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【エッセイ】ほぼ日記というか、思考整理のための文章。
作家は実際に体験したことしか書いてはいけない。
Xのタイムラインに一時期流れまくってた言葉である。
これってつまりどういうことが言いたいの?
個人的解釈としては、
「自分が体験したかのように書けるようなことじゃないと、面白い小説は書けないよ~」
みたいな風に受け止めている。
だから、一理あるとは思っている。
言葉通り受け取ろうとすると、さすがにそれはねえよってなるけど。
だ
【エッセイ】うそをつくたびに
嘘っておもしろい。
僕は、誰かのために嘘をつく。
その人を傷つけないように。
その人が不快にならないように。
そのために自分が傷つくのもいとわない。
本音を隠してでもその人の都合に合わせる。
そのたびに自分が死んでいく気がした。
でもそれすらも嘘だった。
僕は誰かを傷つけるのが嫌だったわけじゃない。
いい人だと思われたかっただけ。
誰かから善人だと思われたかっただけ。
社会人として、どうなんですか。
社会人としてどうなんですか、という言葉が好きになれません。
利便性は知っています。社会人にカテゴライズされる人に対して使用することで、心的なダメージを与えられます。これは多分、大多数の人が社会人としての理想を持っているからこそ、そういった用法がなされているのだと思います。
便利な言葉です。社会人にもピンからキリまでいるのに、あたかもその人だけが劣っているかのように感じさせることができてし
夢、オーバードーズ。
人生に夢は不要。
夢が無くても仕事はできる。
呼吸はできる。
手足は動く。
心臓は脈打つ。
けれど夢が無いと、あまりにも苦しすぎる。
いつか叶うかもしれない何かが無いと、生きてくの無理過ぎる。
漫画やアニメやゲーム、小説が無いと現実に押しつぶされる。
夢はお薬。
僕は毎日、夢を見ている。
腹八分、足りない二分を埋めるために。
今日も寝床で夢を食む。
僕の見た夢で
【エッセイ】コンビニに救われる
寄ろうだなんて、正常な頭では考えるはずもないのに。
帰り道、道路わきのコンビニに、惹かれる。
陽の落ちたうす暗闇にたたずむ光る箱。
飛んで陽にいる虫みたいにして、車たちが駐車場に吸い込まれていく。
仕事中、必死で浮かべていたうすっぺらな笑顔が、自動ドアに迎え入れられると同時に剥がれかける。
買うものは決まっている。
それなのに他にも買いたいものを探してしまっている。
ここには選ぶ自