山下侑一郎

福岡在住 / フリーランスのマーケター。福岡の中小企業向け「Webマーケティング支援事業」を行っています。2018年に㈱会社アサツー ディ・ケイを退社して独立。Webメディア「福岡TOUCH」も運営中。 詳しくはこちら→ https://yamashitayuichiro.jp/

山下侑一郎

福岡在住 / フリーランスのマーケター。福岡の中小企業向け「Webマーケティング支援事業」を行っています。2018年に㈱会社アサツー ディ・ケイを退社して独立。Webメディア「福岡TOUCH」も運営中。 詳しくはこちら→ https://yamashitayuichiro.jp/

最近の記事

コーヒー沼の入り口まで来た全記録 #こだわり消費インサイト

インサイトフォース・山口義宏さんのこのnote、読みましたか? 総括部分のみ、引用します。 雑ながら総括すると、インサイト理解の入口で重要な、人とブランドの相対的な微差に気づく重要な鍵は、「多様性ある人とのふれあい理解」と「こだわって関与の高い消費経験の蓄積量」の2つで、これが形式知の知識では代替が難しい、マーケターの成功に重要な基盤要素だと思う。 そして、山口さんのこのツイート。 私も自分の消費体験を言語化しておきたいなと思い、久しぶりにnoteを書くことにしました

    • マーケターって名乗っちゃダメですか?

      最近ちょくちょくTwitterで話題になる、“誰も彼もマーケター問題”。 「マーケターを名乗る人、多くない?」「4P全部やってないと、マーケターって名乗っちゃダメでしょ」みたいな。 気持ちは私もよくわかるのですが、個人的には、特定領域の専門家も「マーケター」と名乗っていいのでは?と思う派です。 「マーケター」を「プロ野球選手」に置き換えると… ピッチャーも、キャッチャーも、ショートも、センターも、全部できないと「プロ野球選手」を名乗るべきじゃない、なんて誰も言いません

      • 全国のローカルWebメディアと共有したい34の学び

        はじめまして、『福岡TOUCH』というローカルWebメディアを運営している山下侑一郎(@YUICHIRO_Ya)と申します。 私が福岡TOUCHを作ったのは、今から約5年前。最初は、匿名の“趣味ブログ”という感じでしたが、2018年4月から実名に切り替え、本格的な運営を開始しました。 月間のPV数は、1番多いときで約45万PV。昨年1年間の平均は、約29万PVでした。 PV数でWebメディアの価値が測れるとは思っていませんし、PV数を自慢気に公開する行為も好きではないの

        • “現金バラマキ”に、広告は負けるの?

          昨年のPayPay100億円キャンペーンに続いて、ZOZO前澤社長の1億円バラマキ企画が話題になったことで、「広告を出すより、ユーザーに直接現金を配ったほうが効率いいんじゃない?」という話を、あちらこちらで見かけるようになりました。 この件、皆さんはどう思いますか? なんだかモヤモヤするので、自分の頭の中を整理するためにも、noteにまとめてみることにしました。 ■モヤモヤの原因現金バラマキ施策によって得られる効果としては、以下の3つが考えられます。 ①バズる(知名度

          努力でも運でもなく、チャンスをつかむために必要なこと - 「福岡市を経営する」を読んで

          突然ですが、チャンスをつかむために必要なことは何だと思いますか? 努力? 運? 戦略? あるいは、人脈? どれも間違いではないと思います。しかし、ある本を読んで、はっきりしました。チャンスをつかむために必要なのは「準備」なんだ、と。 *** “ある本”というのは、発売されたばかりの、この本です。 とても読みやすく、あっという間に読み終えてしまいました。 「福岡市を経営する」というタイトルのこの本は、読む人によって、いろんな読み方ができる本だと思います。 地方創生の

          努力でも運でもなく、チャンスをつかむために必要なこと - 「福岡市を経営する」を読んで

          【福岡の中小企業向け】 Webマーケティング支援サービス

          総合広告会社で培った知識と経験を活かし、貴社の外部パートナーとして、Webを中心としたマーケティング活動を全面的にサポートいたします。

          【福岡の中小企業向け】 Webマーケティング支援サービス

          私のプロフィール

          山下侑一郎 / Yuichiro Yamashita 福岡在住。フリーランスのマーケター。12年間勤めた広告会社「㈱アサツー ディ・ケイ」を2018年に退社。現在はフリーランスのマーケターとして、福岡の中小企業を対象とした「Webマーケティング支援事業」を行っています。ローカルWebメディア『福岡TOUCH』も運営中。 主な経歴<1983年2月> 福岡県生まれ。 <1998年4月> 西南学院高等学校に入学。 <2001年4月> 福岡を出て大阪外国語大学(現:大阪大学 外

          私のプロフィール

          「ところでアレ、どこのCMだっけ?」は、なぜ起きる?

          話題の本、「ブランディングの科学」をようやく読み終えました。 これまで自分が、盲目的に信じてきたマーケティング理論を真っ向から否定され、脳みそが激しく揺さぶられました。 ただ、どの主張もエビデンスに基づいているということで説得力はあるものの、これはこれで「全てを鵜呑みにするのは危険かな」と思ったのも事実です。「これは確かにその通りだなぁ」と膝を打つ部分もあれば、「いやこれは商品カテゴリーによってかなり違うよなぁ」とか、「ここのエビデンスは不十分じゃない?」と思う部分もあり

          「ところでアレ、どこのCMだっけ?」は、なぜ起きる?

          「東京ドーム何個分」に代わる表現を考えてみた

          先日Twitterで、こんなツイートを見かけました。 このツイートへのリプライやいいねの数を見る限り、どうやらこれに共感する人は多いようです。 正直、最初は「いや、わかりやすいけどなぁ…」と思ってしまいました。しかし冷静に考えると、自分は東京ドーム行ったこともあれば、高校時代は野球部だったので、東京ドームの広さを簡単にイメージできて当然です。 逆に、東京ドームに行ったことがないような人にとっては、「わかりづらい表現」ということになります。 調べてみると、こんな記事

          「東京ドーム何個分」に代わる表現を考えてみた

          福岡でローカルWebメディアを始めた理由

          今年の3月末に広告代理店を退職し、フリーランスになりました。 広告会社を退職した話は以前noteに書いたので、今日は、今運営しているローカルWebメディアの話をしたいと思います。始めたきっかけや、大切にしている想いなどをお話しします。 ビジョンとミッション私が運営しているのは、「福岡TOUCH」という福岡のローカルWebメディアです。 福岡のおすすめスポットやグルメなどを紹介しています。いわゆる “キュレーションサイト” ではなく、実際に自分で体験したものを、自分の言葉

          福岡でローカルWebメディアを始めた理由

          「まずは自分でやってみる」の意味

          先月、広告代理店を退職した際、送別会などで社内外のスタッフの方々から言われた言葉があります。 「山下さんは指示が明確で仕事がしやすかったです」 もちろん、送別のタイミングなのでお世辞的な意味合いもあるとは思いますが、わりと多くの方々が同じことを言ってくれたので、恐らくそれが自分の特性のひとつではあったのだろうと思っています。そしてそれは、自分が入社時から心がけていたことでもあったので、その部分が最後に評価されたことは嬉しくもありました。 雑用にもちゃんと意味があった私が

          「まずは自分でやってみる」の意味

          1日でできること。

          人は1年でできることを過大評価し、10年でできることを過小評価しすぎる。 以前読んだ何かの本に書いてあった。アンソニー・ロビンズという人の言葉らしい。 毎年年のはじめに、その年の目標を掲げる。今年はあれもしたい、これもしたいと。そしてそのうちの多くは、達成されずに終わる。毎年その繰り返し。一方で、10年後の自分を想像してみると、大した夢や野望も語れずにいた。そんな自分は、この言葉に強く共感したことを覚えてる。 フリーランスになって3日目の今日。この言葉に、もう一文書き加

          1日でできること。

          広告会社を退職しました。これまでと、これからのこと。

          はじめまして、山下侑一郎(@YUICHIRO_Ya)といいます。 2018年3月末をもって、新卒から12年間勤めた広告会社アサツー ディ・ケイ(以下、ADK)を退職しました。初めてのnoteが退職エントリというのもどうかと思いましたが、自分にとっては人生の大きな節目なので、一度しっかり立ち止まり、今の想いを言葉で綴っておきます。 ADK→フリーランス自分でも思い切ったなぁと思います。他の代理店や他業種に転職する人は少なくありません。しかし、自分が選択したのは「フリーランス

          広告会社を退職しました。これまでと、これからのこと。