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全国のローカルWebメディアと共有したい34の学び

全国のローカルWebメディアと共有したい34の学び

はじめまして、『福岡TOUCH』というローカルWebメディアを運営している山下侑一郎(@YUICHIRO_Ya)と申します。

私が福岡TOUCHを作ったのは、今から約5年前。最初は、匿名の“趣味ブログ”という感じでしたが、2018年4月から実名に切り替え、本格的な運営を開始しました。

月間のPV数は、1番多いときで約45万PV。昨年1年間の平均は、約29万PVでした。

PV数でWebメディア

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発想のヒントは、日常で感じる「違和感」の中にある

発想のヒントは、日常で感じる「違和感」の中にある

上司や先輩から、「なんかいいアイデアない?」と聞かれて困ったこと、ありませんか?

私は、入社したばかりの頃によく会議で先輩から言われて、なかなか答えられずに悔しい思いをしていました。

そんな時に、ある先輩から、発想力を鍛えるためには2つの方法があると教わりました。

1つ目は、ヒット商品を実際に体験して、分析することです。

流行っているものには、多くの人の心を捉える理由があります。自腹で体験

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ネーミングに悩んだら、顧客の「使う瞬間」にヒントを探そう

ネーミングに悩んだら、顧客の「使う瞬間」にヒントを探そう

コロナ禍のイエナカ需要の高まりもあり、農業の産直サイトが盛り上がっています。

我が家でも先日、母親と昼ごはんを食べていた時に、食後にシャインマスカットが出てきました。

「○○って直販サイトがあるでしょ。そこで初めて買ってみたの」

仕事柄、60代女性のネットでの購買行動に興味があったので、さりげなくどうやって購買に至ったのか、その理由を聞いてみました。

相手が「使う」ことを考え、ネーミングを

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【マーケティング実践編】無名の僕が12500スキを越えるnoteを書いた裏側の全て

【マーケティング実践編】無名の僕が12500スキを越えるnoteを書いた裏側の全て

前回書いたnote、"【1時間で分かる】P&G流マーケティングの教科書"は、凄まじい反響を見せました。書いている現在時点で12500スキ、39万ビュー弱、ツイッターを中心に未だに拡散を続けています。

あのnoteをマーケティングの理論編だとするならば、今回はマーケティングの実践編です。僕が、実際にどのように、あの記事自体をマーケティングしたか、その裏側をすべてお見せします。これを読めば、皆さんが

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【1時間で分かる】P&G流マーケティングの教科書

【1時間で分かる】P&G流マーケティングの教科書

2020年5月末でP&Gのブランドマネージャーを退職しました。僕はこのNOTEで、P&Gで非言語的に受け継がれているマーケティングの思考法を、分かりやすい教科書のようにまとめようと思います。本気で読めば1時間かからず読めると思います。が、ちゃんと理解すれば知識レベルとしては本何冊分にもなることをお約束します。さらには、そのマーケティング思考の先に、僕がどんなマーケティングの進化を考えていて、そのた

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"記事を作ってもPV数が伸びない..."の解決策とは?!B to BのコンテンツSEO施策の基盤を作るキーワードマップの重要性

"記事を作ってもPV数が伸びない..."の解決策とは?!B to BのコンテンツSEO施策の基盤を作るキーワードマップの重要性

※bizhikeはCASTER BIZ セールスマーケへ名称を変更しました

※この記事はbizhike Advent Calendar 2021の13日目の記事です。

こんにちは!株式会社キャスターbizhikeチームの鯖戸(さばと)です!鯖戸という名字は初めて聞いた方が多いと思うのですが、地元である三重県の近所では実は一般的なんです。特徴的な名字なので、メンバーからは “さばちゃん”と呼ばれ

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「ウェブサイト 競合比較 レポート」最速作成術

「ウェブサイト 競合比較 レポート」最速作成術

この記事を読んで欲しい方本記事は、自社またはクライアントのウェブサイトの改善提案に関わっている方を対象に、書かせていただきました。

「ウェブサイト競合比較」とは?皆さんが「急いで高速バスのチケットを予約しなければならない」という状況になったとします。恐らくGoogleで「高速バス 予約」などで検索して、下記のようなサイトにたどり着くことでしょう。

一番左側の「ハイウェイ バス ドットコム」のサ

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「消費者から選ばれる理由」を"見つける"マーケティング

「消費者から選ばれる理由」を"見つける"マーケティング

作ってもなかなか売れない時代サントリーは「オールド」や「ローヤル」などを引っ提げて62年、米国に進出する。それから17年経った79年になっても、米国でのウイスキー販売量は、年間1000ケースに届かない。完全に閉塞状況に陥っていた。そこで佐治は、この年から販売を始めたメロンリキュールのミドリに注目。ウイスキーに投入していた販売原資を、そっくりミドリに充てる決断を下した。
(略)
もちろん佐治も、社員

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