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(ライフハック)ゆるーく「マクロビ」したい人向けの手抜きのコツ、3選!

みなさま、おはようございます!

以前、2年ほどみっちりマクロビを学んでおりました、年間350冊以上読むワーママりもです。

「マクロビ」というのは、正食協会のホームページによると、

「偉大な生命」「長寿」という意味であるマクロビオス(makrobios)という言葉で使われ、要は玄米をはじめとした穀物を主食に、旬の野菜や海藻の入った味噌汁、それに漬物を添えていただくこと。

日本における長寿食です。

最近では、「美容と健康を保つために、ハリウッドスターやスーパーモデルたちがこぞってマクロビオティックと呼ばれる食生活を実践している」とも言われるそうで、要は「意識高い人向けの健康的な食事」です。

一体何が体にいい食事なの?といろいろな健康に関する情報の波で迷える子羊の皆さんに、道筋を示してくれます。

正食協会HPより抜粋

とにかく玄米食が基本。肉や魚は食べません。

「身土不二」と呼ばれる、季節に合った、住んでいる土地でとれたものを食べることが推奨され、SGDとも相性がよい概念です。

その土地で季節ごとにとれる、オーガニックの野菜を頂きます。

基本は、玄米と味噌汁で完結します。

マクロビオティックはもちろん、健康やダイエット、美容への第一歩は、おかずよりも、主食となるお米をしっかり食べることです。はじめは玄米ではなくても、白米に雑穀をまぜたり、胚芽米や分づき米でもかまいません。アミノ酸のバランスに富むごはんは、同じ糖質のパンやめん類の粉食とは違って粒食なので、よく噛むことができ、胃腸への負担を和らげるとともに食べすぎが防げます。

正食協会HPより

私は正食(せいしょく)協会(ジャパン・マクロビオティック・アソシエーション)と呼ばれる学校で勉強しました。

そちらで学んだテキストは書き込みいっぱい、どの試食も美味しくて、先生たちもとても魅力的。

足に地をつけて、玄米をよく噛んで食べた思い出は宝物です。

何を隠そう、大昔は意識高い系主婦だった私は、ヨガを一日3時間、マクロビもみっちり厳密にやっていたときには、教室に週2-3回通い、夫のお弁当もすべて、こちらのマクロビで習った玄米食でした。

あなた、マドンナですか?といまならツッコみたくなる意識の高さ。

このころは専業主婦で、暇だったので、ロサンゼルスのハリウッドエリアに豪邸を建てて住むセレブみたいに、ヨガとマクロビどっぷりと、にはまっていました。

この期間は、かなり体調がよく、胃が重かったり、口内炎ができたり、頭がボーっとすることがありませんでした。

(会社で市販のお菓子を間食で食べている今と大違い・・汗)

砂糖や肉やグルテンを一時期絶っており、かなり厳格にマクロビの実践をしていましたが、自分は満足でも、家族には不評。

たまの間食おやつもビスコッティやクッキーをマクロビで習った通りに手作りしており、唯一、家族に好評だったのは、地粉(国産小麦粉)で作るお菓子類。

正食を広めた桜沢先生の思想はとても好きでしたので、本も読みましたが、子どもに玄米を食べさせると、「げ!ぬか臭い!」という反応をし、よく噛めないので、おなかを壊します。

もちろん、私が面倒くさがりで、炊き方が悪いだけなのですが・・・

こちらのスクールでは、圧力なべなどで美味しくつくる方法を教えてくれるのですが、本格的に仕事に復帰してからは、浸水時間もなくなってしまいました。

忙しい、でも、健康的に生きたい!少しでもマクロビを実践したい!

という同じジレンマを抱えている方向けに、これまで試してきた「私流のゆるマクロビ」のコツをランキングでご紹介します。

私も毎日の食事のことなので、試行錯誤しながら、という感じです。

また、「一体何が食事の正解か?」と迷う方にも、超忙しいワーママにも、家事をがんばる男性にも、一般的に実践していただける内容です。

だいたいのマクロビにはまっていた教室の同期女子は、子どもを産むと強制的に「ゆるマクロビ」に移行している印象です。

正直、育児しながら玄米食はかなり難しいと思います。

ちなみに、離乳食を完全マクロビ(重ね煮と玄米おかゆ)かつ布おむつで行った息子は家族で一番グルメ・野菜が大好きで、いわゆる「味のわかる子」に成長しました。

マクロビで離乳食をすると、「本当においしいものがわかる子供」になるというのは私が実践・証明済みです。

乳幼児を育てている方はぜひお試しください!

野菜をあまーくじっくり煮た「重ね煮」だけで離乳食が完結し、楽ちんなのです♪

重ね煮の離乳食♪



第3位・とにかく質の良い野菜を週1回ネットスーパーで「多め」に頼む

マクロビをあきらめる理由の一つが、「材料がそろわないこと」です。

オーガニック野菜はアメリカでは当たり前に売っているものですが、

日本では「高すぎる野菜」くらいの位置づけ。

なかなか、お目にかかれません。

ネットスーパーで注文するときに、必ずオーガニックもしくは減農薬の野菜を「若干使い切れないほど多め」に注文します。

マクロビでよく使うのは、ニンジン、玉ねぎ、小松菜、ホウレンソウ、豆、雑穀類。麩、梅干し、ごまなど。

いわゆる田舎の食事で出てくるものです。

多めに頼んでおくと、「悪くなる前に使い切らなきゃ!」と、普通思います。

「先に買っておく」のがポイントで、先に買わないでいると絶対に「マクロビ的な食事」にたどり着けません。

先に、健康的な材料をそろえておくことが大事。

私も普段作るのはカレーだったり、お肉入っていたり、時間優先で、ほぼマクロビじゃないよね?なのですが(こちら↓の記事をご参考までに)

朝ごはんは基本小松菜・ほうれん草・玉ねぎなど野菜をたっぷりいれた味噌汁にしています。

会社にもっていくのも、冷凍しておいた玄米おにぎりと、味噌汁。

野菜が足りなくなったら、スープや無農薬野菜のサラダ。

できるだけ米食にすることが大事です。

「マクロビは穀物とみそしるだけでいいから、むしろ家事がラクちんだよね!」くらいに思っておくと、続けやすいと思います。

また、調味料も基本はいいものをそろえます。

みりんだったら、三河屋。

しょうゆは有機醤油。

塩は海の精。

お味噌はオーガニックの国産大豆のもの。

ブランドはどうあれ、とにかく「高くていいもの」です。


Osawa HP (https://new.ohsawa-japan.co.jp/)

材料費もそこそこかかりますし、全部がちがちでやると嫌になるので、

「いい材料つかってて、私とっても気分がいいわあ~」

という程度で良いのかな、と思います。

高い調味料の料理の味は、まったく異なります。とてもおいしくなり他の物を使えなくなります。


第2位・玄米を「金芽米」にする

こちらは、正食協会から怒られそうな内容なのですが、

私は、家族用の玄米を「金芽米」に置きかえしています。

これは、どうしても白米が食べたい家族と、玄米が食べたい私の間で何年も争った結果、間をとったのものとして大活躍しているものです。

外のロウ層を削ってあるものなので、そのままの玄米ではないです。

浸水時間1時間なので、夜の間にセット、普通の炊飯器の白米モードで炊くことができます。

ふわっとしていて、食べた感じはほぼ白米。

ワーママの強い味方の無洗米もあります。

玄米とほぼ同じ栄養価ながら、食べた感じは白米という優れモノなので家族も食べてくれます。

マクロビ難民になっていたときに、発見してそれ以来、買っています。

食物繊維は8倍だそうです。(HPより)

普段はこちらを常食しています。

ふるさと納税で似た商品もありますね。

圧力なべを使う時間がなく、かつ、浸水時間も取れない場合、普通の炊飯器で炊ける金芽米はとんでもなく便利です。

玄米は素晴らしいホールフードなのですが、体に合わない(いくら噛んでもおなかを壊す、味が好きではない、など)というのは必ずあります。

知り合いの極めているビーガンの方も、玄米は合わないと言っていました。

マクロビしたい人で玄米が合わないと終わってしまいますので、代替品として、こちらがおすすめです。

実は、私はしばらく金芽米にしていましたが、よく噛めないのが気になっており、やはりちょっともの足りないので、無農薬の玄米を自分用に、まとめて炊いておいて、冷凍にして別に食べています。

玄米は、休みの日に3合くらい炊いてすぐに冷凍しておくと味が落ちません。

10年後にFIREしたらしっかり、ゆっくり、毎日玄米を圧力なべで炊きたいなーと、日々夢見ています。



第1位・忙しいワーママでもできる!ご飯と味噌汁だけの朝食をルーティン化する

正食協会が推奨するマクロビではないのですが、毎日、「晩から煮干しとこんぶを水出し」してだしをとっています。

あたためた出汁に、豆腐、小松菜、大根、ホウレンソウ、キノコ類などなんでも入れて、

地元の有機みそを溶かすだけという「味噌汁」を毎朝作っています。

豆腐があるので、卵や魚といった和食の定番もいりません。

私の師匠・勝間和代先生が一押ししていた、ロジカル水出しをアレンジしています。

このポットがとてもらくです。中の層がざるになっており、煮干しとこんぶを入れて水を注いで冷蔵庫に一晩おくだけ。

味噌汁をつくったあとにすぐ翌日の煮干しと昆布を入れると、夜のセットを忘れないので良い感じです。多少時間が変わっても味は変わりません。

どうしても食べたい人は、卵かけご飯や、ゆで卵を足すこともあります。

金芽米に、海苔やゴマをかけて食べても良いと思います。

とにかく、簡単にだしがとれるのでとても重宝しており、ルーティン化するととてもラクにおいしい味噌汁を飲むことができます。

煮干しは最近高いので、ふるさと納税で大量にいただいたものを小分けにして冷凍し、昆布は出汁用のものを使います。

これまで顆粒だしやだしパックなどを試しましたが、これが一番楽でおいしい味噌汁ができます。

キノコ類の味噌汁の場合は出汁を使わないこともあります。

これでもか!というくらいにたっぷりと野菜を入れてOKです。

私は、わかめやキノコ類もたーくさん入れます。

玄米(金芽米)とこれだけで朝ごはんが完結する、素晴らしくラクなマクロビ食です。

私は昼も会社に、スープ用の入れ物で味噌汁を持参しています。

ありがたいことに、子供達は二人とも、この定番の朝の味噌汁が大好きです。娘は、一番好きな料理は私の母の味噌汁だそうです。(え、私じゃない?)

週末ちょっと外食したあとに、こどもたちが朝味噌汁を食べると、「こんなにおいしかったっけ?」と毎回驚いています。

外食の味リセットのツール(道具)みたいなものですね。

大人でも、食べると「美味しいなー」とじんわり感じる、ほっとする味です。食べるとセロトニンが出て幸せな気分になります。

洗い物はごはんと味噌汁椀だけ。楽ちんです♪

アメリカ人の友人が泊りに来た時も、強制的にこの味噌汁が朝ごはん。

朝、めんどくさいという理由でパン食をしている方は、ぜひ試してみてください。野菜もたっぷりで、食物繊維が多いせいか、腹持ちが全く違います。


番外編・おばあちゃんの知恵的な手当も気軽に!

マクロビでは、病気を治すための手当の方法がたくさんあります。

最もおすすめなのは、気持ち悪いとき、食欲がないとき、体調が悪いときに重宝する「梅醤番茶」、通称「うめしょう」。

チューブタイプもありますが、私はもっぱらこれ↓を飲んでいます。

スプーン1杯をお湯に溶かしてふうふうしながら、飲むだけ。

風邪の引き始め、飲みすぎ、なんでも効きます。

風邪薬よりも、よく効くと思います。

こちらはオーガニックではない安価版ですが、十分効果があります。


マクロビはほかにも食べ物の陰陽について考えたり、季節のものをいただいたり、といった考え方を学ぶことで、砂糖のとりすぎで冷えすぎないようにしたり、食べ合わせを考えたり、「遠い国からきたもの(輸入オレンジなど)」や「季節外れのもの(夏に小松菜など)」を選ばないようになるなど、生活の知恵のような考え方もあります。

基本的に、和食はマクロビだったと思います。

そこに、海外から輸入した小麦粉や、肉を食べることで、体調を崩す場合があるということですが、私はワーママになってからは、普段から、肉も魚も食べています

海外でもたくさんヴィーガンやベジタリアンを見ましたが、どうしても、健康に思えなかったからです。

マクロビの先生でも、特別な時だけ、肉食の方もいます。

完全ヴィーガンを貫く人も友人にはいますので、好みの問題、納得の問題だと思いますし、そのあたりはゆるーく行きましょう。

自分が食べたい体にいいものを美味しくいただく、というのが一番大事かと。

私は、肉はそこまで好きではないので積極的には食べませんが、玄米と野菜食をしっかりとっていれば、そこまで必要としない気もします。

加工食品に頼るのではなく、食物繊維がしっかり残っている食事をしっかりとることが大事なのかな、と思います。

ゆるーくやってもマクロビはマクロビ。

長年試行錯誤した結果、編み出したコツを3つ紹介しました。

第3位・とにかく質の良い野菜を週1回ネットスーパーで「多め」に頼む
第2位・玄米を「金芽米」にする
第1位・忙しいワーママでもできる!ご飯と味噌汁だけの朝食をルーティン化する

とりあえず材料など先行投資+ラクに続けられる仕組みづくりをする、ということだと思います。

実際、ごはんと味噌汁の朝食はとてもおいしいので、続けられると思います。

私の母の実家も農家なのですが、田舎の方って基本的にマクロビなので、とっても贅沢でうらやましいなーと思います。

都会に住んでいても、1つでも実践できるものがあればお試し下さいね。

皆さんの体調管理の参考になればとてもうれしいです。

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