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エッセイ

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たまに書くエッセイ。自分の考えたことや、体験談がメイン。
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自作小説をAIに読んでもらったら・・・!?

 年末年始、某学園アイドル育成ゲームに浸かりっきり。
 気づけば年が明けていた……。

 そろそろ創作も開始していこう。
 今年はいろいろと遊び感覚で新しいことをやっていこう!

 そんな意気込みで、手始めに自作小説をAIに読んでもらうことにした。
 すると、思っていた以上の驚きが。

 AIに読んでもらったのは、Xやnote上で投稿している140字小説。
 読んでもらう前は、

「さすがに的確な

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【エッセイ】ほぼ日記というか、思考整理のための文章。

 作家は実際に体験したことしか書いてはいけない。

 Xのタイムラインに一時期流れまくってた言葉である。
 これってつまりどういうことが言いたいの?

 個人的解釈としては、
「自分が体験したかのように書けるようなことじゃないと、面白い小説は書けないよ~」
 みたいな風に受け止めている。

 だから、一理あるとは思っている。
 言葉通り受け取ろうとすると、さすがにそれはねえよってなるけど。

 だ

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【エッセイ】初心者なりの創作論的な

 ひとりカラオケって好きですか?
 私は大好きです。
 自分のペースで好きなだけ歌えるし、どんな曲を入れようと気にする人はいない。
 下手くそに歌おうが構いません。
 その部屋にいるのは、私一人なので。

 でも、私、いい加減飽きてきたんですよね、ただ気持ちよく歌うということに。
 だから、録音してみたんです。自分の歌を。
 それでもって聞いたところ、絶望しました。

「俺、こんなに下手なん!!?

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ただの思考整理です。

 無人レジと有人レジ、あなたはどちらに並びたいだろうか。

 僕はどちらかというと無人がいい。
 なぜなら人に手間をとらせないから。
 人に手間をとらせるのは心苦しくなる。
 相手がいることで表情にも気を遣う。
 無人ならそれがいらない。
 だから、無人レジが空いているときは無人に進む。

 けれど、有人レジもいい。
 店員さんにもスタイルがある。
 世間話を挟む人、淡々と作業をする人、笑顔が素敵

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【エッセイ】うそをつくたびに

 嘘っておもしろい。
 僕は、誰かのために嘘をつく。
 その人を傷つけないように。
 その人が不快にならないように。
 そのために自分が傷つくのもいとわない。
 本音を隠してでもその人の都合に合わせる。
 そのたびに自分が死んでいく気がした。

 でもそれすらも嘘だった。

 僕は誰かを傷つけるのが嫌だったわけじゃない。
 いい人だと思われたかっただけ。
 誰かから善人だと思われたかっただけ。
 

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【エッセイ】推しがいるということ

 推し、という存在について考えたことはあるだろうか。

 僕は『推し』と呼べる存在に出会えたことはない。
 いや、なかった、と書いた方が正しい。
 なぜならあの人が『推し』なのだと気付いたから。

 今の僕は、『推し』がいるということを、少しは語れると思う。
 いや、それは正しくない。
 正しくは、『推し』がいるということについて語りたい、だ。
 今の僕は、主体的に『推し』がいるということについて

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【エッセイ】最近考えていることなど

 世界に嫌われている、とは、どれほど自意識過剰な言葉なのだろう。
 改めてこのエッセイのタイトル(カクヨム版の大タイトルです。noteの方には「なんのこと?」だと思います。すみません)を見て思った。
 自分という存在がデカすぎる。
 だって、世界に嫌われているとか。そもそも、世界が僕のことを認識しているかすら危うい。たぶん、認識してない。っていうか、世界に目はない。

 それはさておいて、あんまり

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【エッセイ】幸福な凡才

 小説を書きたいのに、何も思いつかない。

 そんな時間が長く続くことがある。

 そんな時間、長く続いて欲しくなんかない。

 けれど、そんな時間があるということを俯瞰してみる。

 すると、案外それは幸せな時間なのではないかと思える。

 アイデアを出すために、気付けばYoutubeを見ている。

 アイデアを見つけるために、気付けばアプリでマンガを読んでいる。

 アイデアを探すために、気付

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社会人として、どうなんですか。

社会人として、どうなんですか。

 社会人としてどうなんですか、という言葉が好きになれません。

 利便性は知っています。社会人にカテゴライズされる人に対して使用することで、心的なダメージを与えられます。これは多分、大多数の人が社会人としての理想を持っているからこそ、そういった用法がなされているのだと思います。

 便利な言葉です。社会人にもピンからキリまでいるのに、あたかもその人だけが劣っているかのように感じさせることができてし

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夢、オーバードーズ。

夢、オーバードーズ。

 人生に夢は不要。
 夢が無くても仕事はできる。

 呼吸はできる。
 手足は動く。
 心臓は脈打つ。

 けれど夢が無いと、あまりにも苦しすぎる。
 いつか叶うかもしれない何かが無いと、生きてくの無理過ぎる。
 漫画やアニメやゲーム、小説が無いと現実に押しつぶされる。

 夢はお薬。
 僕は毎日、夢を見ている。

 腹八分、足りない二分を埋めるために。
 今日も寝床で夢を食む。

 僕の見た夢で

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詰み人

 人は人らしくあらねば、バケモノになる。

 たとえば人付き合いをしなければバケモノになる。
 他人からあーだ、こーだ、と言われている間は人間でいられる。

 周りに誰もいなくなったらバケモノ化のはじまり。

 人は自分を客観的に見ることが苦手だから、

「あなたってこうだよね」

 とか言ってくれる人がいなければ、自然にバケモノと化していく。

 他人からの意見や、耳が痛くなる話。
 それらはそ

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内発的動機付けと外発的動機付け的な話

内発的動機付けと外発的動機付け的な話

 申し訳ありません。

 謝罪から入ったのはなぜかというと、ここ最近、ほとんど投稿ができていないからです。別に私が投稿していないからといって、経済的損失を被る人は多分いないのですが、私の投稿を楽しみに待っている方にはちょっと申し訳ない気がします。

 それはそれとして。謝罪については今日の話とはほとんど無関係です。

 今回やっていくのは内発的動機付けと外発的動機付け的な話になります。

 いつも

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【エッセイ】勝手に名付けられてばかりの僕ら

 〇〇世代ってよく言われる。

 ゆとりだとか、「Z」だとか。

 その呼び方に良いとか悪いとかの捉え方をくっつける人もいれば、善し悪し関係なく「特徴」としてそういう呼び方をする人もいる。

 いずれにせよ、名付けられる側としては不自由に感じてしまう。

 そもそも「呼び名」って、誰が考えるんだろうね。

 僕らは大抵、自分から名乗れる自由とは縁遠い気がする。

 名前は親に付けてもらうし、〇〇世

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【エッセイ】コンビニに救われる

 寄ろうだなんて、正常な頭では考えるはずもないのに。
 帰り道、道路わきのコンビニに、惹かれる。
 陽の落ちたうす暗闇にたたずむ光る箱。
 飛んで陽にいる虫みたいにして、車たちが駐車場に吸い込まれていく。
 仕事中、必死で浮かべていたうすっぺらな笑顔が、自動ドアに迎え入れられると同時に剥がれかける。
 買うものは決まっている。
 それなのに他にも買いたいものを探してしまっている。
 ここには選ぶ自

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