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身体が歪んでいるか骨格矯正をして治した方がいい、骨盤が開いているから骨盤矯正をした方がいいというように言われたことや感じている方はいらっしゃいませんか?

基本的に人の体は誰でもまっすぐにはなっていなく多少の歪みがある構造になっています。

体の中にある内臓などを見るとわかるのですが肝臓という大きな内臓は右側に、心臓は左に大きくなっています。また腎臓は左右に1つずつありますが左側は高く、右側は低い位置にあります。これだけ考えても左右対称でないものを支えている背骨がまっすぐになることは難しいことなのです。

整体や整骨院などで骨をパキパキ鳴らして調整してもらうと背骨がまっすぐしてもらったように感じるかもしれませんが決してまっすぐになっているわけではありません。背骨や骨盤などの周りにはたくさんの神経や筋肉があり、これらが緩まることで関節に動きが出やすくなることで、姿勢がよくなったり痛みが緩和されたりするのです。

体の歪みは骨がズレるのではなく筋肉が固くなるため

いままでよりも体型や生活環境が変わることで、いままで傾いていなかった体が傾き出してくるのは骨がズレて来ているわけではなく、筋肉が固くなってきて関節の動きが出なくなってきているからです。関節の動きが低下することで姿勢が悪くなったり、動きに制限が掛かってしまい怪我や痛みが出てきてしまいます。体のつくりはその人の体形や生活環境、運動歴などによって変わります。他の人と比べて歪んでいるから悪い姿勢というわけではなく、その姿勢によって関節がうまく動かない、痛みが出る、生活に支障が出るなどがあるのであればそこで初めて歪んでいると言えるのです。

もし姿勢が悪くて肩こりや腰痛がある、体が歪んでいることで膝が痛い、体がスムーズに動かないというのであればマッサージや調整をして筋肉を緩めるだけでなく正しい動きができるようにトレーニングをしていきましょう。

体が歪まなくするためにも運動習慣を身につけるようにしていきましょう。定期的に体を正しく動かしてあげるだけで体の歪みは十分に改善されます。筋肉を緩めることと鍛えること、どちらかだけにならず両方を習慣にしていつまでも動ける体を手に入れましょう。

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