『花・flower・華 2024』
ぎりぎり開期に間に合いました。
玄関脇の実物の桜はもう散ってしまいましたが。
山種美術館の企画展では、いつも1点だけ撮影可になります。
今回、その1枚は、ポスターにもなっていた奥村土牛の『醍醐』。
101歳まで生きた土牛の83歳のときの作品です。
今更説明するまでもありませんが、京都・総本山醍醐寺の「太閤しだれ桜」がモチーフ。
いつか制作したいと思いつつ、長い間思いがまとまらなかったところ、完成に至ったのは、師である小林古径の七回忌の帰り、醍醐寺に寄ったときに見た桜のおか