、ベトナム44位」。
・米誌『U.S.ニューズ&ワールド・レポート』発表の『U.S. News Best Countries Rankings(2024年版)』は「冒険心、敏捷性、文化的影響力、企業家精神、文化・歴史的遺産、変動性、ビジネスの開放度、権力、生活の質、社会的目的の10指標に基づいて89の各国・地域を評価」する。
■Top10。
・もう少し詳細を見るとベトナムは「100点満点中26.6点。指標別ではビジネスの開放度68.4点で最も高く23位。このほか、文化・歴史的遺産48.8点(24位)、変動性42.4点(22位)、冒険心29.9点(44位)、生活の質21.8点(38位)、そして社会的目的2.7点(80位)で最も低くかった」。
・日本は「96.6点で世界2位でアジア最上位。「企業家精神96.2点で最も高く3位。文化的影響力80.5点(5位)、敏捷性77.5点(8位)、文化・歴史的遺産77.2点(11位)、変動性73.8点(8位)等が高評価である一方ビジネスの開放度61.1点(35位)と低くベトナムを下回った」。
・同ランクTop10は以下の通り(カッコ内は点数)、スイス(100.0点)首位、日本(96.6点)2位、米国(94.2点)3位、カナダ(94.1点)4位、オーストラリア(92.9点)5位、スウェーデン(91.7点)6位、ドイツ(90.6点)7位、英国(87.9点)8位、ニュージーランド(86.0点)9位、デンマーク(85.2点)10位。
■敢えて現地語でコミュニケーション。
・余談、ベトナムの『ビジネスの開放度』は68.4点(日本61.1点)と日本を少し上回る結果となっている。仕事内容によっても変わるだろうが私はベトナムで暮らし働く中で、日本にいる時よりも様々な外国人と仕事やプライベートで知り合う機会が多い理由は上述のデータにも裏付けられている。
・様々な国の人々と会話をする時は基本英語を用いる。日本人である私の英語もそうなのだろうが、彼らの発音は当然母国語の影響を大きく受けた英語である事に気づかされる、インド語の発音が色濃く反映された英語、シングリッシュ(シンガポール英語)、中国英語、韓国英語、フランス英語等様々だ。
・当然その方の容姿等で「どこの国出身なのか」と推測する事も多いが、彼らの英語や発音を聞いていくうちに、「彼は中国出身、彼らは韓国人」等自然と分かるようになるのだが、慣れるまでは彼らが一体何語を話しているのか分からない、良く聞いてみると「英語だった」なんて事もあるのだ。彼らも然り私の見た目や英語に対して「きっと日本人だな」と憶測しているのかもしれない。
・時折ベトナムの地で互いに違う国出身の外国人同士が母国語でも英語でもないベトナム語で挨拶を行う事もある。敢えてベトナム語でコミュニケーションを取る事で、お互い親近感を抱き、笑いが起こり、和やかな雰囲気になるが日本人同士が英語で話す時の様に少しだけ照れくさい。時に私はそうして人々と仲良くなっていく。