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伝えたいクリスマスケーキがある

みなさん、こんにちは。禧螺です。

今日もnoteをご覧いただき、ありがとうございます。


クリスマスが明けて最初の日。

みなさまはいかがお過ごしでしょうか。

我が家はお正月の準備に向けて忙しくなりつつありますが、私は一人、まだまだ気分はクリスマスです。

諸外国でも、まだまだクリスマスが続くところは続くので、今月はめいいっぱいこの祝祭を堪能しようと思います。


ところでみなさまは、クリスマスケーキをお召しになったでしょうか。

私は今年、とうとう食べてみたかったところのクリスマスケーキをいただける機会に恵まれました。

それはというと……



🎄


今年いただいたのは「季節のフルーツタルト」です。

しかし、私にとってはただのフルーツタルトではありません。

「いつか絶対に、この場所へ行きたい!」と願っているカフェのタルトなのですから。

またそのカフェは、今、私が最も推しているアーティスト様が、ライブや動画配信の活躍拠点とされているお店でもあり、イベント時になると、多くの人で賑わいます。

まだ動画配信でしか参加したことがないのですが、現地の賑わいや熱量を見ていると、自分の中で”なにか”が掴めそうな気がしているので、是非とも伺いたいと思っている場所なのです。


ケーキのお皿は、おばあちゃんのコレクションから拝借させていただきました。


一年前からこのケーキを是非食べてみたいと思っていたのには、これだけかわいいケーキが

●「小麦粉・白砂糖不使用」であり、
●ケーキのジュレにハーブが使われていたり、
●ラズベリージャムが、人間の身体のことを配慮された上で自家製で作られていたりと、

私が持つ「食」に対する美の感覚が、具現化された形として、実際に存在したからです。


これに加えて、特に母が胃癌を患い、胃を全摘してしまってから、ケーキが食べにくくなっていたことで、半ばケーキに対して「諦め」を持っていました。

その状態が、少しでも変わればいいなという思いから、なんとか母を説得して一緒に食べました。

私は、お店で売られているフルーツタルトに対して、あまりいい思い出がなく、見た目が美味しそうで買って食べると、あまりの甘さに、身体の調子を崩してしまうことが多かったのです。

「好きだけど、身体の調子を考えると、買えない・食べられない」そんな存在でした。

それをわかっているから、誰かが美味しそうに食べるのを、遠目で見ているだけのものなのだろうなと、思っていました。


しかし、このタルトは、本来の自然の甘味を持つフルーツがそのままタルトに形を変えただけ、という味わいで、胃もたれがないのはもちろんのこと、口の中でジュレに含まれているハーブの爽やかさが広がったことで、とても食べやすかったです。

味覚に敏感な方は、どういったハーブが使われているのかがおわかりになるのだと思いますが、身体の中の「味覚」が受け入れる味として、とても心地良いのを感じました。

「好きだけど、諦めるしかない」そんな思いを、人生の温かい思い出の一ページに変えてくれたタルトです。


多分、味だけではなく、私の中でずっと探し求めていた、「食の美」の一つにも会えたことが、より美味しさを感じたのかもしれません。

食は食べることはもちろんですが、それは単に栄養を摂るとか満腹感を得るだけではなく、そのケーキを通じて、

いにしえからの先人達の、食に対する知恵を授けていただいたり、
●ケーキを通じて、家族や友人と語る機会・感謝を伝える機会に恵まれたり、
●自分自身が、地球に生きているどれだけの生物にその命を支えられ生かされているか

を、見つめる機会ができます。

その機会は、お金や権力があるからといって、絶対的に与えられるものではありません。

こころや気持ちに余裕がない時は、そうした考え方ができない時もありますが、それでも自分自身を振り返って見ると、怒りや悲しみは、そうした温かさが遠退いていく恐怖や不安で一杯になって、生かされていることが見えなくなるのです。

これは、お金が一番とか、権力が一番といった仕組みを作り上げて容認してしまっている、今を生きる私を含めた、すべての人の責任です。

しかし、自分が気付いた時点で「変わろう」と思いだけでも持てば、世界は様相を変えるのだと思います。

現在の私は、この感覚を肌で経験している最中です。


私の食に対するこだわりは、その反応に、賛否両論綺麗に別れます。

「自分の身体のことも考えて食を楽しめていて、とてもいいね」と、

「なんか面倒くさいこと言ってるね」という方に。

だけど、どうしても自分が求める食に対する「美」は捨てられないし、捨てたくない。

自分のアイデンティティーにも関わると確信できるくらいに、大切なことなのです。


過去のケーキの苦い思い出は、ハーブの爽やかさとフルーツの甘さが包み込んでくれ、温かな思い出に変わりました。

今年、うちのクリスマスに来てくれてありがとう。

メリークリスマスケーキ。




今回いただきましたたフルーツタルトのお店はこちらです。

素敵で身体に優しいクリスマスを、どうもありがとうございました!



🎄

みなさんに、ここで出逢えて嬉しいです。

この記事にお時間をいただき、ありがとうございました。


それでは、今日はここまでです。

みなさんの本日が、素敵なものでありますように。



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上のかわいいお花の絵文字は「なるの推し活」様からお借りしました。
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