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不安になる権利すらなかった。|『あの日、選ばれなかった君へ』を読んで
不安で冷えた気持ちが、毛布のような優しく暖かい言葉の数々で勇気づけられる。選ばれなかった自分の過去を、選ばれる未来への伏線として再解釈してくれる本が、『あの日、選ばれなかった君へ』だ。
読むと、つい自分のことを語りたくなる。この本に背中を押されたように、自分の選ばれなかった過去も誰かの背中を押すかもしれないと、応援の連鎖が広がっていく。
そんなポジティブな光をわき目に、僕は焦っていた。
「語
写真を撮らない日があってもいい。
飲食店など、外出先でトイレを使った時、便座があたたかいとちょっとだけイヤだ。
こんな細かい違和感を気するようになったのは、きっと『ブラッシュアップライフ』を観たから。バカリズム脚本の作品(コントも含め)は、どれも本当に日常の共感力が高くて、悔しい気持ちでいっぱいになる。その共感、先に見つけたかった、ぐぬぬ、となる。
◇◇◇
年明けまでどこへ出かけるにもカメラを持ち歩き、写真を撮っていました。
人気のコレ|『at あしあと』 #9
大阪のおばちゃん全員が、この自転車に乗ってる気がする。
正式名称は誰も知らない。
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紀元前から今日まで|『at あしあと』 #8
天に近づこうと、人は塔を立てた。高慢だと激怒した神は、言語を分け、人間を散り散りにした。
紀元前から、今日まで。
いつの時代も人間は愚かで、夢想家で、ロマンチストである。
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そして、また生活が始まる|北海道旅行記
日本最北端。
そんな冠に惹かれて、北海道・稚内に行ってきた。はなはだミーハーである。
特別な土地に出向けば、自分も特別と思える。そんな下心もあったかもしれないが、期待したような感動も変化もなく、いたって単なる寒い岬だったと思う。
よくよく考えれば、当たり前だ。移動しただけで、特別になれるなら、みんな北極に行ってる。
どんな場所に出向こうとも、めずらしい旅をしようとも、日常の延長線上でしかな