深い霧で覆われていることも、いつの日か
2/15の日記。ずっとモヤモヤしていることがある。それはまるで深い霧に覆われているみたいで。晴れて欲しいのだけど、なかなか晴れることはない。「あぁ、どうしてこんなに悩んでしまうのだろう」と、考えすぎて自分自身が嫌になってしまう。こういった心に抱える悩みがグルグル渦巻くとき、昔に叔母が私に伝えてくれたフレーズを思い出す。「暇やから悩むねん」と。でも、私はどうしても気になってしまうのだ。悩んでしまうのだ。「小さなことに悩まない人間だったとしたら、どれだけ楽になれただろう。。」、そんな風に思ってしまう時もある。いろんな体験の積み重ねを通して、少しずつ少しずつ自分の特徴を理解できるようになって、自分で自分を癒すことができるようになったり、機嫌を取れるようになってきた。でも、だからといって、完全に悩みがなくなったことはない。SNSで見えている部分だと、活躍している姿しか見えないかもしれないけれど、見えていない部分では違う面で悩み苦しんで、一人泣いていることもあったりする。「どうしてなの?」「なんで?」って。きっとこれは私だけでなく、みんなも同じだと思う。薄い層を重ねていくみたいに、少しずつ強くはなってきた。けれど、「まだまだ弱いな」って改めて感じた。深い霧のことを考えるだけで、急に涙が止まらなくなってしまうから。このような感情になるときはいつも、メロウな音楽をかけて気持ちの整理をする。涙が止まらないなら、枯れるまで泣く。自分の感情を吐き出せるときに吐く。そうすることで、大きく揺れていた心のさざなみが次第に落ち着くから。
この日の気持ちを作品で表すとしたら、3/1まで会期中の日本橋個展でも展示している『NEBULA』がピッタリと当てはまる。この作品は去年に創り、夕暮れ時の街を撮影したもの。「夕暮れ時の街??」って思うかもしれない。それもそのはずで、天と地をあえて逆さまにしている作品だから。大きな渦は心の迷いを表現していて、それでも煌びやかな光があるのは、どこかで心晴れる希望をうっすらと持っているから。私はいつも作品に言葉を添えている。この『NEBULA』に添えているメッセージは、、、
「恐れない強さが欲しい
隠せない始まり
彷徨いながらも
未来は自分で作っていける」
去年の悩みもがいていた時に創った作品なのだけど、2022年の私の気持ちを代弁してくれているかのよう。「自分で自分の作品に救われるって、こういうことなんだ。」って納得感があった。すぐに解決できないことだからこそ、深い深い霧に覆われている。どうにかして今すぐに霧払いをしたいのだけど、こればかりは難しくて。。。でも、「きっと未来の自分は解決できているはず」と、僅かな希望を私は信じてみたい。それが来年なのか、3年後なのか、5年後なのかはわからない。悩みながらも、深い霧が解消する方向へ向かって動いていく。未来の私を作るのは、現在の私次第だから。
プリちゃん
「今日も『どんな毎日も、宝物になる日記。』を、最後まで読んでくださってありがとうございます。何か響くものがありましたら、スキ、コメントとっても嬉しいです! 」
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