健常者と発達障害者の住む世界は違うと思った
健常者の皆さんと一緒に会話をしていると、健常者の皆さんと私たち発達障害者は住む世界が違うなぁと思うことがある。
あの人たちは順調に進学、就職して人生のなかで何人か恋人もつくって結婚する。しかし私たち障害者は普通の人たちが当然のように歩む人生すごろくのひとつひとつでつまずき、前に進むことが出来ない。
彼らとLINEのグループ通話をしていて、「恋人に内緒に旅行して怒られた」とか「相手の両親に挨拶する時に緊張した」などのエピソードを話し合っていたが、私はそのような経験は皆無であり、話の輪に入ることが出来ない。
そんな事を何度か経験していくうちに、今までは頑張って健常者に擬態していこうと思い頑張っていたが、彼らと私たちでは明確に違うと考え諦めた。健常者に追い付こうとするのではなく、障害者として健常者のお世話になりながら図々しく生きていくほうが良いのではと。
よく学校や企業で、健常者と障害者との相互理解を深める取組みが行われているが、理解されるのとポジティブに思われるのは関係ないし、却って軋轢を生むだけだと思う。
はやく生活保護や障害者年金を元手に健常者と関わらない生活を送りたい。