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メコンデルタの本気。

■最も物価が高い都市。
・最近のニュース(2024年4月2日付)、「ベトナムで『最も物価が高い都市』は引続きハノイ首位、ホーチミン2位/『最も低い地域』はベンチェ省(西部)」。
・ベトナム統計総局(GSO)発表の『2023年の生活費指数(SCOLI)』では「ハノイ市は全国で最も物価が高い都市であり続けている」。2022年比でランクの大きな変化はなかった。

■もっとも物価が安い地域。
・一方ホーチミンは「商品群は衣類・帽子・靴が81.99%、文化・娯楽・観光が91.87%、食品・飲食サービスが94.12%、家庭用品・家具が94.93%」とハノイの平均価格より物価が低い。
・しかし「その他の商品群とサービスが120.52%、教育が116.86%、飲料とタバコが114.52%」とハノイ市よりも平均価格が高い商品群もあり、製造業が多いハノイと商業都市ホーチミンの違いが垣間見える。
・ちなみに「『2023年に価格が低い地域』はベンチェ省、ナムディン省、クアンチ省、ソクチャン省、ザライ省、ロンアン省、ゲアン省、ハザン省、チャビン省、フートー省等」がランクインした。

■メコンデルタツアー。
・余談、ベンチェ省はメコンデルタ地域のひとつで、ベトナム南部ホーチミンから南西85キロメートルに位置し『ココナッツ』の産地として有名だ。ココナッツ森林に囲まれた肥沃な土地は農業が盛んでココナッツ以外にもオレンジ、蜜柑、ドリアン、バナナ、ランブータン、マンゴスチン、釈迦頭、マンゴ、パイナップル、ザボン、スターアップル等の東南アジアらしい果物も豊富である。
・以前メコンデルタ地域へのツアー(昼食・お茶代等含む)へ参加したが所要時間は半日ほどで千円もかからなかった。ツアー内容はホーチミン市内からバス移動、現地到着してメコン川を船で移動、昼食を取りながら現地の人々と交流、マングローブの森を進み、ココナッツキャンディ製造工場でお茶やココナッツ菓子で小休憩、そこで希望者には蛇と一緒に記念撮影等となっていた。
・私はこのツアーで改めてベトナムの奥深さを見て、メコンデルタの本気を感じられた事等、本報道に忘れられない記憶が甦っていた。

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