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286.それも過去になる。

引きこもりをしていたあの時

実家の部屋で、お風呂場で、学校のトイレでリストカットをしていたあの時

みじめで気持ちが泣いたあの日

毎日、毎日、心屋さんのブログをすがるように読んで
息をひそめて過ごしたあの日々

苦しかったすべてのことが『過去』です。



あの日、実家のお風呂場で髪を洗っていた時

なぜでしょうね、

シャンプーを流そうと下を向いてシャワーのお湯をかけている時に絶望するのです。

「この苦しみはずっと続く」

「私ひとりが楽になんてなれない」

「お母さんがあんなに苦しそうにしている、きっとこの先も」

「私ひとりが幸せいなんてなっちゃいけない」















中学生だった私の考えです。
将来に夢も希望も、当たり前に普通に過ごせるとも考えていませんでした。

学校の給食の時間は、なぜ
みんな同じ服を着て、
同じものをもくもくと食べているのか
その行動が奇妙だと感じる感性でした。

完全自殺マニュアルを図書館で借りてきては、
いつかの日のお守りに父のコピー機をこっそり使って
よさそうなページをコピーしているような子供でした。


















現在、34歳。振り返るすべてが過去です。

リストカット、不登校、引きこもり、飲酒問題、精神病院の入退院を繰り返した日々…

いま私は、ユーモアもおり混ぜながら、苦しんでいる人に体験を語ります。


過去の投稿▽
学生ー

病ー

力強く語っています。








『過去』になるまで

『今』を一生懸命生きよう。




あの日の一生懸命は『休む』こと

あの日の一生懸命は自発的に自助グループに『参加』すること

あの日の一生懸命は『働く』こと

あの日の一生懸命は『正直』に家族と接すること



一生懸命の積み重ねが、つらかった出来事を過去にしてくれるのだと思います。

腐らず、想いを前へ。

今度こそ、自分の人生を生きよう。

たくさんの人のお陰様で

今私はそのように生きることが出来ています。




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