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本の要約、感想、書評

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読んだ本の要約、感想、書評です。
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#悩み

【書評】楠木健『絶対悲観主義』 大事なのは期待しないこと

ロッシーです。 楠木健の『絶対悲観主義』を読みました。 非常に面白かったです! 「絶対悲…

ロッシー
2日前
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【書評】『君はどう生きるか』「コミュニケーションが得意」とは、だれとでも仲よくな…

ロッシーです。 『君はどう生きるか』(著:鴻上 尚史)を読みました。 あの有名な『君たち…

ロッシー
8日前
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【書評】夏目漱石『道草』を読む。お金に振り回されず、人生という道草を楽しめ!

ロッシーです。 夏目漱石『道草』を読みました。 『こころ』の次は『お金』 『道草』は、夏…

ロッシー
4週間前
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【書評】夏目漱石『明暗』を読めば、洞察力がアップすること間違いなし

ロッシーです。 夏目漱石の『明暗』を読みました。 『明暗』は最高傑作 『明暗』は、夏目漱…

ロッシー
1か月前
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INTJが夏目漱石『彼岸過迄』を読んで思ったこと

ロッシーです。 夏目漱石の『彼岸過迄』を読みました。 夏目漱石の『彼岸過迄』は、6つの短…

ロッシー
1か月前
11

無理に積極的にならなくていい

ロッシーです。 「人生は積極的に生きたほうがいい。」 誰もがそう思うのではないでしょうか…

ロッシー
3か月前
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【書評】『ストーナー』を読む。誰の人生だって、ひとつの物語。

ロッシーです。 『ストーナー』(著者:ジョン・ウィリアムズ)を読みました。 以下は、Amazonのページからの引用です。 こういう紹介文は、商業上の理由で「盛っている」ことが多いため、あまりあてにはしないのですが、今回は直感が働き読んでみることにしました。 その結果は・・・ いや~いい小説でした! なんか、しみじみとした良さがありました。秋にピッタリの小説ですね。 ※以下ネタバレがありますのでご注意ください タイトルどおり、この本の主人公は、ウィリアム・ストー

【超人】1分で分かるニーチェ『ツァラトゥストラ』 (※やる気を出したい人向け)

ロッシーです。 ニーチェの『ツァラトゥストラ』は、書いた当の本人であるニーチェ自身が絶賛…

ロッシー
7か月前
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【書評】ブッダ『ダンマパダ』は読む精神安定剤

ロッシーです。 『ダンマパダ』を読みました。 パンダの本ではありませんし、「パンダマダ」…

ロッシー
8か月前
24

【書評】ニーチェ『ツァラトゥストラ』を読む。私は「超人」ではない。人である。

ロッシーです。 ニーチェの『ツァラトゥストラ』を読みました。 なぜ読もうと思ったのか? …

ロッシー
8か月前
25

【書評】内向的な人は必読のベストセラー!ジル・チャン『静かな人の戦略書』

ロッシーです。 ジル・チャンの『静かな人の戦略書』を読みました(著者ジル・チャンさんはホ…

ロッシー
1年前
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【不条理】1分で分かるカミュ『シーシュポスの神話』 この理解不能な世界で反抗を貫…

ロッシーです。 カミュの『シーシュポスの神話』を読みました。 本書は、『異邦人』『ペスト…

ロッシー
1年前
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【書評】ショーペンハウアーは言った。『人生とは、苦痛と退屈の間で生きること』

ロッシーです。 ショーペンハウアーの『幸福について』を読みました。 この本は、本当におす…

ロッシー
3年前
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【書評】サマセット・モーム『人間の絆』を読む。人は、人生という無意味な牢獄で幸福に生きられるのか?

ロッシーです。 サマセット・モームの『人間の絆』を読み終わりました。 いや~読後感が凄いです。名作と言われていますが、本当にその通りだと思いました。 人生とは何なのか、生きる意味とは何かについて、主人公フィリップの人生を通じて考えずにはいられませんでした。 ※以下、ネタバレ注意 この作品の大きなテーマは、タイトルどおりだと思います。 私が読んだ新潮文庫版のタイトルは『人間の絆』ですが、光文社古典新訳文庫では、『人間のしがらみ』になっています。 この作品の内容から