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#95 考えるな、動け!

今日のnoteのテーマはこれにしよう。
タイトルどうしようかな、内容どうしようかな。
あれかな、これかな。
ああ、でもそれだと楽しんでもらえないかもしれないなぁ……。

ぶつぶつぶつぶつ……
うじうじうじうじ……

だあああ、うまく書けない!!

今までも何度か書けない苦しみやスランプを記事にしてきた。
インプットが足りなかったり、脳の不活性だったり……
それら以外にもスランプに陥る理由は本当にさまざまなのだろう。

今回のスランプの原因はズバリ、
頭で考えすぎていた!

頭で考えすぎると完璧主義に陥る

記事を書く上では、当然書くテーマや内容を考える必要がある。
だから、「考える」という行動については全否定することはできない。

だけど、ここ最近の僕は考えすぎていた。
結果、完璧主義状態になってしまったのだ。

完璧主義というのは綱渡りをしている状態に似ている。
綱渡りは少しでもバランスを崩せば落ちてしまう。
それと同じで完璧主義になると、
少しでもマイナスを感じたら、全てダメだと否定してしまうのである。
なのでこの状態になると、いかなるテーマの記事でも書きづらくなる。

頭で考えすぎると完璧主義になり、完璧主義になると書きづらくなる。
そんな状態がここ数日続いていたのだった。

誰だって考えすぎれば本領発揮できない

僕がこの理由に行き着いたヒントになったのは、ある力士だった。
初土俵から7場所という史上最速で優勝を果たした大の里関がその人だ。

当然連続優勝や昇進が期待される2か月前の名古屋場所。
初日からまさかの2連敗を喫してしまったのである。
解説からも「動きが固い」という辛い評価をされていた。

現在行われている九月場所の直前。
大の里関はそんな苦い七月場所についてこのように話していた。

考え過ぎていた。自分の中で先走っていた部分があった。

「大の里、考え過ぎず自分の相撲を」共同通信2024年8月27日付
https://news.yahoo.co.jp/articles/e48082bf65342bb69dda23b5557e97656f02b9c3

そして、九月場所に向けては、このように話していた。

考え過ぎずに、思い切って自分の相撲を取りたい。先のことは気にせず、15日間頑張ることだけを考える。

「大の里、考え過ぎず自分の相撲を」共同通信2024年8月27日付https://news.yahoo.co.jp/articles/e48082bf65342bb69dda23b5557e97656f02b9c3

結果的に、九月場所六日目現在、ただ一人全勝を果たしている。

まさしく、今の僕もこの状態なのかもしれないと思った。
いい文章、いい記事を書かなきゃという完璧主義だけではない。
多くの人に読んでもらわなくちゃ。
読者の皆さんに認めてもらえる記事にしなくちゃ。

という読み手への過剰な意識もそこにはあった。

勝つことにこだわること。
僕にとっては、良質な記事を書くこと。そして読んでもらうこと。
これらを意識し考えすぎた結果、本領発揮できなかったのである。

数多いる力士の中のトップである大の里関ですら、考えすぎてしまうと自分の相撲がとれなくなるのだ。
考えすぎることが、いかに本来の力を奪うかがわかる。

とにかく動け!

ここ数日間の記事は、書き上げるのにかなり時間を要してしまった。
頭で考えすぎた結果、なかなか手が動かせなかったのである。
いや、納得いくまで動かなかったという方が合っていると思う。

ある程度テーマなどを考えておくことは重要だ。
だが、やはり深く考えず、とにかく動くことが大切だと痛感する。

ゲームクリエイター・桜井政博さんも、以下の動画でこう話している。

やる気が出ないことに対して、深く考えても意味がないです。

とにかくやれ!! 【仕事の姿勢】より
https://www.youtube.com/watch?v=JV3KOJ_Z4Vs&list=PLi0g427pJz5fpOHtGAJ5Nrb5RjnTrpH7x

動画ではやる気が出なかったり、とっかかりがなかったりして、なかなか行動に移せないときの解決策をテーマにしていた。

結局、動けない状態についてあれこれ考えても仕方がない。
とにかく動く!
これが、アウトプットする際には重要なのだろう。

考えることもとても大切なことではある。
しかし、考えすぎは百害あって一利なし。
頭だけ動かさず、手も動かした方がいいものが書ける可能性が高くなる。

なので、本記事もあまり深く考えず、勢いでここまで書いてきた。
そっちの方が書き上げたときの心も晴れやかだ。

とにかく動こう。とにかく書こう、これからも。


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立竹落花
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