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私が読んだポプラ社の小説

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noteクリエイターのみなさんが上げてくださっている「ポプラ社の小説の感想文」をまとめるためのマガジンです。
運営しているクリエイター

#小説

二木先生【きみ、結構いやらしいよね。】

黄色の背景と目が隠された少年。 そして、びっしりと書かれたセリフやコメント。 この表紙に…

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『きみはいい子』(中脇初枝 ポプラ社)

「今振り上げたこの手が、一時間前にはあの本を読んでいたのではなかったか。」 子供は天使じ…

野坂美帆
1年前
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読書感想文 小説『あん』を読んで。『感じることの大切さ』

個人がイノベーションできる社会を目指す惠美須一慎です。 今回は小説を読んだ感想です。 本…

1ヶ月50冊読書 【1日目】

『雨の日はソファで散歩』(種村季弘、ちくま文庫)  雨の日はソファに寝転がり、本の上で行…

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ライオンのおやつ (ポプラ社)小川糸

【愛しい日々を味わい尽くして、いつか誰かの光になれるように】 余命宣告を受けた雫は残りの…

えびし
2年前
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抱えたものを抱えたままで『わたしの美しい庭/凪良ゆう』

今日もまた凪良ゆうさんの作品になぐさめてもらった。 今回読んだのはポプラ社より出版されて…

emy
2年前
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「流れる星をつかまえに」 吉川トリコ著 ポプラ社

日常の暮らしの中で抱える劣等感や違和感、怖れやいら立ちなどを描いた短編連作集である。 大きな事件が起きるわけではないが、自分自身がかかえる「あるもの」が影を落として、悩んだり、行動に出たりする人たちを描いている。 軸となるのは「プロム」という欧米でハイスクール卒業時に行われるダンスパーティーをめぐって、それを自校で開催しようとする高校生の周囲の人物模様。 プロムのことを知らなくても読める(私もこれを読むまでまったく知らなかった) 短編6つからなり 平凡な日常から脱却しようとド

#2ライオンのおやつ

小川糸著 ライオンのおやつ ポプラ社 みなさんはこのタイトルからどんなお話を想像するだろ…

栞💛
2年前
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ロスタイム「ルームメイトと謎解きを」

ポプラブッククラブは3月で終了すると思っていましたが、note上の処理の問題でロスタイムが発…

秋色
2年前
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「かがみの孤城」辻村深月

古本屋で買った本にはブックカバーがつかない。 また栞もないこともあったりして、なので布製…

obamin
2年前
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読書日記『お探し物は図書室まで』

本のタイトルに「図書館」や「書店」というキーワードが入っていると読みたくなってしまう。 …

あまおと
2年前
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9冊目 博士の長靴

ポプラブッククラブ2022年2月の本は「博士の長靴」3月発売予定の見本品という素敵なセレクト。…

秋色
2年前
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第140回:「日常を変える」ために大切なこと(いぬじゅん:いつかの冬、終わらない君…

こんにちは、あみのです! 今回の本は、いぬじゅんさんのライト文芸作品『いつかの冬、終わら…

あみの
2年前
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5冊目「貴公子探偵はチョイ足しグルメをご所望です」

届いたレターパック開けてから、思わず「なんじゃこりゃぁ~間違いかぁ?」なんて思ったら2021年11月のポプラブッククラブのおまけに本が1冊!なんとまぁ太っ腹な。いやまぁたしかに普段の私ならこのパッケージはあえて自ら手に取る勇気はないかも・・・と思いながらも「せっかくだしな・・・」とか読んでみました。考えさせられる話題の「君の名前の横顔」を読んだ後だったので、ちょっと落差はありますが、よければお楽しみください。 本の情報紹介 「貴公子探偵はチョイ足しグルメをご所望です」 あ