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創造性爆発!潜在能力を解き放つ『クリエイティブ・マインドセット』を徹底解剖!

 こんにちは!
「noteの本屋さん」を目指している、おすすめの本を紹介しまくる人です!

皆さんは、自分のことを「クリエイティブだ」と思いますか?

多くの人が「自分は創造性とは無縁だ」と感じているかもしれません。

しかし、世界的なデザイン会社IDEOの創設者であるデイヴィッド・ケリーとトム・ケリー兄弟は、彼らの著書『クリエイティブ・マインドセット 想像力・好奇心・勇気が目覚める驚異の思考法』の中で、すべての人間は生まれながらにして創造性を備えていると断言しています。

創造性とは、特別な才能を持つ一部の人だけの特権ではありません。

アーティストやデザイナーだけでなく、ビジネスパーソン、主婦、学生… あらゆる人が、日常のあらゆる場面で創造性を発揮することができます。

この本では、私たちの中に眠る創造的な力を呼び覚まし、それを最大限に活用するための実践的なガイドブックです。

今日はそんな面白い本を徹底紹介していきます!


なぜ、今「クリエイティブ・マインドセット」が必要なのか?

現代社会は、VUCA(変動性・不確実性・複雑性・曖昧性)の時代と言われています。予測不可能な変化が激しく、これまでの常識や経験が通用しない状況が増えています。

このような時代を生き抜き、成功を収めるためには、変化に柔軟に対応し、新しい価値を生み出す力が必要です。そして、その力の源泉となるのが「創造性」です。

「クリエイティブ・マインドセット」は、単なる発想術ではありません。

それは、問題の本質を見抜き、周囲の人々と協力し、失敗を恐れずに挑戦し続けるための、 強靭なメンタルとスキルを身につけるための方法論なのです。

「創造性を発揮するための4つの力」

この本では、創造性を構成する4つの力として、「導く力」「見る力」「想像する力」「作る力」を挙げています。それぞれの力を詳しく見ていきましょう。

1. 導く力

これは、目標を設定し、周囲を巻き込みながら、創造的なプロジェクトを推進していく力です。

  • 共感: まずは、ユーザーやクライアントなど、関わる人々のニーズや気持ちを深く理解することから始めます。

  • 定義: 問題の本質を明確に定義し、解決すべき課題を具体的に捉えます。

  • アイデア: 自由な発想で、たくさんのアイデアを生み出します。

  • プロトタイプ: アイデアを具体的な形にするために、試作品を制作します。

  • テスト: 試作品を実際に試して評価し、改善を繰り返します。

2. 見る力

物事を注意深く観察し、様々な角度から分析することで、新たな発見や気づきを得る力です。

  • 注意深く観察する: 日常生活の中で、見過ごしがちな細部に目を向け、変化に気づけるように意識します。

  • パターンを見つける: 一見無関係に見える事柄の中から、共通点や法則性を見つけ出します。

  • 視点を転換する: 固定観念にとらわれず、異なる視点から物事を見ることで、新しい解釈を生み出します。

3. 想像する力

未来を予測し、まだ存在しないものを思い描く力です。

  • 物語を語る: 想像力を駆使して、未来のシナリオや架空のストーリーを創造します。

  • 実験する: 仮説を立て、それを検証するための実験を計画・実行します。

  • 組み合わせる: 既存のアイデアや技術を組み合わせることで、全く新しいものを生み出します。

4. 作る力

アイデアを形にし、現実世界に具現化する力です。

  • 具体化する: 頭の中にある抽象的なアイデアを、具体的な形にするための方法を考えます。

  • 改良する: 試作品を制作し、改善を繰り返すことで、完成度を高めます。

  • 没頭する: 目の前の作業に集中し、没頭することで、創造性を最大限に発揮します。

創造性を阻む「4つの恐れ」を克服する

誰もが創造性を秘めている一方で、それを発揮することを阻む要因も存在します。本書では、創造性を阻む4つの「恐れ」として、以下の項目を挙げています。

  1. 失敗への恐れ: 失敗を恐れて、新しいことに挑戦することを躊躇してしまう。

  2. 判断されることへの恐れ: 他人の評価を気にしすぎて、自分のアイデアを表現できない。

  3. 最初のアイデアへの執着: 最初に思いついたアイデアに固執し、他の可能性を検討できない。

  4. うまくいかないことへの恐れ: 成功するイメージが持てず、行動に移せない。

この本では、これらの「恐れ」を克服するための具体的な方法が紹介されています。

失敗から学ぶこと、他人の意見を受け入れること、柔軟な発想を持つこと、そして、成功体験を積み重ねることの重要性を、様々な事例を交えながら解説しています。

まとめ

この本は、創造性について深く考えさせられる、そして同時に、とても実践的な内容で、読み終えた後には「よし、何かやってみよう!」という気持ちにさせてくれる本でした。

特に印象に残っているのは、以下の3点です。

  • 誰もがクリエイティブになれる:

これまで「創造性」は、芸術家やデザイナーなど、一部の特別な人に限られた才能だと思っていました。しかし、この本を読んで、誰もが生まれながらに創造性を持ち、それを開花させることができるのだと気づかされました。 具体的な方法論が示されているので、自分にもできそうだと感じ、勇気づけられました。

  • 4つの力の重要性:

「導く力」「見る力」「想像する力」「作る力」という4つの力は、創造性を発揮するために欠かせない要素だと感じました。 特に、「見る力」の章で紹介されていた「注意深く観察する」という点は、日々の生活の中で意識するようになりました。

周りの景色や人の行動をじっくり観察することで、今まで気づかなかったことに気づき、新たなアイデアが生まれるきっかけになることに気づかされました。

  • 恐れを克服すること:

創造性を阻む4つの「恐れ」について、具体的な克服方法が書かれていて、これはまじで必読です!!

私自身、「失敗への恐れ」が強く、新しいことに挑戦するのをためらってしまうことが多かったのですが、「失敗は学びの機会」という考え方に感銘を受けました。 失敗を恐れず、積極的に行動してみようという気持ちになれました。

この本を読んで、創造性に対する意識が大きく変わりました。 以前は、何か特別なことをしなければいけないと思っていましたが、今では、日常の些細な行動の中にも創造性を発揮するチャンスがあることに気づいています。

例えば、料理をする時に新しいレシピを試してみたり、通勤経路を変えてみたり、いつもとは違う方法で問題を解決しようと試みたり…。

「クリエイティブ・マインドセット」を意識することで、日々の生活がより楽しく、充実したものになったと感じています。

もし、

  • 創造性を高めたい

  • 新しいアイデアを生み出したい

  • 自分の可能性を広げたい

と思っているなら、ぜひこの本を読んでみてください。きっと、あなたの人生を変えるきっかけになるはずです。


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