詩 | quasi ultima

quasi ultima 
あたかも今日が
人生最後の日であるかのように
考えてごらん

quasi ultima
今見える景色が
一変するかのような気持ちに
なるかもしれない

quasi ultima
不安も怒りでさえも
生きているからこそと思えば
ひかり輝くことだろう

quasi ultima
今日一日に出会った
人や物をひとつひとつ
思い出してごらん

quasi ultima 
あの人の笑顔も怒りも
枯れかけの不細工な花も
少しは愛おしくなるだろう

quasi ultima
すべてに別れを告げることを
胸に刻んでみれば
憎しみさえも
きっと愛せることだろう

quasi ultima
見上げてごらん
この空を
覗いてごらん
心の中

quasi ultima
私を愛してくれて
ありがとう
私を憎んでくれて
ありがとう

じゃあ　このへんで　
さようなら

---

2022/9/16(晴れ)も
あと残り４分の１くらいになりました。
今日が人生最後の日ならば、
あなたはどう過ごしますか？

今日は一粒万倍日だそうですね。

#一粒万倍日
#クワシウルティマ
#quasi_ultima
#人生最後の日
#詩
#ポエム
#振り返りnote
#自省録
#マルクスアウレリウス
#sein_und_zeit
#ハイデガー
#哲学
#心理学